全国各地でロケや取材を重ねるバイクメディアの編集長たちは、これまで数えきれないほどの道の駅を訪れてきた“道の駅通”でもあります。本連載「バイクメディア編集長に聞く」第3弾のテーマは、ツーリングで立ち寄りたいおすすめ道の駅。休憩やご当地グルメ、地域ならではの名物を楽しめる道の駅は、単なる中継地点ではなく、それ自体が愛車で目指したくなる目的地にもなります。今回は「モトツーリング」「BikeJIN」「MotoMegane」「ヤングマシン」「Off1.jp」の編集長5名に、それぞれ2カ所ずつ、計10カ所を選んでいただきました。
目次
「モトツーリング」神田英俊編集長が選ぶ、おすすめ道の駅
ツーリングライダーのための情報誌「モトツーリング」の神田編集長は、自ら実走しながら道の駅を巡ってきた一人。今回は、王道の一駅と、ひとクセある個性派の一駅を紹介します。
道の駅 おたり
神田編集長があげるのは、長野県北安曇郡小谷村にある「道の駅 おたり」。源泉かけ流しの温泉を併設し、ツーリングの疲れをそのまま癒せます。
さらに、小谷村の特産品の品揃えが充実しており、神田編集長が太鼓判を押すのが、「小谷杜氏」の流れを汲む地酒「小谷錦」です。
道の駅 針テラス
奈良県奈良市にある「道の駅 針テラス」は、西日本最大級の道の駅として知られています。多くのライダーが訪れる道の駅としても有名ですが、神田編集長が注目したのはそのすぐ足元。名阪国道・針インターチェンジの旧ランプウェイの廃墟が今も残っているという点です。
※旧ランプウェイ周辺には立入禁止区域があります。現地の案内や規制に従い、立入禁止区域には入らないでください。
「BikeJIN」盛岳郎編集長が選ぶ、おすすめ道の駅
全国各地のロケを重ねる中で道の駅を巡ってきた「BikeJIN」の盛岳郎編集長。取材で鍛えた“道の駅通”が選んだのは、印象的な2カ所です。
道の駅 ちくら・潮風王国
「道の駅 ちくら・潮風王国」は、太平洋を望む房総半島南端に位置し、目の前に広がる海と、千倉港に水揚げされたばかりの新鮮な海鮮が楽しめる場所。海沿いを爽快に走れる「房総フラワーライン」沿いに位置し、房総半島ツーリングのルートに組み込みやすい立地も魅力です。中でも盛編集長が印象に残っているのは、肉厚な「アジフライ」だそうです。
道の駅 雫石あねっこ
岩手県岩手郡雫石町にある「道の駅 雫石あねっこ」は、橋場温泉を引いた日帰り温泉を併設し、「走る・食べる・浸かる」がこの1カ所で完結する、旅の締めくくりにぴったりの道の駅です。旨味の詰まった雫石牛のグルメも見逃せません。盛岡方面から田沢湖・角館や八幡平へと抜けるルート上にあり、東北のワインディングを楽しむツーリングの拠点・ゴールとしても重宝します。
・公式サイト:https://www.anekko.co.jp/
盛編集長が語る、道の駅と地方活性化への期待
「MotoMegane」上田慎一郎編集長が選ぶ、おすすめ道の駅
全国のツーリングルートを取材で巡ってきた「MotoMegane」の上田編集長。景色と味、両方の観点から、2つの道の駅をおすすめいただきました。
道の駅 美ヶ原高原
1つ目に選ばれたのは、長野県上田市にある「道の駅 美ヶ原高原」。日本一標高の高い場所にあるといわれる道の駅で、夏の避暑ツーリングに最適な涼しさが魅力です。天気の良い日には八ヶ岳や南アルプス、富士山まで見渡せるツーリングに最適な場所にあり、オリジナルスパイスを使った手作りカレーや、長野の郷土料理「おやき」はぜひ味わいたい一品とのこと。
道の駅 東松島
2つ目は、宮城県東松島市にある「道の駅 東松島」。2024年11月にオープンした比較的新しい施設です。航空自衛隊松島基地のお膝元という立地を活かし、ブルーインパルスのイメージカラーである青と白を基調にしたデザインが目を引きます。
高台からは太平洋の眺望とともに、松島基地所属のブルーインパルスの訓練飛行を見渡せるのが最大の魅力。ご当地グルメの東松島海苔ラーメンや、ブルーインパルスグッズも充実しています。日本三景・松島や牡鹿コバルトラインにも近く、三陸方面ツーリングの中継地点として便利です。
・公式サイト:https://www.michinoeki-higamatsu.com/
上田編集長が語る、道の駅と地方活性化への期待
「ヤングマシン」山形悠貴編集長が選ぶ、おすすめ道の駅
全国各地で取材を重ねてきた「ヤングマシン」の山形編集長。おすすめの2つに選んだのは、美肌の湯で知られる一駅と、北信エリアツーリングの拠点となる一駅でした。
道の駅 きつれがわ
栃木県さくら市にある「道の駅 きつれがわ」は、場内に「日本三大美肌の湯」に数えられる喜連川温泉を併設し、気軽に立ち寄れる足湯も用意されています。お土産には、喜連川温泉の湧出を記念して名付けられた「温泉パン」が人気です。
・公式サイト:https://michinoeki-kitsuregawa.jp/
道の駅 おがわ
長野県上水内郡小川村にある「道の駅 おがわ」は、北信エリアのツーリングの拠点に最適な立地。地元の郷土料理「おやき」などが味わえるほか、周辺の見どころも充実しているそうです。
・公式サイト:https://www.vill.ogawa.nagano.jp/kankou/spot/michinoeki/
山形編集長が語る、道の駅と地方活性化への期待
「Off1.jp」稲垣正倫編集長が選ぶ、おすすめ道の駅
オフロードバイクの祭典やレースの遠征で全国を飛び回ってきた「Off1.jp」の稲垣編集長。以下の2カ所は、遠征の合間に立ち寄ってきた思い出の道の駅です。
道の駅 能生(マリンドリーム能生)
1つ目は、新潟県糸魚川市にある「道の駅 能生」。愛称は「マリンドリーム能生」。日本海側最大級のベニズワイガニ直売所「かにや横丁」が並び、カニ小屋が軒を連ねる光景は圧巻です。
・公式サイト:http://www.marine-dream.net/
道の駅 ゆうひパーク三隅
2つ目は、島根県浜田市にある「道の駅 ゆうひパーク三隅」。日本海に沈む夕日を一望できるフォトジェニックな景観が魅力です。ここでしか見られない、とっておきの景色を楽しめます。
・公式サイト:https://kankou-hamada.or.jp/guidepost/6175
今回登場した5誌の編集長が選んだ道の駅は、道路の歴史を感じられる個性派スポットから、地酒も目当てになる一駅、海の幸を堪能できる港町、高原の絶景ロード、ブルーインパルスを望む新スポット、鉄道と夕日が重なる名所まで、エリアも魅力も実に多彩でした。それぞれの道の駅には、休憩やご当地グルメだけでなく、その土地ならではの歴史や文化、人との出会いが詰まっています。
ツーリングプランを立てるときは、走るルートを起点に考えるだけでなく、今回のような“立ち寄りたい道の駅”から逆算してルートを組んでみるのもおすすめです。愛車で目指したくなる目的地を見つけることが、その土地を訪れ、地域の魅力に触れるきっかけとなり、地方活性化の一助にもなるはずです。
モトツーリング(Xアカウント) https://x.com/mototouringBikeJIN https://www.bikejin.jp/
MotoMegane https://www.motomegane.com/
ヤングマシン https://young-machine.com/
Off1.jp https://www.off1.jp/ ギャラリーへ (16枚)
情報提供元 [ MOTO INFO ]
この記事にいいねする













































