こんにちは、九州のバイク旅大好きカメラマンの鉄馬写真家です!
2017年より始めたツーリング誌の九州取材活動で得たノウハウを生かし、九州エリアの厳選おススメツーリングスポットを、鉄馬写真家目線でエリアごとに紹介していきます。
第10回目は、九州ツーリング人気エリアのひとつ「長崎県島原エリア」をご紹介いたします!

1.諫早湾を貫く8㎞の海中ルート「雲仙多良シーライン」

諫早市高来町から雲仙市吾妻町まで、有明海の諫早湾上を南北に通る全長約8kmの快走ルート。中間にはトイレ完備の休憩所があり、展望歩道橋も設置されている。

佐賀・福岡方面から島原へ行く場合に、とても重要な役割を果たしており、諫早市内を経由せずに島原へ行ける最短ルートでもある。

 

雲仙多良シーライン
所在地 長崎県諫早市高来町-雲仙市吾妻町
駐車場 無料駐車場有 二輪専用Pなし
諫早湾干拓堤防管理事務所 TEL:0955-23-3479
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2.島原の歴史を堪能できる白亜の城「島原城」

島原城は元和4年(1618年)から7年の歳月を費やして築いた白亜五層天守閣を核とする城である。明治維新により廃城が決定し、明治7年に解体したが、昭和35年に「西の櫓」を復元、次いで昭和39年「天守閣」、48年「巽の櫓」、55年「丑寅の櫓」などが矢挟間・鉄砲狭間を備えた長塀とともに復元された。現在天守閣には、キリシタン資料並びに藩政時代の郷土資料・民俗資料などが展示されている。

朝日に照らされる白亜の五層天守閣は、どこから見ても美しい歴史的建造物だ。

 

城内にはRVパークも併設されており、ライトアップされた島原城を至近距離で見ることができる。2025年4月5日(土)~2026年3月28日(土)の期間中は、闇夜の島原城内を散策できる「島原城 夜の陣」も開催中。

 

島原城
住所 長崎県島原市城内1丁目1183-1
営業時間 9:00~17:30(入館は17:00まで)
連絡先 島原城天守閣事務所(株式会社島原観光ビューロー)
TEL:0957-62-4766
天守閣入館料 大人700円、小中高350円
※夜の陣
開館時間 18:30~21:00(最終入館20:30)
参加料金 大人:1,000円(税込) / 小中高生:600円(税込) / 未就学児:無料
駐車場 無料 二輪専用Pなし

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3.土石流被災家屋保存公園が併設「道の駅ひまわり」

令和5年4月にリニューアルオープンした島原半島唯一の道の駅。
地元の新鮮な野菜やくだもの、手延べ素麵や雲仙ハムなどの加工品といった島原ならではの特産品が購入できる。また、併設している土石流被災家屋保存公園には、雲仙岳噴火災害(平成2年11月17日)で被災した家屋が保存されている。

平成25年にリニューアルオープンした島原半島唯一の道の駅ひまわり。(※旧名称は道の駅水なし本陣ふかえ)

 

平成2年に起こった火砕流で被災した家屋がそのまま保存されている。

 

道の駅ひまわり
住所:長崎県南島原市深江町丁6077
電話:0957-61-0771
営業時間:店舗9時〜17時
レストラン 10時30分〜15時(ラストオーダー14時50分)
駐車場 あり(無料) 二輪専用P なし
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4.火砕流の痕跡を辿る「島原まゆやまロード」

島原まゆやまロードは、平成12年3月21日に開通。眉山を迂回して、日本で一番新しい平成新山の間近を通る全長8キロメートルの道路だ。ルート沿いには「平成新山展望園地」があり、火砕流・土石流跡などダイナミックな自然の営みや日本一の砂防ダム群など迫力ある世界観を体験できる。

平成新山をバックに走る超快適ロードで、全区間でおススメルートだ。

 

平成新山から深江町までの火砕流跡を見ながら走ることができる貴重なルートだ。

 

島原まゆやまロード
住所 長崎県島原市(県道千本木島原港線)
連絡先 しまばら観光課 0957-63-1111
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5.絶景を見ながら走る一方通行道路「雲仙仁田峠循環道路」

雲仙国立公園内にある有料道路で、国道57号から入り、入口(協力金100円)以降は一方通行。観光名所である仁田峠を経て、国道389号に至る。途中2箇所の展望所があり、雲仙岳・平成新山の雄姿を間近に望むことができ、天気が良い日には阿蘇山が見える。
夏は避暑ツーリングの目的地としても最高だ!

仁田峠第二展望所からは、荒々しい平成新山の雄姿を間近に見ることができる。

 

仁田峠第2展望台から見える島原半島の絶景は息をのむ美しさだ。

 

雲仙仁田峠から山頂までロープウェイで上がることができ、四季を通じて色々な風景に出会える貴重なスポットになっている。

 

雲仙仁田峠循環道路
住所 長崎県雲仙市小浜町雲仙551
電話番号 0957-73-3572
営業時間(夏季)8:31~17:23/切符販売17:00まで
(冬季)8:51~17:11/切符販売16:50まで
休日 年中無休
料金 [往復]大人(中学生より大人料金)/1,500円 小人/750円
[片道]大人/830円 小人/420円
無料駐車場あり 二輪専用Pなし
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6.ライダーに大人気「雲仙ドラゴンロード」

九州の人気ツーリングスポットのひとつとして知られるドラゴンロードは、国道389号と国道251号を繋ぐ県道128号/雲仙千々石線の通称で、まさに龍が舞うように5つのヘアピンが続く走りごたえのある区間が続く。展望所にバイクを停め、橘湾の素晴らしい眺めを堪能しよう。

雲仙温泉街から延びる県道128号線沿いにあり、ライダー好みの連続ヘアピンコーナーが続く超爽快ルートだ。

7.島原の乱の舞台となった「原城跡」

島原半島南部にある原城跡は、約400年前に起こった島原・天草一揆(島原の乱)の舞台となった有名な城跡だ。現在は、キリスト教を恐れた幕府軍による徹底的な破壊(破城)があったため、石垣なども所々残って居る程度だが、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の1つとなりっている。海を挟んだ先には、天草を望むことが出来る。

城郭としての面影は薄いが、島原の乱の舞台となり、現在は世界文化遺産の構成資産の一つに登録されている。

 

城内には6歳で島原の乱の総大将として参加した天草四郎像がある。ちなみに像の制作者は長崎平和祈念像を創った南島原出身の彫刻家・北村西望氏の作品でもある。

 

原城跡
所在地 長崎県南島原市南有馬町乙
連絡先 0957-65-6333
駐車場 原城跡大手口駐車場 原城跡駐車場 無料 二輪専用Pなし
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【九州7県厳選おススメツーリングスポット⑩】長崎県 島原エリア7選 ギャラリーへ (13枚)

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