iPhoneの鮮烈なデビューから始まり、今や普及率は2人以上の世帯において84%を超えるスマートフォン。
ヤフーニュースより

スマートという言葉は賢い・利口といった意味を指していて、直訳すると賢い携帯電話となります。
そんな賢い携帯電話を、皆さんは賢く使いこなしていますか??

今回はスマートフォンのアプリ機能の一つである「Googleマップ」をスマートに使いこなせるようになる!初心者必見説明シリーズの第2段です!

今回もGoogleマップの使い方について、よぉおおく噛み砕いて丁寧にご説明していきますので、もうわからないなんて言わせませんよ!

まずはおさらい。『Googleマップ』でできる14のコト

まず前回でも登場したGoogleマップでできることリストを御覧ください。

  • [1]近くのコンビニ・ガソスタなどを探せる検索機能(説明済!
  • [2]カーナビの様なルート案内機能(説明済!
  • [3]目的地までの所要時間計算(説明済!
  • [4]最新の渋滞情報
  • [5]事前に道路状況を察知できる取締り路線案内
  • [6]海抜/標高がわかる地形地図機能
  • [7]空撮画像の地図表示
  • [8]複数の目的地を設定して経由できるルート構築機能
  • [9]ツーリングの予定ルートをみんなに共有できる機能
  • [10]お気に入りの場所を地図上にメモできる機能
  • [11]“今どこにいるか”をリアルタイムに仲間と共有できる機能
  • [12]集合場所?どこで曲がる?現地の様子を事前に予習できる機能!
  • [13]圏外でも使える地図が使えるオフライン機能
  • [14]過去のルートを遡れるタイムライン機能

第1回目では[1]~[3]まで説明しましたので、今回はその続き[4]~[5]を解説していこうと思います。
渋滞にはまってしまうとせっかくのツーリングも面白くないですし、安全運転に努めていても取締路線ではヒヤっとしてしまうものです。

そう、ライダーにとって道路情報は常に変わりゆく命!道路情報を制するものがツーリングを制します!

そしてスマートな電話のスマートなGoogleマップなら、そういった点ももちろんフォローしています。

『これで完璧!渋滞情報をキチンと把握しよう』

ナビ利用する際、大多数の人が気にするのはルートと所要時間でしょう。
道路の混雑状況がわかっていると、いないとでは取得情報に差が出てしまい、さらには混雑度合いは刻一刻と変わるものですので、鮮度も大事と言えます。

足つきの悪いバイクに乗っている時に、また高回転型エンジンの車両に乗っている時に渋滞へはまらないために、まずはスマホを出してGoogleマップのアイコンを押してみましょう。

こちらが最初の画面(少し現在地からずらしてしまっていますが……)。
その状態で右上のサンドイッチの様なアイコンを選択します。

ここからベースとなる地図の種類と、その地図の上にどんな情報を付随させるかが選べる地図の詳細が設定できます。
そこで地図の詳細から「交通状況」を選択しましょう。

するとあら不思議。画面が通りに沿ってカラフルになりました。
この配色は道の混雑状況をリアルタイムで表示していて…、

  • 濃い赤/渋滞中
  • /渋滞に近い
  • オレンジ/混んでいる
  • /問題なし!

といった意味を含んでいます。
地図の画面を移動させていけば各都市の“今”の交通状況が手に取るようにわかりますよ。

【箸休めの余談話し】99台のスマホで仮想渋滞をつくれるか

Googleマップは皆さんの移動状況をリアルタイムで集めていて、「この人のスマートフォンは移動が遅いけど渋滞中かな?」「この人のスマートフォンの移動が早いということは道がスムーズということだ!」と集計結果を表示しているにすぎません。

Googleマップの交通状況機能は、日本中の人、世界中の人が協力して作っているというワケ。なんとも壮大な話しですね。

あれ、でもということは、何台ものスマートフォンを持ち歩いて遅~く移動すると、集計結果をだまして渋滞を作り出すことができるのでは……?

そんな気になる実験をドイツの方が行ってみました。

結果は仮想の渋滞を作ることに大成功!
たった99台のスマートフォンを持ち歩けば世界を騙すができるなんて、なんとも面白い話しですね。

参照元:engadget

取締り注意や通行止めなど!事前に道路状況を察知できる案内機能

皆さんのスマホからの移動情報を集め、集計結果を便利なものに変えてくれるGoogleマップ。

そんなGoogleマップの中で、「故障車あり」「道路上に落下物あり」さらには「スピード違反取締り中」などの道路情報が見られたらとても便利だと思いませんか?

ご安心ください、Googleマップには道路情報表示機能も備わっていますよ。
かゆいところには当然のように手が届くなんてGoogleマップさまさまです!

地図の詳細より交通状況を選んでいる状態で、各エリアを見ているとたまに見かける「!/びっくりマーク」や、「(-)/通行止め」のアイコン表示。

これが、その道路の今の状況というワケ。
自分がこれから走るルート上にこういったアイコンがある際は、いつもよりさらに周囲に気を配って走るよう心がけましょう。

ただし、これらのアイコン情報はあくまでユーザーの善意の投稿で成り立っている機能になります。
リアルタイムとはいえ、タイムラグがある可能性も考慮しておきましょう。

自分も道路情報を発信してみよう!

このユーザー投稿の機能は、もちろん皆さんも投稿することが可能です。

■すでに地図上にアイコンがある場合
地図上にあるアイコンは全てどこかの誰かが投稿した道路情報になります。
そのどこかの誰かは、同じ場所にずっと居てくれるワケではありません。

もしあなたが“今”の最新情報を知っている時は、どこかの誰かの投稿に自分の投稿も交えて、情報に厚みを加えてあげましょう。
投稿方法はとっても簡単で、アイコンを選択して表示される、「この道路は現在〇〇◯◯ですか?」の問いかけに、「同意する/しない/わからない」の3つに選択肢から答えるだけ。
次にその道を通るどこかの誰かに最新情報を教えて上げましょう!

■自分が一番初めの投稿者になる場合

第一発見者として投稿するには、“カーナビゲーション機能を利用している必要”があり、投稿できる座標も現在地の近辺に限ります。
一見、不便のように感じますが、例えば、カムチャッカの若者がメキシコの交通情報を知ったかで投稿できてしまうのもおかしな話しですよね。
情報の信頼性を上げるための最善策をGoogleマップはとっているワケです。

さて、道路状況を投稿するのは、カーナビ機能の右上「吹き出しプラスアイコン」からになります。
選択して表示されるレポートの追加画面から、任意の道路状況アイコンを選べば投稿環境。とても簡単ですね!

※レポートを送信する際は周囲の状況をよく確認して、必ず停車時に利用するよう心がけて下さい。でないとあなた自身が渋滞の元となってしまうかも……?

あとがき

Googleマップの2記事目の説明は以上です!
特に今回は、バイク乗りにとっては重要項目だったと言えるのではないでしょうか。
この拙い説明で、お手持ちのスマートフォンが少しでも日の目が見られたなら幸いです。

またGoogleマップの便利な機能は今回紹介した限りではありません!
まだまだGoogleマップには便利な機能がいっぱいで、バイク乗りに教えたい/伝えておきたいコトが盛りだくさんなので、期待していて下さい!

それでは皆さん、また次回の記事でお会いしましょう。

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