
こんにちは、九州のバイク旅大好き鉄馬写真家です!
2017年より始めたツーリング雑誌の九州取材活動で得たノウハウを生かし、九州7県40エリアの厳選おススメスポットを、エリアごとに紹介していきます。
第4回目は、熊本県天草エリアの紹介です!
目次
1. CMで火が付いた?!海に消える道「長部田海床路」
海の中へひたすらつづく道と、そのかたわらの電柱の組み合わせが一躍有名になったスポット。日本一干満差のある有明海にあるため、干潮時は沖合いの海苔の養殖網群へ向けて、コンクリート製の道が出現。 ジンベエ像は熊本県出身の漫画家・尾田栄一郎さんが描く「ONE PIECE」が連動したプロジェクトの一環で設置された。 もともと海苔養殖や貝を採る漁師のために1979(昭和54)年に建設された海床道路。
※写真撮影や道を散策する際は、漁業関係者の邪魔をしないように気をつけよう。
2. 2023年OPEN!OKAGESAMA MOBA
長部田海床路のある住吉海岸公園内に、海藻品を取り扱うショップ&カフェがOPEN。ライダー御用達のソフトクリームはもちろん、海藻商品も数多く販売。MOBAには日本一の海藻屋として皆様に安らぎと豊かさを与えられる「藻場」のような場所を作りたいという思いと「おかげさま」の感謝の気持ちが込められている。 二輪駐車場も完備した住吉海岸公園内にり、南小国のジャージー牛乳でつくられたソフトクリームは絶品。 長部田海床路を見ながらオープンデッキでのんびりとカフェタイムをしよう。
3. 世界文化遺産登録の三角西港
明治三大築港のひとつで、オランダ人水理工師ムルドルの設計と日本人石工の技術が融合した湾岸都市として、明治20年(1887年)に開港。2015年には「明治日本の産業革命遺産」の一つとして世界文化遺産に登録。長さ756mの石積埠頭や浮き桟橋、排水路、移築・再建された建物などが貴重な文化財として保護され、当時の風景を今に伝えている。 三角西港からは、2018年に完成した新天草1号橋「天状橋」と旧1号橋「天門橋」が並んで見える。 ムルドルハウスは、オランダ人技師ムルドルにちなんで新たに造られた物産館。 工芸品や特産品などが販売されている。 法の館(旧三角簡易裁判所)は、世界文化遺産に登録された三角西港内にある旧簡易裁判所で、現在は「法の館」として一般公開されている。
宇城市三角町三角浦1263-5
定休日 : 毎週水曜日
11:00~17:00
法の館(旧三角簡易裁判所)
宇城市三角町三角浦1031
閉館日 年末年始
9:00~17:00
2輪専用Pなし
4. タコ入道が待つ道の駅 有明 リップルランド
天草市の玄関口でもある有明町にあり、施設内には物産館やレストランがある。有明温泉「さざ波の湯」も併設しており、温泉ツーリングに最適! 天草の物産品や地元の農林水産物が所狭しと並んでいる。 有明町の特産品「タコ」を使った名物「タコすてーき(タコの柔らか煮)」(真空パック)や、炊き立てのご飯に混ぜるだけで手軽に郷土料理「タコめし」が味わえる。 有明町でタコによるまちづくりの一環として平成17年に完成した「ありあけタコ入道」。タコの足に入って写真撮影ができるなど、観光スポットとして人気を呼んでいる。
営業時間 物産館 9:00~18:00
レストラン(物産館内)10:00~17:00
TEL 0969-53-1565
定休日 物産館 :年中無休
温泉施設:さざ波の湯 毎週水曜日(祝日の場合は翌日)
二輪専用駐車場 なし
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5. 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産の構成資産のひとつ「崎津集落」
禁教期において仏教、神道、キリスト教が共存し、漁村特有の信仰形態を育んだ崎津集落。キリスト教布教の時代、﨑津は1569 年イエズス会修道士アルメイダによって布教が開始され、ほとんどの村人がキリスト教徒となったと言われる。2018年に長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつとして世界遺産に登録された。 禁教時代、潜伏キリシタンが密かにオラショ(お祈り)を唱えていた崎津諏訪神社から見た崎津教会。 崎津集落と海を挟んだ所にある教会公園。崎津教会と崎津集落を見渡すことができる絶景スポット。 1934年頃、ハルブ神父の時代に鉄川与助が設計施工した教会。木造で、正面の尖塔部分は鉄筋コンクリート、内部は畳敷きで祭壇はかつて絵踏みが行われていた位置に当る。背後の海に溶け込み「海の天主堂」とも呼ばれている。
6. 新熊本100景にも選ばれた「牛深ハイヤ大橋」
牛深漁港の海上を通り、加瀬浦地区にある後浜新漁港へと続く全長883mの橋。くまもとアートポリス事業のひとつで、イタリアの建築家レンゾ・ピアノ氏が設計。 自然景観と調和した美しさで、魚の銀鱗を思わせる風よけ板のデザインも大きな特徴で、車道のほか、歩道も両側に完備されているので散策にもおすすめ。 「牛深ハイヤ節」は海産物などを運搬する船乗りたちと牛深の女性たちが歌い踊っていたものが始まりと言われている。
夜はライトアップされ、牛深観光のメインスポットとなっている。
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