
Webike Plusをご覧の皆様、こんにちは!元首都圏民かつ現在は北海道のど田舎に住んでいる男、さすライダーです。
首都圏在住時に住んでいた千葉県に次いでよくツーリングに行っていた場所は神奈川県で、都会も海も山も味わえるバランスの良さがお気に入りでした♪
特に箱根エリアは日本屈指のツーリング・観光王国なので、それも踏まえた上で今回は神奈川県のおすすめツーリングロード・スポットを紹介します。
※各スポット情報は2025年3月時点のものです。掲載の情報は予告なく変更になる場合があります。お出かけになる際は事前にお確かめください。
目次
1 絶景ロード:アネスト岩田 ターンパイク箱根
神奈川県が誇る箱根エリアを貫く絶景ワインディングロードが「アネスト岩田 ターンパイク箱根」です。
おそらく「知名度」という観点では、数ある日本のバイク乗りが好む道の中でもトップクラスの存在で、常にバイク雑誌や各種メディアで引っ張りだこの道です!
ちなみに元々は単に「箱根ターンパイク」という名前でしたが、2015年からネーミングライツにより横浜市に本社を構える産業機器メーカー「アネスト岩田」の名が加わっています。
さすライダーのワンポイントアドバイス
アネスト岩田 ターンパイク箱根は全長約15.7kmの有料観光道路で、神奈川県は小田原市と湯河原町を結んでいます。
バイクの通行料は650円(現金・ETCX)と距離を考えると少々割高な設定に思えますが、その分良好な路面状況と富士山が見える抜群の景観がライダーのテンションを上げてくれます!
なお、残念ながら125cc以下のバイクは通行不可となっているので、そこだけは要注意です。
TEL:0465-23-0381
料金:650円(現金・ETCX)125cc以下は通行不可
バイクOKの駐車場:PA数カ所あり(無料)
公式HP:https://www.htpl.co.jp/
2 絶景ロード:箱根スカイライン・芦ノ湖スカイライン
ターンパイクと同じく箱根エリアを貫く絶景ワインディングロードが「箱根スカイライン」と「芦ノ湖スカイライン」です。
どちらも富士山を見ながら走れるライダーに大人気の快走路ですが、前者は厳密に言うと静岡県に属する道だったりします。。。
しかし、ライダーは両者をセットで走り繋ぐのがセオリーなので、一応今回は神奈川県特集に入れさせて頂きました。
さすライダーのワンポイントアドバイス
箱根スカイラインは全長約5km、それから芦ノ湖スカイラインは全長約10.7kmの有料道路で、前者のバイクの通行料は350円、後者は500円となっています(どちらも125cc以下のバイクは通行不可)
両者共にどちらから侵入しても片方にそのまま接続できる道ですが、芦ノ湖スカイラインは「支払いが現金のみ」とライダーにとってはやや不便なのが玉に瑕です(箱根スカイラインは電子マネーOK)
ちなみに箱根スカイラインは「箱根芦ノ湖展望公園」芦ノ湖スカイラインは「三国峠」がおすすめの展望&駐車スペースです!
TEL:054-254-3424
料金:350円(現金・電子マネー)125cc以下は通行不可
バイクOKの駐車場:箱根芦ノ湖展望公園(無料)
公式HP:https://siz-road.or.jp/road/hakone/
TEL:0460-83-6361
料金:500円(現金のみ)125cc以下は通行不可
バイクOKの駐車場:三国峠(無料)
公式HP:http://www.ashinoko-skyline.co.jp/
3 アドベンチャーロード:ヤビツ峠
日本を代表するおしゃれシティ「横浜」を有する神奈川県の「オシャレ度ZEROのアドベンチャーロード」が「ヤビツ峠」です。
正式名称は「県道70号線 秦野清川線」で、秦野市から宮ヶ瀬湖へと抜ける全長約70kmのロングワインディングロードになっています!
全体的に道幅が狭く、場所によっては「舗装林道レベル」の決して快走路とは言えない道ですが...逆にそれがライダーの冒険心を掻き立てるまさにアドベンチャーな道です。
さすライダーのワンポイントアドバイス
おそらくヤビツ峠を初めて走ったライダーなら「(失礼ながら)こんなド田舎の道に休憩スポットなんてないよね...」と思うかもしれませんが...実はまさに峠の最高地点に「ヤビツ峠レストハウス 丹沢MON」があります!
ちゃんと舗装されている駐車場と公衆トイレ、それから売店とレストランもあるので、ここはぜひ立ち寄ることをおすすめします。
なお、ヤビツ峠の道沿いには丹沢MON以外にも所々にカフェや展望スペースがあり、さすがド田舎でも天下の神奈川県様を感じます(北海道のド田舎=半径50km人工物なし)
TEL:0463-82-8833(秦野市観光協会)
バイクOKの駐車場:ヤビツ峠レストハウス 丹沢MON(無料)、他PAやカフェあり
公式HP:https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_yabitsutouge.html
4 海の道:東京湾アクアライン
神奈川県と千葉県を海底トンネルと橋で結ぶ壮大なスケールの海の道が「東京湾アクアライン」です。
1997年12月18日に開通した有料自動車専用道路で、神奈川県は川崎市側が約9.5kmの海底トンネル、それから千葉県は木更津市側が約4.4kmの橋梁という構成になっています。
ちなみにバイクの通行料は通常2,510円となかなか高額な設定ですが...ところがETCを使うと一気に640円と逆に割安感のある金額になるので、ここを走る際はくれぐれもETCの準備をお忘れなく(125cc以下は通行不可)
さすライダーのワンポイントアドバイス
海底トンネルと橋で構成された海の道!というだけでも非日常感のある東京湾アクアラインですが、ちょうど中間地点にある唯一のPA「海ほたる」もこれまた非日常感に溢れています!
まるで海に浮かぶ要塞のような佇まいをしていますが、実際は各種設備や巨大なフードコート、そして多数のショップを取り揃えている一大観光地になっており、目の前に広がる東京湾を眺めながらコーヒーを飲むとまさに非日常を味わえます!
なお、東京湾アクアラインは神奈川県側からも千葉県側からも、海ほたるに立ち寄ってUターンするのもOKです。
料金:2,510円(ETC料金640円)※125cc以下は通行不可
バイクOKの駐車場:海ほたる(無料)
公式HP:https://www.umihotaru.com/ait_tanken/about_aqua.html
5 グルメスポット:三崎港のマグロ
横浜シティから日帰りで行ける、ライダーに人気のツーリングエリア「三浦半島」の先端に位置する漁港が「三崎港」です。
「日本有数のマグロの水揚げ高を誇る漁港」として広く知られており、それゆえ港周辺には新鮮なマグロ料理を味わえる飲食店がひしめき合っています!
しかも、マグロでお腹を満たした後はバイクで城ケ島大橋を渡って「城ケ島」に上陸する「島旅」も味わえる、もはやライダーにとって一石三鳥くらいの場所です。
さすライダーのワンポイントアドバイス
バイクOKの駐車場:三崎フィッシャリーナ・ウォーフ うらり(バイク専用スペース・無料)
おすすめのマグロ料理店:鮮味楽、まるいち食堂、庄和丸
公式HP:https://miura-info.ne.jp/
6 観光スポット:江ノ島
神奈川県が誇る日本有数の海水浴やマリンスポーツのメッカ「湘南エリア」で最も有名な場所が「江ノ島」です。
言わずと知れた国道134号線沿いにポツンと佇む周囲約5kmの小さな島で、パワースポットの「江島神社」やご当地グルメの「江ノ島丼」などで全国的に知られた存在です!
ライダーとしてはバイクで「江ノ島大橋」を渡ってそのままアクセスできるところが嬉しいポイントです(=気軽に島旅)
さすライダーのワンポイントアドバイス
江ノ島内は基本的に歩いて観光することになるので、バイクで上陸したらそのまま「湘南港臨港道路附属駐車場」へと向かいましょう。
ここはきちんと管理されている、バイクは1日最大750円(1時間150円)で駐車できる民営のパーキングで、一応島内には「江ノ島西緑地駐輪スペース」という名の無料駐輪スペースもありますが...主に治安面や「大型バイクは停められない」というデメリットがあります。
TEL:0466-22-4141(藤沢市観光センター)
料金:入場無料(江ノ島大橋から進入)
バイクOKの駐車場:湘南港臨港道路附属駐車場(1時間150円・最大750円)、江ノ島西緑地駐輪スペース(無料)
公式HP:https://www.fujisawa-kanko.jp/
7 観光スポット:鎌倉の大仏
江ノ島と同じく湘南エリアを代表する観光スポットが「鎌倉の大仏」です。
日本人なら実物を見ずともテレビや雑誌で一度は目にしたことがあるであろう...そんな知名度抜群の国宝で、正式名称は「鎌倉大仏殿高徳院」です。
実は「誰が造ったのか?なぜ造られたのか?いつ完成したのか?」などの基本的な情報が未だ判明してない謎だらけの存在だったりしますが...だがしかし!それがまたライダーのツーリングロマンを掻き立ててくれます。
ちなみに鎌倉の大仏の拝観料は大人1名300円で、プラス50円で大仏の胎内も拝観できます。
さすライダーのワンポイントアドバイス
鎌倉の大仏を見学するためにはバイクをどこかに停める必要がありますが、個人的なおすすめは大仏まで徒歩1分の「大仏有料駐車場」です。
バイクは1時間400円と価格だけを見れば少々割高な設定に思えますが...しかし大仏周辺で他にバイクを置ける駐車場が見当たらないこと、そして神奈川県の超一級観光スポットであることを考慮すれば、むしろ妥当かリーズナブルな設定だと思います!
そして、これは完全に僕の独断と偏見での提案ですが、大仏を見学した後は「鎌倉 いも吉館」で名物の「スイートポテト」か紫いもと抹茶をミックスしたソフトクリームの「あじさい」を食べることをおすすめします(大仏から徒歩圏内ではありません)
TEL:0467-22-0703
料金:拝観料300円、プラス50円で胎内の拝見も可能
バイクOKの駐車場:大仏有料駐車場(1時間400円)
公式HP:https://www.kotoku-in.jp/
8 商業施設:MARINE & WALK YOKOHAMA
首都圏屈指のおしゃれ&レジャースポットの密集地、横浜シティのベイエリアにある大型商業施設が「MARINE & WALK YOKOHAMA」です。
...っと、もはやツーリングスポット紹介ではなく、ただの横浜の観光案内では?と思うかもしれませんが...ところがMARINE & WALK YOKOHAMAの数あるテナントの中に「KUSHITANI PERFORMANCE STORE 横浜」があると言ったらどうでしょうか?
しかも、横浜の一等地にあるバリバリの商業施設なのに...なんと!無料のバイク駐輪スペースも用意されている、実は「都会の中のツーリングスポット」なのです。
さすライダーのワンポイントアドバイス
「KUSHITANI PERFORMANCE STORE」はバイク用品メーカー「KUSHITANI」の直営ストアで、2025年3月時点で全国に7店舗が展開されています。
そして、そのうちのひとつがMARINE & WALK YOKOHAMAの中にある「横浜店」で、決して周りのハイセンスなショップの数々に引けを取らない洗練されたイメージの店舗です!
普通はバイクの格好で都会のオシャレスポットに行くと、確実に浮いて見えますが...ここはKUSHITANIがあるおかげで全然浮かないので、むしろ「ある意味最も神奈川県らしいツーリングスポット」と言えるかもしれません。
TEL: 045-680-610
営業時間:概ね11:00 - 20:00(ショップにより異なる)
9 パワースポット:箱根神社
芦ノ湖越しに見える富士山と朱色の鳥居!...そんな「これぞ This is Japan!」を具現化している日本屈指のパワースポットが「箱根神社」です。
開運厄除けや心願成就、そして交通安全から縁結びに至るまでの実に幅広い分野で御利益がある神社とされており、同じ敷地内にある「九頭龍神社」と合わせて「両社(りょうしゃ)参り」をするのが定番です。
なお、箱根神社の拝観料は無料ですが「宝物殿」を見学するためには入場料として500円が必要です。
さすライダーのワンポイントアドバイス
箱根神社には数カ所の駐車場がありますが、個人的におすすめの場所は「北参道駐車場」です。
理由としては神社まで参道を10分ほど歩く必要があるので、神社に近い第1〜第3駐車場に比べて混雑が少ないからです(歩くのが嫌いなライダーには向きません)
そして、北参道駐車場から神社まで歩くと、名物の「権現からめもち」が通常の2倍美味しく感じるというメリットもあります。
TEL:0460-83-7123
参拝可能時間:8:15~17:00
料金:参拝無料
バイクOKの駐車場:北参道駐車場(無料)
公式HP:https://hakonejinja.or.jp/
10 グルメスポット:真鶴 魚座
あともうちょっと走ればライダーズパラダイスの「伊豆」に突入できる距離なので、多くのライダーがスルーする静かな港町が「真鶴(まなづる)町」です。
そして、その真鶴町にあるカジュアルで入りやすい海鮮料理店が「真鶴 魚座」で、店舗の目の前が駐車場なのでバイクでのアクセスが良好です!
定番の海鮮丼からテラス席での海鮮BBQ(要予約)まで幅広い客層とニーズにマッチするメニューが用意されているので、ソロツーリングにもマスツーリングにもおすすめのお店です。
さすライダーのワンポイントアドバイス
数ある真鶴 魚座の海鮮メニューの中でも僕のおすすめは「アジ・シラス・マグロの三種丼」です!
ネタが新鮮で美味しい上に味噌汁とお新香と小鉢まで付いてくるボリューム満点のフルコースなので、ここに行く際はお腹を空かせて行くことをおすすめします。
TEL:0465-68-6511
営業時間:10:00~15:00
定休日:なし(年中無休)
バイクOKの駐車場:敷地内にあり(無料)
おすすめメニュー:アジ・シラス・マグロの三種丼
公式HP:https://sakanaza.jp/
神奈川県は実に手広い!
ツーリングの定番の絶景ワインディングロードあり、横浜のオシャレな意識高い系スポットあり、そしてそれとは正反対のアドベンチャーな道もあって、さらにはパワースポットやグルメスポットに加えて、ダメ押しの海の道や島旅も味わる!?
...って、手広い、実に手広いじゃないか神奈川県!ってことで今度の週末はバイクで神奈川県にGOですね♪
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