
Webike Plusをご覧の皆様、こんにちは!元バーチー県民な北海道民、さすライダーです。
千葉県は首都圏屈指のツーリングエリアとして、都心からのアクセスよし!海と山の景色あり!絶景スポットと観光スポットあり!そしてご当地グルメあり!とかなりの高スペックを誇っています!
実際、元バーチー県民としても「千葉県ツーリング」をエンジョイしていたので、今回は特におすすめの場所を完全なる独断と偏見で紹介させていただきます。
※各スポット情報は2025年1月時点のものです。掲載の情報は予告なく変更になる場合があります。お出かけになる際は事前にお確かめください。
目次
1 最果てスポット:犬吠埼
ライダーならみんな大好き最果てスポット!それが千葉県は銚子市にある「犬吠埼(いぬぼうさき)」です。
北海道を除いた本州の最東端に位置する岬で、ここをバイクで訪れることは「千葉県ツーリングのひとつのステータス」と言えます!
以前は最東端を示す看板と灯台、それから海を見渡せる展望台以外は何もない、ある意味「正統派の最果てスポット」でしたが、、、現在は観光案内所やフードコート、それからショッピングモールが入った商業施設の「犬吠テラステラス」がある「令和の映えスポット」へと変貌を遂げています。
さすライダーのワンポイントアドバイス
犬吠埼の周辺には無料の駐車場が数カ所あるので、基本的には「バイクを停める場所探し」で苦労することはありませんが、大型連休時や元旦前後(初日の出)に限っては停められない可能性大です。。。
ちなみに犬吠埼の周辺を走る「県道254号線」は気持ちの良いシーサイドルートかつ写真撮影スポットとしても優秀です!
TEL:0479-21-6667(銚子ジオパーク推進協議会)
料金:入場無料
バイクOKの駐車場:周辺にあり(無料)
公式HP:https://www.choshi-geopark.jp/geosite/15/index.html
2 シーサイドロード:房総フラワーライン
冬でも温暖な南房総エリアを満喫できるシーサイドロードが「房総フラワーライン」です!
犬吠埼と並ぶ「千葉県ツーリングの2大巨頭」とも言える道で、館山市から南房総市までの全長約46kmの道の総称が「房総フラワーライン」です。
キラキラと輝く太平洋を横目に思わずアクセルを開けたくなりますが、一部道路上に砂浜から舞ってきた砂が散乱している区間があるので、、、くれぐれもスピードの出し過ぎには注意しましょう。
さすライダーのワンポイントアドバイス
房総フラワーラインが最も輝く時期が、毎年1月〜3月にかけての「菜の花が咲く期間」で、なんと!道の両側に名の花畑が出現します!
それこそ僕が住んでいる北海道なら真冬の時期ですが、、、温暖な房総半島では春を感じることができます。
特に「道の駅 南房パラダイス」付近の菜の花畑が見事なので、休憩と写真撮影も兼ねて立ち寄ることをおすすめします(道路上にバイクを置いての撮影は交通状況を加味した上で)
TEL:0470-22-2000(館山市観光協会)
料金:通行無料
菜の花の見頃:1月〜3月
公式HP:https://maruchiba.jp/course/detail_55.html
3 最果てスポット:野島埼
先に紹介した房総フラワーライン沿いにある最果てスポットが「野島埼」です。
ここは「房総半島最南端」としてライダーに人気の場所で、残念ながら愛車を入れての記念撮影はできませんが「房総半島最南端の地」と刻まれたオブジェが設置してあります!
ちなみに野島埼は入場料と駐車代ともに無料で、周辺には飲食店やお土産屋、それから公衆トイレがあります。
さすライダーのワンポイントアドバイス
野島崎の先端には人気インスタ映えスポットの「白いベンチ(ラバーズベンチ)」があり、崖の上にポツンと佇むベンチ、、、という非日常を写真に収めることができます。
ちなみにカップルでこのベンチに座ると幸せになれる、、、という言い伝え(?)があるようですが、ソロツーでも堂々と座ってナルシータイムを満喫しましょう!
なお、野島崎には現在日本全国で16ヶ所のみの登れる灯台「野島埼灯台」もあり、入場料300円で見学することができます。
TEL:0470-28-5307(南房総市観光協会)
料金:入場無料、野島埼灯台は300円
バイクOKの駐車場:あり(無料)
公式HP:https://maruchiba.jp/spot/detail_10408.html
4 ライダーズカフェ:cafe club BIG ONE
関東圏屈指の紅葉の名所として名高い「養老渓谷」からのアクセスが良好なライダーズカフェが「cafe club BIG ONE」です。
数々のバイク雑誌やメディアで紹介されている超人気・知名度抜群のライダーズカフェで、ボリューム満点のハンバーガーとカレーを気持ちの良いテラス席で味わうことができます(店内でも飲食可能)
もともとは千葉県の四街道市で営業していましたが、その後一旦休業し、2015年4月に新たに現在の大多喜市でオープンしたという経緯があります。
さすライダーのワンポイントアドバイス
cafe club BIG ONEのハンバーガーは国産和牛100%のパティと、コシのあるライ麦の特製バンズを使っており、男性ライダーでも満足できるボリュームがあります!
加えて元インドカレー店のオーナーが作る本格インドカレーも美味しいのですが、両方同時に食べるには強靭な胃袋が必要です(結論:最低2回行きましょう)
ちなみにBIG ONEではライダー向けのイベントを頻繁に開催しているので、関東圏のライダーなら常に最新情報をチェックしておく価値があります。
TEL:043-308-8012
営業時間:10:30〜16:00、17:00~21:00
定休日:木曜日
バイクOKの駐車場:あり(無料)
公式HP:https://www.club-bigone.tv/
5 観光スポット:月の沙漠記念館
かつて抒情画家かつ詩人として活躍した「加藤まさを」の代表作「月の沙漠」は千葉県の御宿町を舞台としていますが、その御宿町にゆかりのある文人や画家の作品を展示している施設が「月の沙漠記念館」です。
施設の1階が企画展示室と売店、それから2階が「加藤まさを」に関する展示室となっていて、入場料は大人1名400円です。
どちらかいえば見応え抜群の必見スポット!というよりは、静かで穏やかなローカルスポットなので、、、マスツーリングよりもソロツーリングの時におすすめしたい場所です。
さすライダーのワンポイントアドバイス
月の沙漠記念館の目の前にある御宿海岸には「月の沙漠」に登場するラクダに乗った姫と王子を模した「月の沙漠記念像」があり、こちらは記念館に入場せずとも自由に見学できます!
いわゆる「インスタ映えスポット」として人気の場所なので、仮に文学に興味のないライダーでも写真を撮る価値があります。
なお、記念館のすぐ近くにバイクを置ける無料の公共駐車場と公衆トイレがあります。
TEL:0470-68-6389
営業時間:9:00~17:00
定休日:水曜日・祝日の翌日
6 絶景スポット:鋸山
標高約329mと控えめの高さながら、東京湾と房総半島を一望できるダイナミックな景色を堪能できる場所が「鋸山(のこぎりやま)」です。
内房エリアの富津市に聳え立つ、切り立った岩肌が特徴的な山が鋸山で、登山もしくは「鋸山ロープウェー(往復1,200円)」で山頂まで行くことができます!
ちなみに山頂から歩いて行ける「地獄のぞき」という名の、断崖絶壁から100m下を覗けるスリリングな展望台が人気です。
さすライダーのワンポイントアドバイス
鋸山には奈良や鎌倉の大仏より遥かに大きな「薬師瑠璃光如来」という大仏があり、地獄のぞきと並ぶ鋸山のシンボルです!
他にも複数の見所がありますが、バイクは鋸山ロープウェーの山麓駅に専用駐車スペース(無料)が設置されているので、駐車時間を気にせず思う存分散策を楽しめます。
なお、山麓駅には公衆トイレや売店、それから飲食スペースも設置されています。
TEL:0439-69-2314(同上)
営業時間:9:00~17:00
料金:鋸山ロープウェー往復1,200円(登山は無料)
バイクOKの駐車場:専用スペースあり(無料)
公式HP:https://maruchiba.jp/feature/detail_108.html
7 ご当地グルメ:ファミリーレストラン こだま
千葉県は勝浦市の人気ご当地グルメ「勝浦タンタンメン」の有名店が「ファミリーレストラン こだま」です。
勝浦タンタンメンとは漁業が盛んな勝浦市の漁師や海女さんが、海で仕事を終えた後に「体を温める食べ物」として定着した担々麺で、醤油ベースのスープにラー油をたっぷりと使っていることが特徴です!
こだまは「JR鵜原駅」から徒歩圏内の立地なので、特に観光客に人気のあるお店で、駐車スペース完備でライダーの姿も目立ちます。
さすライダーのワンポイントアドバイス
こだまの勝浦タンタンメンは他店舗より「ラー油の辛み」が抑えられているので、はじめてでも食べやすく素直に美味しいです!
それと、これは後から知ったことですが、生卵をトッピングすると更に幸せになれるようなので、、、注文する際はぜひ生卵トッピングをお試しください。
なお、こだまはあくまでレストランなので、勝浦タンタンメン以外にも豊富なメニューがあります(大体どれも美味しい)
TEL:0470-76-1063
営業時間:10:30~14:45、17:00〜19:45
定休日:水・木曜日
おすすめメニュー:勝浦タンタンメン
バイクOKの駐車場:あり(無料)
公式HP:なし
8 道の駅:保田小学校
数多くの旅行雑誌やトレンド情報誌、それから経済誌にも度々登場する超人気の道の駅が「保田小学校」です。
2014年に廃校となった同名の小学校をリノベーションした道の駅で、教室や体育館をそのまま飲食店やショップ、それから宿泊施設に改装しているユニークな取り組みがヒットし、某雑誌で全国1,213ヵ所ある道の駅の中から第2位に選ばれた実績があります!
特に懐かしい給食スタイルの食事を楽しめる「里山食堂」が観光客にもライダーにも人気で、まるで学生時代にタイプスリップしたかのような錯覚を覚えます。
さすライダーのワンポイントアドバイス
道の駅 保田小学校は「ツーリング中の寝床」としても優秀で、その名も「学びの宿」という教室の個室(?)に泊まることができます。
ちなみに宿泊料は4,200円(2〜4名)とリーズナブルな設定で「里の小湯(300円)」というお風呂も用意されています!
しかし、残念ながら1人では泊まることができないので、ソロツーリングでの宿泊はできません。
9 季節スポット:佐倉ふるさと広場
千葉県は佐倉市にある「佐倉ふるさと広場」では、毎年3月下旬〜4月中旬にかけて目の覚めるようなチューリップ畑が出現します!
シンボルのオランダ風車とチューリップ畑の組み合わせは、まるで海外のような開放的な雰囲気で、開花期間中は「佐倉チューリップフェスタ」というイベントが開催されています。
ちなみに関東圏のイベントとしては貴重な入場料無料のイベントです(佐倉ふるさと広場も入場無料)
さすライダーのワンポイントアドバイス
佐倉ふるさと広場の駐車場は通常無料で利用できますが、佐倉チューリップフェスタ期間中は有料となります、、、が!バイクは無料で駐輪できるスペースが別途用意されます。
しかし、僕が行った時でせいぜい10台くらいのスペースでしたので、少なくても週末は早めに行かないと埋まる可能性が高いです(上の写真は駐輪場ではありません)
TEL:043-486-8898
佐倉チューリップフェスタ:3月下旬〜4月中旬
バイクOKの駐車場:あり(無料)
公式HP:https://www.city.sakura.lg.jp/soshiki/koenryokuchika/3/5/15384.html
10 観光スポット:大山千枚田
東京から行ける最も近い棚田として有名な場所が「大山千枚田」です。
約3万2千平方メートルの広大な傾斜地に、合計375枚の棚田が整然と並ぶ様は圧巻で、いわば人と自然が作り出した芸術作品と言えます!
一応観光スポットという扱いではありますが、あくまで駐車場(砂利なので注意)と展望広場、それから公衆トイレがあるだけのシンプルな場所です。
さすライダーのワンポイントアドバイス
大山千枚田は時間帯や季節によって様々な表情を見せてくれるので、何度行っても飽きない魅力があります!
近年は秋から冬にかけて、LEDキャンドルで棚田をライトアップするイベントも開催されているので、気になる方はぜひ公式ホームページをチェックしてみましょう。
千葉県は首都圏屈指のツーリングエリア
東京から1〜2時間バイクを走らせれば、コンクリートジャングルから一気に海と山の世界へ!
しかも日帰りでも十分に楽しめて、宿泊すればより深く楽しめる!そう、それが首都圏屈指のツーリングエリア「千葉県」です(ニヤリ)
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