ドラマ「ハルとナツ」のロケ地にやってきました。レースとはまた違う開放感!ソロツーリングの自由さもまた良いものです。
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日高2デイズエンデューロを完走したCRF250Lで、北海道ツーリングを満喫!
10年ぶりの参戦となった日高2デイズエンデューロを無事完走できた私は、レース終了後早速ツーリングの準備を行いました。ちなみにJECではレース終了後にもう一度パルクフェルメ(車両保管場)にマシンを入れなくてはいけません。これは車両が規則違反していないかチェックをするためのもので、
車検時のマーキングをみられます。つまり途中でタイヤを交換するなどの不正がないかを確認しているというわけです。従ってレース後は比較的余裕があり、着替えたり食事したり、片付けをしたりしながら時間を過ごすのですが、車両保管解除のアナウンスが流れたらほぼ一斉にマシンを回収しに行きます。
さて、私はそこからが慌ただしい時間となりました。iRCの飯塚さんによってGX-20からGP-610にタイヤ交換をしていただいたエピソードは前回の記事で書かせていただきました。それ以外にもキャリアをつけたり、ETC カードをセットしたり、スマホホルダーを装着する作業を行いました。もちろんレース期間に着た服類やレースウエア類と、ツーリングで携帯する衣料なども分けてパッキングしなければいけません。
Webikeで入手して大正解だったタイブランド、MotoSkill(モートースキール)のCRF250L専用キャリア。無駄のないデザインでスタイリッシュさで、とても気に入っています。今回はDFGモジュール モトパックを搭載して使用しました。
とてもレーサールックなヨシムラのフルエキマフラーですが、ジェントルな音質で疲労感もなく、低速の扱いやすさも想像以上にあって、街乗り〜林道でも快適でした。一つだけ、排気口がナンバープレートに当たってしまうのは、ユーザーからの意見として出したいところではあります。
久々に林道を楽しみ峠越え
実は当初は、個人的にソロキャンプが大好きなのでキャンプツーリングを検討していたのですが、なるべく軽い装備で林道を楽しみたいという気持ちに切り替わり、宿泊にしました。苫小牧〜仙台フェリーは1日おきの出航なので、仕事の都合もあり火曜日の19:00便に乗らねばなりません。
自走装備に切り替えた私の姿をみて、日高のレース会場では色々な人に声かけられました。「好きもんだね〜」という内容が多かったのですが、自分でも改めて「よくやるわ」と思いました。日高を2日間走っているのに、どんだけ走るんだよと。そこへ今回優勝争いを展開した渡辺学選手もやってきて、「なかなかの変●ですね。好きか嫌いかと言われれば、好きですけど(笑)」と言われました。それを褒め言葉と受け止めて、チーム仲間を別れて、いざ出発!
まずはガソリン補給、そして日勝峠を超えて清水町へ。久々にこの峠をバイクで越えましたが、いつも肌寒い印象、そして標高の高いところは霧がかかっていて昔行ったツーリングを思い出しました。今回のツーリングは火曜日19時発の苫小牧〜仙台フェリーに乗るため遠出をせず、日高の北東、新得町〜トムラウシや、南下して新日高町辺りを走ることにしました。
秋の北海道はすでに寒い
秋の北海道、すでにかなり寒く、レインウエアを中に着込み、その上からジャケットを着ました(これ、効果的ですし見た目も悪くないのでオススメです)。結局最初から最後までこの格好でしたから、基本的に肌寒かったです。ただ天候には恵まれました。透き通る空気の中、翌朝向かったのはトムラウシ。かつてヌプントムラウシ温泉という野趣溢れる露天風呂に何度か行ったことがありますが、残念ながら道が崩壊、復旧の目処がたたないそうで、そこまでは行けませんでした。
それでもトムラウシ山方面に向かう林道や、道中で見かけた名もなきダート道などを走り満足。日高では土日250kmくらい、ほぼダートを走り、レースをしてきたこの身なのに、まだまだ走れる&走りたいと思わせるCRF250Lの「トレールバイクの底力」を強く感じました。それになにしろ、私の体の疲労感が驚くほど少ない!レーサーでこれだけの量を走っていたら、経験上間違いなくお尻が痛く、全身筋肉痛になっていてもおかしくないのですが、これが余裕なんです!
よく晴れ渡った秋の北海道の林道を快走。前日までお腹いっぱい日高のレースで林道を走っているのに、まだまだ走りたいと思わせてくれる大地、そしてCRF250Lなのです。
林道ではなく、ただの未舗装路。この魅力は北海道ならではのものです。お目当ての林道が閉鎖されていてもダートを走る欲求は満たされるのです。
夕暮れのストレートダートを走っていたら、20代の自分の旅を思い出しました。オフロードライダーとしてこの光景を最高だと思う自分の感覚もほとんど変わっていませんが、景観が変わっていない北海道そのものの存在も、なんだか嬉しかったです。
露天風呂「ヌプントムラウシ温泉」
野原にポツンと佇む露天風呂「ヌプントムラウシ温泉」に久々に訪れたかったのですが、林道崩壊のため通行止めでした。
25年前、友人と夕暮れに走り鹿の親子と遭遇した糠平湖のダート道、月明かりが湖に照らされてとても美しいところでした。当時はGoProなどのカメラも存在しておらず、ソニーのマメカムをヘルメットにくっつけて、ウエストバッグにハンディカムを仕込んで動画撮影。友人と編集した思い出の地でした。
だからどうしても今回再訪したかったのですが、ヒグマの出没のため完全封鎖されていました。道中にもヒグマ注意の看板が多く、この林道のゲートにも、ちょうど日高2デイズ土曜日の午前に「親子3匹発見」という生々しい情報が張り出されてあって、怖くなりました。当時と今では駆除する数や方針そのものが変化して個体数は増えていると言われていますが、走れなかったのは残念。まあ仕方ないですね。
25年前、友人と2人で走った思い出の林道(糠平三股線)はヒグマ出没のため封鎖されていました。当時はGoProもない時代、マメカムをヘルメットに装備して走行動画を撮影したりとエンジョイしていました。
北海道を南下
火曜日は南下して北海道の歴史を辿る旅をしました。沙流郡平取町にある「振内鉄道記念館」では、未開の地に鉄道を敷いた歴史や、国鉄時代を経て、大幅な赤字による廃線に至る話などを記念館で知ることができました。
さらに南下して海の方へ向かうと、この辺りはかつてアイヌと和人の激しい戦闘があったところでした。静内川を堺にシャクシャイン、オニビシという2大英傑が争っていたこと、そこに和人(大和民族)との商売の話が絡み、いつしかアイヌvs和人という大きな戦闘(シャクシャインの戦い」が起きたことなどを、今回のツーリングで覚えました。また同時に、北海道の開拓そのものの歴史を知る旅でもありました。
北海道の歴史を知る旅として、「振内鉄道記念館」や「メナシャチ跡」などを訪れました。
苫小牧からフェリーに乗船
楽しい北海道ツーリングもあっという間に終わり、苫小牧からフェリーに乗船してホット一息。このレース、ツーリングのことを思い出しながらサッポロクラシックを開けました。仙台港から横浜市の自宅までは一気走り!
前後スプロケをショート化しているので時速90km以上はキツく、マイペースで帰りました。ギヤ比はこのまま継続する予定なので、誤差補正用のスピードヒーラーを装備するかもしれません。ギヤ比のことは仕方ありませんが、高速道路の一気走りも快適にこなしてくれるのはCRF250Lならでは。最後の最後まで53歳の私の体を助けてくれたのです。
いつか訪れたいと思っていた、新冠町が運営している「レ・コード館」へ。アナログレコードをこよなく愛する私、今度来るときはたっぷり時間をかけて堪能したいと思います。
適当に入った食堂のご飯が、ほぼ確実に美味いのも北海道らしいところ。豚丼、味噌ラーメン、おいしくいただきました。
名物の平取牛(びらとりぎゅう)を使ったハンバーグや、その日の朝にとれたヤマメのフライなどをいただきました。巨大なヒグマの写真が飾ってあり、思わず店主に撮影許可をお願いしました。鹿を捉えたヒグマの油断していた瞬間だそうです。こわっ!
もうすっかり秋ですが、予想以上にツーリングライダーが多かった苫小牧港。今も昔もオフロードバイクは少数派です。20900円のエコノミーシングルは快適でした。
北海道限定のサッポロクラシックが大好き。レースと旅の思い出、余韻に浸りながら乾杯!
改めてCRF250Lの「デュアルパーパス(2つの目的)」としての力量を感じた今回のレースとツーリング。本来は「オンとオフ」という意味合いだと思いますが、「レースと旅」という異なった使い方に対して見事に応えてくれました。色々な楽しみ方ができるCRF250L、さあ次はどこを走ろうか!
【画像】日高2デイズエンデューロを完走したCRF250Lで、北海道ツーリングを満喫! (25枚)この記事にいいねする









































