Webike Plusをご覧の皆様、こんにちは!1週間に1回は温泉に入らないとメンタルが下がる男、さすライダーです。

そんな温泉好きの僕が大好きな都道府県が「秋田県」で、ただでさえ東北エリアは温泉天国なのに、秋田県の「温泉力」は頭ひとつ抜き出ています!

ということで、温泉好きとしては全て温泉で埋めたいところですが・・・バイクで走るべき絶景ロード、美味しいご当地グルメ、一見の価値ありの観光スポットとバランスよく秋田県のおすすめツーリングロード・スポットを紹介します。

※各スポット情報は2024年9月時点のものです。掲載の情報は予告なく変更になる場合があります。お出かけになる際は事前にお確かめください。

1 絶景ロード:鳥海ブルーライン

鳥海ブルーライン

秋田県と山形県を跨ぐ標高2,236mの日本百名山「鳥海山」を豪快に貫く絶景ワインディングロードが「鳥海ブルーライン」です。

秋田県側の「県道131号線」と、山形県側の「県道210号線」で構成されている道で、海と山の景色を同時に堪能しながら鋭いコーナリングを楽しめます!

なお、鳥海ブルーラインの通行料は無料で、中間地点かつ主要パーキングエリアは秋田県側の標高1,100m地点に位置する「鉾立(ほこだて)展望台」です。

さすライダーのワンポイントアドバイス

鉾立山荘

鉾立展望台には広い駐車場と公衆トイレ、それから買い物と食事ができる「稲倉山荘」などがあり、徒歩10分くらいで鳥海山の雄大な姿が目の前に迫る展望台に行くこともできます!

そして、これはあまり知られていない超有益な情報ですが、同じく敷地内にある「鉾立山荘」はなんと!このご時世で「1泊1,830円」で宿泊できます(結構快適です)

しかし、このご時世なのにネット予約ができないので・・・宿泊したい場合は必ず事前に電話で確認・予約をしましょう。

鳥海ブルーラインの情報
〒018-0153 秋田県にかほ市象潟町小滝(鉾立展望台)
TEL:0184-43-6608(にかほ市観光協会)
料金:通行無料
冬季閉鎖期間:11月上旬~4月下旬
バイクOKの駐車場:鉾立展望台(無料)
公式HP:https://www.yuzachokai.jp/spot/blueline/

2 絶景スポット・観光スポット:仁賀保高原

鳥海ブルーラインとセットで楽しみたい絶景スポットが、鳥海山の麓に広がる標高約500mの丘陵地帯「仁賀保高原」です。

雄大な鳥海山に向かって続く、なだらかなカーブを描く一本の道・・・そして広がる大草原と風車というまるで北海道のような場所で、県道32号線と312号線の間に位置する名もなき道が一番の撮影スポットです仁賀保高原展望台 ひばり荘を目的地に設定すればOK)

ちなみに鳥海山の残雪がアクセントになる5月初旬の景色が最もおすすめです!

さすライダーのワンポイントアドバイス

土田牧場

仁賀保高原を走る際にぜひ立ち寄りたい場所が「土田牧場」です。

自社で生産・販売しているジャージー牛のヨーグルトやソーセージが観光客に大人気の観光牧場で、ライダーの義務ことソフトクリームやジンギスカンを味わえるレストランも完備されています。

ちなみに土田牧場は入場料と駐車料金ともに無料で、トイレと草原のお昼寝コーナー(!)もあるので、単に休憩スポットとしても優秀です(注意:お昼寝コーナーはツーリング終了のお知らせ)

仁賀保高原の情報
〒018-0413 秋田県にかほ市馬場曲師小屋4-5(仁賀保高原展望台 ひばり荘)
TEL:0184-43-6608(にかほ市観光協会)
料金:通行無料
バイクOKの駐車場:仁賀保高原展望台ひばり荘、土田牧場、他随時停車スペースあり
公式HP:https://www.nikaho-kanko.jp/pwm/area-hibari.html

3 絶景ロード・観光スポット:寒風山パノラマライン

寒風山パノラマライン

まるで阿蘇の道のような山間の草原地帯を抜けていく絶景ロードが「寒風山パノラマライン」です。

ユネスコ無形文化遺産に登録されている「ナマハゲ」で有名な男鹿半島の「県道55号線」が寒風山パノラマラインで、標高355mの寒風山までの約10kmの区間が最大のハイライトです!

全体的には中高速コーナーが中心の道ながら、一部ヘアピンカーブが続く区間もあり、距離は短いですが走りごたえ抜群の道です。

さすライダーのワンポイントアドバイス

寒風山回転展望台

寒風山パノラマラインの終点には人気観光スポットの「寒風山回転展望台」があり、その名前通り回転する展望台から男鹿半島を一望することができます。

以前は日本中にこのような回転展望台がそれなりに点在していましたが・・・現在は全国で8ヶ所しかないうちの一つという貴重な存在です!

ちなみに1周約13分とゆったりペースで回ってくれる展望台で、料金は大人1人550円とリーズナブルな設定です。

寒風山パノラマラインの情報
〒010-0344 秋田県男鹿市脇本富永寒風山62-1(寒風山回転展望台)
TEL: 0185-25-3055
料金:通行無料、寒風山回転展望台は550円
バイクOKの駐車場:寒風山回転展望台(無料)
公式HP:http://www.oga-ogata-geo.jp/about/geosites/central/kanpuzan

4 最果てスポット:入道崎

入道崎

寒風山パノラマラインを有する男鹿半島の最北端に位置する場所が「入道崎」です。

北緯40度線上に位置する秋田県屈指の景勝地で、広がる青い海と緑の草原、そして特徴的なゼブラカラーの「入道崎灯台」が印象的な場所です!

ちなみに東北エリアではライダーに人気の最果てスポットなので、シーズン中は駐車場に県内外のバイクが多数停まっています。

さすライダーのワンポイントアドバイス

入道崎

入道崎には広い駐車場と公衆トイレ、それから複数のお土産屋と飲食店があり、男鹿半島名物の「石焼料理」を食べることもできます!

また「日本の灯台50選」に選ばれている入道崎灯台は、現在日本で16ヵ所しかない「登れる灯台」になっており、灯台の上からワイルドな男鹿半島の海岸線を一望することができます!

ちなみに入道崎灯台の入場料は大人1名300円で、全部で115段の螺旋階段を登る必要があります(運動不足ライダーは要注意)

入道崎の情報
〒010-0675 秋田県男鹿市北浦入道崎昆布浦2
TEL: 0185-24-9220(男鹿市観光課)
料金:入場無料、入道崎灯台は300円
バイクOKの駐車場:敷地内にあり(無料)
公式HP:https://akita-fun.jp/spots/19

5 ご当地グルメ:佐藤養助 総本店

佐藤養助 総本店

秋田県で最もメジャーなご当地グルメといえば「日本三大うどん」の一つに数えらえる「稲庭うどん」ですが、その稲庭うどんの名店が「佐藤養助商店」です。

今や首都圏はもちろんアジア諸国にも出店している(!)稲庭うどんの超有名チェーン店ですが、やはりライダーなら秋田県湯沢市にある「総本店」で食べるのがセオリーです!

本店には飲食スペースの他にお土産コーナーと無料の工場見学コーナーがあり、単に稲庭うどんを食べるだけではなく、職人芸を見学することもできます。

さすライダーのワンポイントアドバイス

総本店の人気メニューは醤油と胡麻味噌つゆと天ぷらがセットになった「二味天せいろ」で、他にはグリーンカレーとレッドカレーにつけて食べる「タイカレー二味セット」などの変わり種メニューもあります!

ちなみに僕のおすすめはかけうどんとせいろがセットになった「味くらべ天麩羅付き」で、暖かい稲庭うどんと冷たいう稲庭うどんの食べ比べができます。

ちなみにどのメニューも男性ライダーならペロっといけちゃう量なので「先の見えない替え玉追加」でお会計が凄いことになるのは覚悟しておきましょう・・・

佐藤養助 総本店の情報
〒012-0107 秋田県湯沢市稲庭町稲庭80
TEL:0183-43-2911
営業時間:食事 11:00〜17:00、お土産 9:00~17:00
定休日:年末年始
バイクOKの駐車場:あり(無料)
公式HP:https://www.sato-yoske.co.jp/

6 観光スポット・グルメスポット:山のはちみつや

山のはちみつ屋

日本一深い湖として知られている「田沢湖」のほとりで養蜂業を営む農家が経営している、まるでハチミツのテーマパークのようなお店が「山のはちみつ屋」です。

敷地内にはハチミツを使ったありとあらゆる商品を販売しているショップ、それからハチミツスイーツを味わえる軽食コーナー、そしてハチミツを使ったピザを食べられるレストラン「ピザ工房」があり、週末ともなれば県内外から観光客が押し寄せる人気店です!

とにかくお店の雰囲気がよく、インスタ映えしそうなオブジェもたくさんあるので、ただ見て回るだけでも十分楽しめる場所です。

さすライダーのワンポイントアドバイス

山のはちみつや

山のはちみつ屋にはライダーとしてはスルーできない「ソフトクリーム案件」があり、ここに来たらその名も「はちみつソフト」を食べる義務があります!

そして、敷地内に設置してあるロンドンバスの車内がイートインスペースになっているので、車外と車内での記念撮影もお忘れなく。

山のはちみつやの情報
〒014-1201 秋田県仙北市田沢湖生保内字石神163-3
TEL:0120-038-318
営業時間:9:00~17:00
定休日:年末年始
バイクOKの駐車場:敷地内にあり(無料)
公式HP:https://www.bee-skep.com/

7:観光スポット・温泉:川原毛地獄・泥湯温泉

川原毛地獄

現在でも危険な火山ガスが常時噴出している、灰白色の溶岩に覆われた観光スポットが「川原毛地獄」です。

火山大国の日本にはこのような場所(地獄や霊地と呼ばれる場所)が点在していますが、川原毛地獄は青森県の恐山、それから富山県の立山と並ぶ「日本三大霊地」の一つとして有名な存在です!

ただバイクで近くを走っているだけで強烈な硫黄臭がするワイルドな場所ですが、立ち入り禁止エリア以外は自由に散策可能です。

さすライダーのワンポイントアドバイス

泥湯温泉

川原毛地獄のすぐ近くには「日本秘湯を守る会」所属の「泥湯温泉 奥山旅館」があり、開湯1200年の歴史ある名泉を日帰り入浴でも楽しめます。

なんと!それぞれ異なる源泉を引いている「新湯・天狗の湯・川の湯」の3つの温泉に入ることが可能で、入浴料は大人1名800円となっています。

とにかく雰囲気が抜群で非常に濃い旅情を味わえる温泉なので、個人的にはぜひ立ち寄って欲しい場所です。

川原毛地獄・泥湯温泉の情報
〒019-0404 秋田県湯沢市高松字泥湯沢25(奥山旅館)
TEL:0183-55-8180(湯沢市観光・ジオパーク推進課)0183-79-3021(奥山旅館)
日帰り入浴営業時間:10:30~14:30
料金:入場無料(川原毛地獄)日帰り入浴800円(奥山旅館)
バイクOKの駐車場:どちらも敷地内にあり(無料)
公式HP:https://www.city-yuzawa.jp/site/yuzawatrip/711.html

8 温泉:乳頭温泉郷 鶴の湯

乳頭温泉郷

国内の人気温泉地ランキングで常に上位に位置する、秋田県を代表する温泉地が「乳頭温泉郷」です。
秋田県と岩手県、そして青森県の3県を跨ぐ「十和田・八幡平国立公園」のエリア内に位置する温泉郷で、全7軒の温泉宿が点在しています!
そして、その7軒の中で最も古い歴史を持ち「宿泊予約が取れない」ことでも有名な温泉宿が「鶴の湯」です。

さすライダーのワンポイントアドバイス

乳頭温泉郷

嬉しいことに鶴の湯は宿泊予約が取れなくても日帰り入浴は可能なので、ツーリングの途中に日本屈指の人気を誇る温泉に浸かることができます!
鶴の湯の名物は白く濁った雰囲気抜群の混浴露天風呂で、他にも効能や肌触りが異なる内湯が数ヵ所用意されています。
ちなみに入浴料は大人1名700円となっており、アクセス路の最後はダート(フラットです)となるので特にオンロードバイクの場合は要注意です。
乳頭温泉郷 鶴の湯の情報
〒014-1204 秋田県仙北市田沢湖田沢先達沢国有林50
TEL: 0187-46-2139
日帰り入浴営業時間:10:00~15:00
定休日:なし(月曜日は露天風呂入浴不可)
料金:日帰り入浴700円
バイクOKの駐車場:敷地内にあり(無料)
公式HP:http://www.tsurunoyu.com/

9 観光スポット・桜の名所:角館

角館

現在でも江戸時代の城下町がそのまま保存されている、通称「みちのくの小京都」と呼ばれている場所が「角館」です。

国の伝統的建造物群保存地区に指定されており、情緒あふれる武家屋敷が立ち並ぶ秋田県を代表する観光スポットです!

特に4月中旬ごろに見頃を迎える「ソメイヨシノと武家屋敷」という日本の風流の教科書のような光景は一見の価値があります。

さすライダーのワンポイントアドバイス

角館

基本的に角館はバイクを置いて散策を楽しむ場所ですが、明確に「バイクの駐輪はここ」という案内がありません。

しかし、一応は市営の「桜並木駐車場」に500円で駐輪できますが、これは車と同じ料金なのでバイクへの理解は低いと考え、極力車と離れた場所に停めることをおすすめします(決して角館をディスっているわけではなく「そういうもの」と理解した上での行動です)

ちなみに桜シーズン中は武家屋敷エリアの他に「桧木内川堤」の約2kmに渡って続く桜並木も必見です!

角館の情報
〒014-0332 秋田県仙北市角館町
TEL:0187-54-2700(観光情報センター 角館駅前蔵)
料金:入場無料
桜シーズン:4月中旬
バイクOKの駐車場:桜並木駐車場(500円)
公式HP:https://tazawako-kakunodate.com/ja/shops/21

10 B級ご当地グルメ:ババヘラアイス

ババヘラアイス

実は今回東北人の僕としては最もおすすめしたい、秋田県のB級ご当地グルメが「ババヘラアイス」です。

ババヘラアイスとは「ババ(秋田県の方言でおばあちゃん)がヘラを使って盛り付けるアイス」のことで、いちごとバナナ味のMIXがまるで花びらのように美しく盛られている、どことなく懐かしさを感じるアイスのことです!

さすライダーのワンポイントアドバイス

実はババヘラアイスは決まった売り場やお店があるわけではなく・・・赤と黄色のパラソルが目印の露店が秋田県内の国道沿いや観光スポットに「出没する」という営業スタイルで・・・つまりは狙って食べられるわけではないけど・・・だがしかし!秋田県をツーリングしていると高確率で発見できる!というまさにB級テイストあふれる秋田県のソウルフードです。

現在では運営会社の「児玉冷菓」のWebサイトで通信販売も行っていますが(ババヘラ歴の長い僕は驚愕)やはりこれは現地で露店を見つけて、ババとたわいのない世間話を交わした上で食べてこそのアイスです!

ババヘラアイスの情報
場所:秋田県内の国道沿いや観光スポットに露店が出没
営業時間・曜日:ババの気まぐれ
TEL:0185-46-2515(児玉冷菓)
公式HP:http://www.kodama.in.arena.ne.jp/

温泉も良いけど温泉だけじゃない!

秋田県は個人的には大分県に次ぐ「おんせん県」だと思っていますが、しかし決して温泉だけじゃない魅力が詰まっています!

ということで、今度の週末は愛車とババヘラ探しツーリングに出かけてみませんか?(東北人はババヘラLOVE)
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