Webike Plusをご覧の皆様、こんにちは!あまりに夏の北海道ツーリングが好き過ぎて、そのまま北海道に移住しちゃった男、さすライダーです。

しかし、実際に移住したら「実は夏より秋の北海道の方が最高では?」ということに気が付き、今では秋が一番好きな季節になっております!

なんと言っても秋の北海道は夏に比べて圧倒的に観光客が少なく、しかも全体的に色々と相場が安くて、尚且つ本州ライダーなら「フェリーの予約が取りやすい」という素晴らしいメリットがあります。

ということで、個人的にはむしろ夏よりおすすめしたい、秋の北海道のおすすめスポットを紹介します。

※各スポット情報は2024年8月時点のものです。掲載の情報は予告なく変更になる場合があります。お出かけになる際は事前にお確かめください。

1 千歳市:支笏湖温泉の紅葉

支笏湖温泉

新千歳空港からバイクで1時間以内で行ける日本最北の不凍湖「支笏湖」の紅葉を堪能できる場所が「支笏湖温泉」です。

その名前通り支笏湖の湖畔にある温泉街ですが、湖畔を歩ける遊歩道や展望台が整備されており、毎年10月上旬~10月中旬くらいに紅葉が見頃を迎えます!

ちなみにバイクは温泉街の駐車場に1日200円で駐輪可能で、敷地内には公衆トイレや入場料無料の「支笏湖ビジターセンター」からお土産屋や飲食店が軒を連ねています。

さすライダーのワンポイントアドバイス

水の謌ガーデン

支笏湖温泉街には高級リゾートホテルの「水の謌」があり、ここの宿泊者以外でも利用できるハンバーガーショップ「水の謌ガーデン」が紅葉に次ぐおすすめポイントです(紅葉以上なのは内緒です)

千歳市が誇る人気ご当地バーガー「千歳バーガー」を購入できるお店で、専用のテラス席で目の前に広がる支笏湖を見ながら美味しくいただけます!

なお「4月下旬〜10月下旬の土日祝日のみ営業」という中々タイトな営業スタイルですが、紅葉の時期に合わせてここで千歳バーガーを食べるともれなく幸せになれます。

支笏湖温泉の情報
〒066-0281 北海道千歳市支笏湖温泉
TEL:0123-25-2404(支笏湖観光案内所)
入場料:無料
紅葉の見頃:10月上旬~10月中旬
駐車場:舗装駐車場(バイク1日200円)
公式HP:https://lake-shikotsu.jp/

2 由仁町:ゆにガーデンのコキアの紅葉

ゆにガーデンのコキア

支笏湖温泉と同じく、新千歳空港からバイクで1時間以内で行ける、四季折々の美しい花を堪能できる観光ガーデンが「ゆにガーデン」です。

毎年10月中旬頃に見頃を迎える「コキアの紅葉」が素晴らしく綺麗なガーデンで、北海道最大級の約32,000株のコキアが真っ赤に染まる様は一見の価値があります!

ちなみにゆにガーデンの入場料は大人1名900円(9月〜10月)で、バイクは無料で駐輪可能です。

さすライダーのワンポイントアドバイス

ゆにガーデン

ゆにガーデンの敷地内には人気ランチバイキングレストランの「チャイブ」があり、予約不要で北海道の旬の素材を使った料理を食べ放題で堪能できます!

料金も2,300円と比較的リーズナブルな設定なので、特にコキア最盛期の週末は混雑することが多いですが・・・平日に行くことができれば空いていて快適です。

ゆにガーデンの情報
〒069-1218 北海道夕張郡由仁町伏見134-2
TEL:0123-82-2001
営業時間:10:00~16:00
定休日:なし(4月26日~10月27日までの営業:2024年の場合)
入場料:大人1名900円(9月〜10月)
コキアの紅葉の見頃:10月中旬
駐車場:舗装駐車場(無料)
公式HP:https://yuni-garden.co.jp/

3 美瑛町:紅葉と青い池

青い池

今や北海道を代表する観光スポットとして、ライダーにも観光客にも大人気の「青い池」ですが、一般的にバイク雑誌や旅行雑誌には夏の姿しか紹介されていません。

しかし、実は10月中旬〜10月下旬にかけて見れる「紅葉と青い池のコラボ」こそ1年のうちで最も美しい光景で、それこそ夏に比べて観光客も少なくゆったりと鑑賞できます!

なお、青い池にはバイク専用の駐輪スペースが用意されていて、料金は1日100円となっています。

さすライダーのワンポイントアドバイス

日本で一番美しい道

青い池へのメインアクセスルート「道道966号線」には裏ルートがあり、通称「日本で一番美しい道」と呼ばれています。

何故そのような名前で呼ばれているかというと、実は青い池の紅葉と同じ時期にここを走ると「紅葉と雪化粧した十勝岳」という秋と冬を先取りした奇跡の絶景を堪能できるからです!

まさに秋と冬が近い北海道ならではの絶景ですが、そもそもマイナーな道なので交通量が少なく写真も撮り放題で最高です。

青い池の情報
〒071-0235 北海道美瑛町白金
TEL:0166-92-4321(美瑛町商工観光交流課)
入場料:無料
紅葉の見頃:10月中旬〜10月下旬
駐車場:舗装駐車場(バイク1日100円)
公式HP:https://www.biei-hokkaido.jp/ja/shirogane-blue-pond

4 むかわ町:カネダイ大野商店の旬のししゃもグルメ

カネダイ大野商店

福井県は敦賀港発の新日本海フェリーが着岸する「苫小牧東港フェリーターミナル」から程近いむかわ町にある「ししゃもの専門店」が「カネダイ大野商店」です。

1年中ししゃもグルメを堪能できる人気店ですが、毎年10月〜11月にかけて行われる「ししゃも漁シーズン」中には珍しい「ししゃも寿司」を堪能することもできます!

なお、店内にはししゃもグルメのお土産も大量に売っているので「秋の北海道ツーリングのお土産物色スポット」としてもおすすめの場所です。

さすライダーのワンポイントアドバイス

ししゃもフライ

ししゃも漁シーズン中のカネダイ大野商店は常に混雑していので、残念ながらししゃも寿司が売り切れてしまったり、そもそも並んでいる時間が無い場合は・・・「ししゃものフライ」を購入することをおすすめします!

フライなら手軽でいつでも食べられるので「時間が無いけどししゃもグルメが食べたい!帰りのフェリー内でゆっくり食べたい!」というライダーには特におすすめです。

なお、時間がある場合はししゃも寿司はもちろん、店内のイートインコーナーに設置されているホットプレートで自分でししゃもを焼く「焼きししゃも」もおすすめです(めっちゃ美味いです)

カネダイ大野商店の情報
〒054-0042 北海道勇払郡むかわ町美幸2丁目42番地
TEL:0145-42-2468
営業時間:10:00~17:00
定休日:日曜日
駐車場:舗装駐車場、道の駅 むかわ四季の館の駐車場(徒歩圏内)
公式HP:https://kanedaioono.com/index.html

5 ニセコ町:ニセコ駅前のハロウィンかぼちゃ

ニセコ駅

今や日本を代表するウインターリゾート地として世界的に有名な「ニセコ町」の秋の風物詩が「ニセコ駅前のハロウィンかぼちゃ(正式名称なし)」です。

毎年8月下旬〜11月初旬にかけて、ニセコ駅前が巨大なカボチャで覆い尽くされ、ハロウィンムードが一気に高まります!

ライダーとしてはニセコ駅前が車道なので、そこにバイクを寄せて停めて記念撮影をするのが定番です。

さすライダーのワンポイントアドバイス

ニセコ駅前

ニセコ駅前には日帰りの温泉施設の「綺羅乃湯」や、地域コミュニティ施設の「ニセコ中央倉庫群」それから無料で見学できる「ニセコ鉄道遺産群」などがあり、ただ駅前で写真を撮るだけは勿体無いエリアです。

多くのライダーにとって「ニセコパノラマライン」を走った後に「道の駅 ニセコビュープラザ」で休憩して次の場所に出発!というのがニセコツーリングの流れなので、ここに立ち寄ると新鮮な気分を味わうことが出来ます!

ニセコ駅の情報
〒048-1512 北海道虻田郡ニセコ町中央通
TEL:0136-44-2468(ニセコ駅観光案内所)
入場料:無料
ハロウィンかぼちゃの時期:8月下旬〜11月初旬
駐車場:舗装駐車場(無料)
公式HP:https://www.town.niseko.lg.jp/

6 上富良野町:十勝岳温泉 湯元 凌雲閣の紅葉

十勝岳温泉 湯元 凌雲閣

標高1,280mの北海道で最も高所に位置する温泉「十勝岳温泉 湯元 凌雲閣」は、道内でも屈指の紅葉の名所として知られています。

毎年10月初旬〜10月中旬にかけて、目の覚めるような十勝岳の紅葉が一気に広がり、それを源泉掛け流しの露天風呂に浸かりながら鑑賞できる・・・という極上の体験ができます!

ちなみに温泉には入らず、凌雲閣の裏手にある展望台から紅葉を見るだけでもOKなので、仮に時間が限られていても十勝岳の紅葉を堪能することが出来ます。

さすライダーのワンポイントアドバイス

十勝岳温泉 湯元 凌雲閣

凌雲閣の入浴料は大人1名1,000円で、内風呂と十勝岳の紅葉を楽しめる露天風呂が用意されています。

もちろんシャンプーやボディソープなどは完備されていて、休憩室や食堂もあるので入浴後にゆったりと寛ぐことも出来ます。

ちなみにバイクは凌雲閣の駐車場に無料で駐輪できますが、坂道の途中にあるので全体的に傾斜しています・・・なので、すぐ近くにある登山者用の駐車場に停めることをおすすめします(こちらは傾斜がない場所もあり)

十勝岳温泉 湯元 凌雲閣の情報
〒071-0500 北海道空知郡上富良野町 十勝岳温泉
TEL:0167-39-4111
日帰り入浴営業時間:8:00~19:00
定休日:不定休
入浴料:大人1名1,000円
紅葉の見頃:10月初旬〜10月中旬(紅葉を見るだけでもOK)
駐車場:舗装駐車場、登山者用駐車場(徒歩圏内)
公式HP:https://www.ryounkaku.jp/

7 上士幌町:ヒグマ珈琲

ヒグマ珈琲

北海道の道で最高所の標高1,139mを貫くワインディングロード「国道273号線:三国峠」のメインルート沿いにある「ぬかびら源泉郷」の隠れ家的なカフェが「ヒグマ珈琲」です。

糠平湖の湖畔に位置する雰囲気抜群のログハウスを利用したカフェで、ここに10月初旬〜10月中旬に行くと、目の前の紅葉を見ながら贅沢な時間を過ごせます!

アクセスは国道273号線沿いにある「ひがし大雪自然館」の前の道路を走っていくと、その行き止まりに駐車場があります。

さすライダーのワンポイントアドバイス

ヒグマ珈琲

ヒグマ珈琲に入ったらまずは糠平湖と紅葉を見渡せるベストポジションに陣取り、名物の「ライスサラダボウル」か「ハッシュドビーフ」を頼むことをおすすめします。

店内は常に穏やかな雰囲気に包まれていて、さらにはメロディアスな音楽が流れているので・・・僕のように感受性が豊かなライダーだと「その日のツーリング終了のお知らせ(走る気が無くなる)」となる可能性があるので要注意(?)です。

なお、食後は目の前の公園の散策もおすすめです!

ヒグマ珈琲の情報
〒080-1403 北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷
営業時間:10:00〜17:00
定休日:水・木曜日(不定休あり)
紅葉の見頃:10月初旬〜10月中旬
おすすめメニュー:ライスサラダボウル、ハッシュドビーフ
駐車場:舗装駐車場(無料)
公式HP:https://www.instagram.com/higuma.coffee/

8 帯広市:真鍋庭園の紅葉

真鍋庭園

十勝エリアの中心地「帯広」の市街地にある「日本初のコニファーガーデン」として有名な観光ガーデンが「真鍋庭園」です。

約25,000坪の広大な敷地内は「日本庭園・西洋風庭園・風景式庭園」の3つのエリアに分かれており、まさに和洋折衷なガーデンの散策を楽しめます!

特に10月下旬〜11月初旬にかけての紅葉の時期が美しく、思わず足を止めてしまうシーンが次々に登場します。

さすライダーのワンポイントアドバイス

真鍋庭園

真鍋庭園の入園料は大人1名1,000円で、バイクは敷地内の駐車場に無料で駐輪できます。

広大な園内を全て見るためには急ぎ足でも最低1時間くらいはかかるので、時間に余裕のある時に訪れることをおすすめします!

なお園内にはカフェテラスもあるので、散策後のコーヒータイムを楽しむこともできます。

真鍋庭園の情報
〒080-0832 北海道帯広市稲田町東2線6
TEL:0155-48-2120
営業時間:8:30~17:30
定休日:なし(12月~4月下旬は休園
入園料:大人1名1,000円
紅葉の見頃:10月下旬〜11月初旬
駐車場:舗装駐車場(無料)
公式HP:http://www.manabegarden.jp/

9 斜里町:ウトロ鮭テラス

ウトロ鮭テラス

世界自然遺産「知床」の中心エリア、斜里町はウトロにある個人的に必見の場所が「ウトロ鮭テラス」です。

知床の観光拠点「道の駅 ウトロ・シリエトク」のすぐ後ろ側にある「鮭の水揚げ施設」で、その2階が駐車場兼見学スペースになっています(1階は立ち入り禁止)

ここで毎年9月〜10月にかけて行われる「鮭の水揚げ」を無料で見学できる穴場スポットで次々に運ばれてくる大量の鮭を漁師さん達が手際よく捌いていく光景は、見ていて飽きることがありません!

さすライダーのワンポイントアドバイス

ウトロ鮭テラス

ウトロ鮭テラスはそのままバイクで入場することが可能で、2階の駐車スペースにバイクを停めて自由に見学できます。

肝心の鮭の水揚げが行われるのは大体7:00〜10:00くらいまでの時間で、日曜日と海が荒れている日は見学できないので要注意です!

ある意味最も秋の北海道を実感できる場所かもしれませんが、まだまだ知名度が低い施設なのでゆったりと見学できるのもポイントです(知名度を上げてしまいました)

ウトロ鮭テラスの情報
〒099-4354 北海道斜里郡斜里町ウトロ西8-186
TEL:0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
定休日:日曜日、海が荒れ気味の日
入場料:無料
鮭の水揚げが見れる時期:9月〜10月の7:00〜10:00くらい
駐車場:舗装駐車場(無料)
公式HP:https://shiretokosalmon.com/terrace

10 遠軽町:太陽の丘えんがる公園 コスモス園

太陽の丘えんがる公園 虹のひろば コスモス園

毎年8月下旬〜9月下旬にかけて、約1,000万本(!)のコスモスが咲き乱れる公園が「太陽の丘えんがる公園」です。

「日本最大級のコスモス園」として毎年多くのライダーや観光客が訪れる遠軽町の人気スポットで、シーズン中は大人1名600円の入園料が必要です。

園内にはトイレや売店、それから軽食コーナーを備えた管理棟もあるので、1日中ゆったりと過ごすことが出来ます!

さすライダーのワンポイントアドバイス

太陽の丘えんがる公園

太陽の丘えんがる公園には広い無料駐車場があり、余程のことがない限りコスモスシーズン中でも問題なくバイクを駐輪できます。

売店では遠軽町の有名なスイーツショップ「ノルディックファーム」のソフトクリームが売っているので、コスモスを見た後はライダーの義務を果たしましょう!

太陽の丘えんがる公園の情報
〒099-0407 北海道紋別郡遠軽町丸大70-1
TEL:0158-42-0488
営業時間:9:00~17:00
入場料:大人1名600円
コスモス園のシーズン:8月下旬から9月下旬
駐車場:舗装駐車場(無料)
公式HP:https://cosmos-love.com/

北海道のベストシーズンは秋だった!

最近は北海道でも夏だと気温30度を超える日が目立ちますが、ところが秋は朝から晩まで涼しく快適です。

しかも、秋ならではの景色やグルメも堪能できるので、もはや北海道のベストシーズンは秋と言っても過言ではありません!
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