
【PR】パイオニア株式会社
Webike Plusをご覧の皆様、こんにちは!自称「走るツーリングマップル」こと、さすライダーです。
なんせバイクで日本を2周してますので、各都道府県の何処に何があるかは大抵把握しているつもりです!
しかし、僕の脳みそは「高性能AI」では無いので、さすがに各スポットの道順までは覚えてないですが・・・だがしかし!道案内は今回紹介する「MOTTO GO」にお任せすればいいんです。
ということで、今回は四輪用ナビゲーション市場で不動の地位を築いている「パイオニア」が満を持してリリースするバイク専用ナビアプリ「MOTTO GO(プレリリース版)」のレビューをお届けします。
※アプリの仕様や使い勝手は2024年6月時点のプレリリース版のものです。本リリース版とは仕様や使い勝手が異なる場合があります。
目次
MOTTO GOとは?
「MOTTO GO」とは古くから四輪用ナビゲーションを手掛けているパイアニアが開発した「バイク専用ナビアプリ」で、iOS/Android版ともに「月額課金の有料アプリ」として、2024年7月中にリリースされる予定です。
特徴としては今まで四輪用ナビで培ってきた、高度なルーティング技術と膨大な走行データをバイク用に最適化した「ルート提案とプッシュ型音声ナビ」で、画面をあまり見ずに、音声案内に沿って走行しながら目的地までたどり着けることです!
まさにインカムの利用が一般的になった令和型のナビアプリで、バイクに特化した機能が満載されています。
ちなみに現在はAndroid版のプレリリース期間で、2024年6月末まで誰でも無料でMOTTO GOを利用できます。
MOTTO GO ダウンロードページ:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.pioneer.mottogo.android
MOTTO GOの特徴
MOTTO GOはとにかくバイクでの利用にフォーカスしているナビアプリで、バイク向けの道路規制や車線規制、それからライダーの命綱の天気や気温、強風・・・例えばオンロードバイクではあまり走りたくないけど、オフ車なら行きたい砂利道、さらには取り締まり地点やツーリングマップルに基づいたおすすめスポットまで通知してくれます!
ちなみにこれらの通知は個別でのON・OFFが可能なので、自分のライディングに合った通知だけを受け取ることができます。
なお、後ほど紹介するルート検索画面やナビ画面も含めて、MOTTO GOは「縦・横」どちらの表示にも対応しています。
アプリの設定画面で愛車の情報を入力すれば、例えば125cc以下のバイクは走れないルートは提案されない、ETC1.0と2.0の違いが反映される(例:一部区間の通行料金が異なる)などの違いが反映されるので、より自分に合ったルーティングや各種情報を示してくれます!
目的地の検索
目的地の検索はスポット名などの直接入力の他に、ライダーがよく検索する「駐車場(バイク駐輪場)・ガソリンスタンド・コンビニ・道の駅・自宅(登録必要)」のワンタッチ検索メニューがあるので、自分好みの方法で検索できます。
そもそも別に心配はしていませんでしたが、当然のように検索スピードと情報量も申し分なかったので(さすがパイオニア)これでストレスなく目的地を設定できます。
しかも、個人的にはプレリリース版でもコンビニ検索で普通に「セイコーマート」が出てきたのは高ポイントでした。
目的地を設定した後は、そのままルート検索することも「立ち寄り地」を追加することも可能で「おすすめ・一般道(高速不使用)・距離優先・時間優先」などの複数のルートを提案してくれます(検索ルートによる)
もちろん提案ルートには目的地までの走行距離と予定到着時間、それから有料道路を使う場合はバイクの排気量やETCの有無によっての個別の料金が表示されます!
ちなみに出発時間と到着時間ともに任意の未来・過去時間を設定できるので、例えば高速道路の深夜割引料金などを調べることができます。
ルート案内
実際のルート案内は2つのビューモードがあり、一つは要所要所で詳細な案内画面が出るモードと、もう一つは常に次の分岐点までの距離と曲がる方向が表示されるモードです(ビューアイコンをタップで切り替え可能)
前者は基本的には1画面ですが、交差点に差し掛かると2画面で詳細に曲がり方を教えてくれたり、案内標識をそのまま表示してくれたり、さらには進むべき車線を教えてくれたりと仕事が丁寧です!
後者は画面をパッと見ただけで次の分岐点と曲がる方向が明確なので、四輪以上に視線移動のリスクがあるバイクならではのビューモードです。
しかも、前者ほどの詳細な表示では無いですが、ちゃんと走るべき車線を表示してくれたりと十分仕事が丁寧です!
それと、これはどちらのビューモードでも同じですが、道を間違った際のリルートも素早く的確だったことを付け加えておきます。
高速道路モード
高速道路に入ると自動的に(手動切り替えも可能)高速道路モードになり、こちらも2つのビューモードがあります。
一つは常に数カ所先までの「IC・PA・SA」を表示してくれるモードで、もう一つは次の分岐点(ジャンクション)や降りるICまでの距離を大きく表示してくれるモードです。
特に前者の表示はまさに四輪用のそれのように豪華なので、この辺りが「さすがパイオニア製のナビだな」って感じを受けました。
おすすめツーリングコース&走行中のスポット案内
MOTTO GOには「おすすめツーリングコース」という機能があり、北海道や東北、関東などの各エリアごとの絶景ロードや立ち寄りスポットを詰め込んだ「極上ルート」が収録されています。
試しに僕が住んでいるエリアの「北海道・砂川&滝川ツーリングコース」を選んでみたところ・・・というより砂川と滝川なんてライダーはおろか、一般観光客にも「広く知られてない ど田舎 of ど田舎」のルートを収録していること自体に驚きましたが(ありがとうパイオニア)・・・これが実にポイントを押さえてる道やスポットだらけで驚きました!
試しに北海道の他のおすすめツーリングコースも一通り見てみましたが、おそらく日本一北海道のツーリング記事を書いているライターの僕でも「そうきたか!」と思えるルートや立ち寄りスポットの嵐でした(素晴らしい)
ということで「MOTTO GOのおすすめツーリングコース」は、北海道以外のエリアも含めて「次はどこに行こうかな?」と迷っているライダーの救世主的な機能になりそうな予感がします!
ちなみにおすすめツーリングコースは提案された立ち寄り地を減らしたり、逆に自分なりのスポットを追加したりと自由にアレンジ可能で、もちろん高速道路を組み入れたり、一般道だけでルートを組むこともできます。
そしてさらに!この「おすすめツーリングコース」の豊富な情報量を生かした機能が「走行中のスポット案内」で、現在の走行ルート上にライダーが萌えそうなスポットがあると「この先に〇〇という場所があって、こんな感じなので寄ってみては?」と画面表示と音声で通知してくれます!
もちろんその提案を受け入れるか否かは自由ですが、受け入れると「現在のルートを維持したまま」そのスポットへの道順も追加で案内してくれます(なんて優秀なんでしょう)
これはもはや「オートツーリングマップル機能」と言っても過言でなく、何ならツーリングライターの僕の仕事が奪われそうな末恐ろしい機能です・・・
ほぼ画面を見る必要がない音声案内
個人的なMOTTO GOの一番の萌えポイントは、ズバリ「的確かつ丁寧な音声案内」です!
というのも、バイクは四輪以上に「運転中の視線移動」のリスクが大きい乗り物なので、個人的には「音声案内が優れているナビ=画面を見なくいいナビ=バイク用ナビとして優秀」という考え方を持っています。
その点、MOTTO GOの音声ナビは、例えば「3つ目の信号を左折、2つ先の一時停止を右折、ここから10分くらい直進、次の交差点を右折後に右車線を走行(また右折するから)」などなど「ほぼ画面を見る必要のない素晴らしい音声案内」でライダーを誘導してくれます!
これは本当に100%お世辞抜きの話で、少なくても今まで公私共に様々なナビアプリを試してきた僕の中で最高の音声案内だと断言できます。
例えば「東京都内の複雑なルート」とかなら、さすがに多少画面を見る必要があるかもしれませんが・・・少なくてもツーリング中に走るような「次の信号を曲がったら10km走って左折」のようなルートなら、ぶっちゃけ画面を見る必要はないと思います!
音声操作も可能
MOTTO GOではインカムを駆使した音声操作も可能で「モットゴー」と言った後に指定音声コマンドを喋ると、例えば自宅までの経路を案内してくれたり、近くのガソリンスタンドやコンビニを立ち寄り地に入れてくれたりします。
これにより、ただでさえ画面を見る必要が少ないMOTTO GOがさらに「LOOK FREE」で使うことができます!
しかし、現段階では動作確認済みインカムが「ビーコムONE」と「SENA 50R」に限られていること、そしてあくまでプレリリース版であることから、僕の「カルド PACKTALK EDGE」では10回に1回くらいの認識率でした。
なので、音声操作は本リリース版での動作確認済みインカムの増量、そして指定ワード認識率の向上に期待です!
実際にツーリングで使ってみた
ここまでMOTTO GOの特徴の数々を紹介してきましたが、次はいよいよ実際にツーリングで使ってみたレポートをお届けします!
ちなみにバイクは愛車の「BMW R1200GS」MOTTO GOをインストールしたAndroidスマホは「OPPO A55s 5G」AndroidOSのバージョンは12です。
ということで、まずは肝心の目的地ですが、これは僕のホームグラウンドの「富良野・美瑛」が誇る絶景スポット「四季彩の丘」と定めました!
そして、途中の休憩カフェスポットとして「ホステルトマール」を立ち寄り地に設定して、ルートは「おすすめ」を選択しました(途中に高速道路はありません)
早速、MOTTO GOの素晴らしい音声案内のおかげで、画面を見るこなくどんどん進みましたが、10kmほど走ったところで「走行中のスポット案内」が入りました!
それは、僕が住んでいるど田舎の隣町の同じくど田舎にある「悲別ロマン座」という超激渋スポットで、思わず案内された瞬間に「ま、マジかよ!?」とヘルメットの中で大きな独り言を発してしまいました・・・
ちなみに悲別ロマン座とは、1984年に放映されたテレビドラマ「昨日、悲別で」のロケ地となった古き良き時代の映画館風の建物で、現在は外から眺めるだけの「ほぼ廃屋」です。
たま〜に観光客が写真を撮っていることもありますが、まさか「ここを知っている+案内される」とは・・・MOTTO GOのスポット情報恐るべしです!
その後は再び的確な音声案内で富良野まで一気に進み、遂に立ち寄り地の「ホステルトマール」に近づいてきました。
ちなみに富良野の市街地は似たような十字路が多く、意外と迷いやすい上に一時停止が多い・・・というある意味アドベンチャーな場所ですが(GSだけに)そこはさすがのMOTTO GO!素敵な音声案内に従っているだけで迷わずホステルトマールに辿り着けました!
とにかく「2番目の信号を左、3個先の一時停止を右」のような具体的な案内が本当に助かります!もはやスマホはバッグに入れっぱなしでもいい気がしてきました。
ちなみにホステルトマールはコスパの良いドミトリータイプの宿で、富良野・美瑛ツーリングの拠点としておすすめの場所です。
しかも、宿泊者以外も利用できるカフェ「エベルサ」が朝早くから営業しているので、ツーリング中の朝食や休憩スポットとしても活用できます!
ということで、僕は今回ここで遅めの朝ごはんを頂きました。
お腹が満たされたところで、いよいよ今回のツーリングの目的地「四季彩の丘」を目指します!
ちょっと風が強くなってきたな・・・と思ったら「風が強いので注意してください」と音声が流れてきて、ちょっと泣きそうになりました(なんてお優しい・・・)
それどころか結構早い段階で「この先に工事現場あり」と教えてくれたり、相変わらずおすすめスポットを通知してくれたりと、本当に快適にツーリングさせてくれました。
その後もMOTTO GOの懸命なルート案内のお陰で、あくまで僕はただバイクの走りを楽しんでいるだけで、目的地の「四季彩の丘」に一度も迷わず無事に到着しました!
ぶっちゃけ「迷うことの方が難しい」ので、ツーリング中に道に迷うことを「味」と考えているライダーは、MOTTO GOは使わない方がいいかもしれません(?)
ちなみに四季彩の丘は目の前に雄大な十勝岳を望む絶景スポットで、季節に応じた花が咲き乱れる富良野・美瑛エリア屈指のおすすめの場所です!
まさにツーリングの目的地に最適な場所なので、機会があればぜひ行ってみて下さいね(もちろんMOTTO GOの案内で)
これがプレリリース版とか完成度高すぎ!
MOTTO GOはバイクに特化した機能の数々と丁寧なナビゲーション、そして「バイクナビ史上最高の音声案内」によって、ライダーを迷うことなく目的地に導いてくれます!
正直これがプレリリース版とか完成度が高すぎて恐れ入りました・・・正式版のリリースが本当に楽しみです!
MOTTO GO ダウンロードページ:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.pioneer.mottogo.android
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使った感じ、、、
電波の入らないところでは、起動しません。
リルートがかなりいい加減な感じを受けた
とにかく「道なり」の音声が鬱陶しい
1kmごとに「道なり」って言ってくるんで100kmのツーリングしたら100回聞くことになる
トンネル内で画面が暗くならず眩惑する
良いという宣伝なので課金して使ってみました
これってバイク用ですよね。 なのに都内などの二輪車通行禁止場所を平気でルート案内します。 宣伝も適当ですね! 使いもんにならないので解約します。