
Webike Plusをご覧の皆様、こんにちは!北海道の次にツーリングに行った回数が多い場所は「四国」の男、さすライダーです。
その四国の愛媛県と、本州は広島県を7つの橋で結ぶ「しまなみ海道」は、僕も大好きなツーリングライダーに人気のエリアですが、今回はそのしまなみ海道のおすすめスポットを紹介します!
なお、しまなみ海道には一部125cc以下のバイクでしか行けない場所もありますが、今回紹介するのは全て大型バイクでも行ける場所です。
※各スポット情報は2024年5月時点のものです。掲載の情報は予告なく変更になる場合があります。お出かけになる際は事前にお確かめください。
目次
1 広島県尾道市:ONOMICHI U2
しまなみ海道の広島県側の入口「尾道市」 にあるオシャレな複合商業施設が「ONOMICHI U2」です。
1943年に建造された倉庫「県営 上屋2号倉庫」をリノベーションして、2014年にオープンした施設で、館内には瀬戸内海をテーマとしたセレクトショップ、それからカフェやレストラン、そして宿泊施設の「HOTEL CYCLE」などがあります。
ONOMICHI U2はこれからしまなみ海道を走るライダーやサイクリスト、もしくは愛媛県側からアタックして走り終えた人が一息いれる場所として常に賑わっています。
さすライダーのワンポイントアドバイス
ONOMICHI U2はしまなみ海道の一本目の橋(広島側)の「尾道大橋」までバイクで10分の好立地です!
ちなみに尾道大橋には高速道路の「新尾道大橋」もありますが、後者に乗るための「尾道大橋IC」もすぐ近くの立地です。
ちなみにONOMICHI U2の敷地内にはバイクを置ける無料駐輪場もあるので、ここでお腹を満たしてトイレを済ませてから、しまなみ海道にアタックすることをおすすめします。
TEL:0848-21-0550
営業時間:7:00~21:00(ショップにより異なる)
定休日:なし(年中無休)
料金:入場無料
バイクOKの駐車場:敷地内にあり(無料)
公式HP:https://onomichi-u2.com/
2 因島:因島水軍城
広島県の因島にある全国でも珍しい「城型資料館」が「因島水軍城」です。
もともと因島にお城があったわけではなく、歴史家の「奈良本辰也」が1983年に建築した「あくまで資料館としての建物」で、因島にゆかりのある村上水軍(水上兵力)に関する貴重な武具や資料などが展示されています。
なお、因島水軍城は入場料として大人1名330円が必要ですが、珍しい水軍の各種展示物は一見の価値があります。
さすライダーのワンポイントアドバイス
因島水軍城には無料の駐車場が用意されているので、現地までそのままバイクで行けます。
春は桜の名所としても有名なので「お城と桜」という最強の和風コラボ写真を撮ることができます!
ちなみに土日祝日だけの開館ですが、すぐ近くに無料で見学できる「因島史料館」もあるので、時間に余裕があればこちらも見学していくことをおすすめします。
TEL:0845-24-0936
営業時間:9:30~17:00
定休日:木曜日、年末年始
料金:大人1名330円
バイクOKの駐車場:敷地内にあり(無料)
公式HP:https://www.city.onomichi.hiroshima.jp/soshiki/38/1042.html
3 生口島:ドルチェ 瀬戸田本店
「地産地消」をテーマに掲げる、瀬戸内海産の美味しい柑橘類のジェラートを味わえるお店が「ドルチェ 瀬戸田本店」です。
ドルチェは広島県と愛媛県に店舗を展開している人気ジェラートチェーン店で、生口島にある瀬戸田本店は、目の前に広がる海を見ながらジェラートを味わえるイートインコーナーがあります!
常時10種類以上のジェラートが揃っており、看板メニューは「瀬戸田のデコみかん」と「瀬戸田のレモン」です。
さすライダーのワンポイントアドバイス
瀬戸田本店は生口島を1周するメインルートの一つ「県道81号線」沿いのあるのでアクセスが良好です!
敷地内に広い無料駐車場も完備されているので、マスツーリングの立ち寄りスポットとしてもおすすめできます。
なお「柑橘類のジェラート」という都合上、柑橘類シーズンの冬の方がメニューが充実していて「冬限定メニュー」も登場します(しまなみ海道は冬も問題なく走れます)
TEL:0845-26-4046
営業時間:10:00~17:00
定休日:なし(年中無休)
看板メニュー:瀬戸田のデコみかん、瀬戸田のレモン
バイクOKの駐車場:敷地内にあり(無料)
公式HP:https://www.setoda-dolce.com/index.html
4 生口島:耕三寺
大阪の元実業家「耕三寺耕三」が、慈母への深い感謝の思いを込めて生口島に建立したお寺が「耕三寺」です。
通称「母の寺」と呼ばれており、豪華な装飾が施された色鮮やかなお寺ですが、さらに耕三寺家の美術コレクションを展示している「耕三寺博物館」も敷地内にあります!
ちなみに耕三寺の入場料は大人1名1,400円で、バイクは無料の駐車場に停められます。
さすライダーのワンポイントアドバイス
耕三寺の目玉は広さ約5,000平方メートルにも及ぶ広大な大理石の庭園の「未来心の丘」で、特に庭園内にある「光明の塔」は「しまなみ海道屈指のインスタ映えスポット」として有名です!
まるで地中海にあるお店のような佇まいのカフェ「カフェ・クオーレ」もあるので、一般的なお寺をイメージして耕三寺に行くと、良い意味で色々と裏切ってくれます。
恐らく耕三寺に立ち寄るとそれなりの時間を消費するので、少なくても1日でしまなみ海道を縦断する場合は「寄らない(次の機会にする)」という選択肢も持っておくのが賢明かもしれません。
TEL:0845-27-0800
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし(年中無休)
料金:大人1名1,400円
バイクOKの駐車場:敷地内にあり(無料)
公式HP:https://www.kousanji.or.jp/
5 大三島:道の駅 多々羅しまなみ公園
しまなみ海道の広島県側の生口島、それから愛媛県側の大三島を結ぶ「多々羅大橋」を一望できる人気の道の駅が「道の駅 多々羅しまなみ公園」です。
多々羅大橋の大三島側の入り口にある道の駅で、常にしまなみ海道を走るライダーやサイクリストで賑わっています。
設備としては広い駐車場とトイレ、それからフードコートにレストラン、各種ショップと一通りのものが揃っており、バイクで走ってすぐの場所にキャンプ場(道の駅で受付)まである、まさに「しまなみ海道ツーリングの拠点となる道の駅」です!
さすライダーのワンポイントアドバイス
道の駅 多々羅しまなみ公園はフードコートが充実しており、多々羅大橋を見渡せるテラス席でテイクアウトしたフードやドリンクを味わえます!
特に愛媛県名物のみかんを中心とした柑橘系のドリンクがおすすめで、フードメニューの「鯛カツバーガー」も人気があります。
ちなみに敷地内には我々ライダーのブラザー的存在の「チャリダー」の聖地、その名も「サイクリストの聖地 記念碑」もあるので、ブラザーの聖地の記念撮影もお忘れなく。
TEL:0897-87-3866
営業時間:概ね9:00~16:00(店舗により異なる)
定休日:なし(年中無休)
バイクOKの駐車場:敷地内にあり(無料)
公式HP:https://imabari-shimanami.jp/tatara/
6 大三島:大山祇神社
全国に1万社余りあるとされている「山祇神社」と「三島神社」の総本社が大三島にある「大山祇神社」です。
ここは「愛媛県最古の神社」と言われており、本殿と拝殿共に国の重要文化財に指定されています!
境内にある樹齢約2,600年(!)の大楠が神木とされており、しまなみ海道屈指のパワースポットとして多くの観光客が訪れます。
さすライダーのワンポイントアドバイス
大山祇神社の敷地内には、なんと!全国にある国の重要文化財指定を受けた武具や甲冑類の実に8割(!)が収蔵されている「宝物館」があります!
ちなみに入場料として大人1名1,000円が必要ですが、展示物の全てが貴重な品物なので、ここはぜひ見学していくことをおすすめします(国宝もあります)
TEL:0897-82-0032
参拝可能時間:日の出頃~17:00
料金:入場無料、宝物館は1,000円
バイクOKの駐車場:敷地内にあり(無料)
公式HP:https://oomishimagu.jp/
7 大三島:伯方塩業株式会社 大三島工場
しまなみ海道には「は・か・た〜の塩〜♪」で有名な伯方塩業株式会社があり、まさにその由来となっている伯方島とお隣の大三島に工場があります!
そして、大三島の工場は「工場見学」が可能で、基本的に予約不要で誰でも無料で見学することができます(10名以上は要予約)
ちなみに見学の所要時間はだいたい1時間前後で、実際の製造工程と伝統的な「流下式枝条架併用塩田」を見学することができます。
さすライダーのワンポイントアドバイス
ライダー的には工場見学よりも重要(?)なものが「伯方の塩ソフトクリーム」で、ここ大三島工場だけの限定販売となっています。
淡い塩味がソフトクリームの甘味を引き立てている絶妙な味で、これはライダーならばぜひとも一度は食べてみてほしいです!
ちなみに同じくここでしか買えないお土産や伯方の塩グッズを売っている売店もあるので、しまなみ海道ツーリングのお土産物色はここで決まりです。
TEL:0897-82-0660
営業時間:9:00〜16:00
定休日:水曜日、8/13~8/17、秋祭り期間、12/28~1/7
料金:入場無料、予約不要(10名以上は予約必要)
バイクOKの駐車場:敷地内にあり(無料)
公式HP:https://www.hakatanoshio.co.jp/factory/
8 伯方島:伯方の塩ラーメン さんわ伯方島本店
伯方の塩で有名な伯方島にある、その名も「伯方の塩ラーメン」で有名なラーメン店が「さんわ伯方島本店」です。
さっぱりとした塩味がクセになる、スープまで飲み干したくなる絶品の塩ラーメンを求めて多くの観光客がやってくる「伯方島イチの有名スポット」です!
なお、伯方島本店には無料の駐車場がありますが、お店の前の道が一方通行なのでアクセスは要注意です。
さすライダーのワンポイントアドバイス
さんわは以前は伯方島にしか店舗がありませんでしたが、現在はしなまみ海道の愛媛県側の入り口の今治市内に「今治北インター店」があります!
こちらは「新メニュー研究所」として、塩ラーメンの他にも様々なメニューが用意されており、居酒屋として営業する夜の限定メニューも用意されています。
一応ツーリングライダーとしては本店で食べるのがセオリーですが、利便性と立地は今治北インター店の方が圧倒的に優れています。
TEL:0897-72-1211
営業時間:11:00〜19:00(水曜は17:00まで)
定休日:日曜日
看板メニュー:伯方の塩ラーメン
バイクOKの駐車場:敷地内にあり(無料)
公式HP:https://sanwa.ocnk.net/
9 大島:亀老山展望公園
しまなみ海道の愛媛県側にある「大島」の南に位置する「亀老山展望公園」は、世界初の三連吊橋「来島海峡大橋」を一望できる絶景スポットです!
標高301.1mの高台にある展望公園で、晴れた日は四国にある西日本最高峰の「石鎚山」まで見渡せます!
ちなみに夜はライトアップされた来島海峡大橋と今治市の夜景が美しい場所としても有名です(アクセス道が細い山道なので夜間走行は要注意)
さすライダーのワンポイントアドバイス
亀老山展望公園は駐車場や公衆トイレ、それから売店も備わっている高規格な展望公園で、単にツーリング中の休憩スポットしても活用できます。
しかも、ここの売店で売っている「藻塩アイス」はここだけの限定品なので、これを食べるだけでも行く価値のある場所です!
ちなみに肝心の展望台は著名な建築家の「隈 研吾」さんが設計した、インスタ映えする立派な展望台です。
TEL:0897-84-2111
料金:入場無料
バイクOKの駐車場:敷地内にあり(無料)
公式HP:https://www.city.imabari.ehime.jp/kanko/spot/?a=182
10 愛媛県今治市:糸山公園
しまなみ海道の愛媛県側の1本目の橋「来島海峡大橋」のスケール感を味わえる公園が「糸山公園」です。
愛媛県側の起点となる「今治北IC」からバイクで5分の公園で、渦潮で有名な来島海峡と来島海峡大橋が織りなすダイナミックな景観を堪能できます!
なお、園内には広い駐車場とトイレ、それから観光案内所兼ショップの「来島海峡展望館」や、宿泊施設の「サンライズ糸山」など様々な施設があります。
さすライダーのワンポイントアドバイス
来島海峡展望館では愛媛県名物の「みかんジュース」や柑橘系のアイスクリームなどが売っているので、目の前に広がる来島海峡大橋の絶景を眺めながら、テラス席で食べればもれなく幸せになれます!
それと今や全国区の人気を誇る今治市のご当地キャラ「バリィさん」グッズも来島海峡展望館で売っているので、バリィさん好きな方は散財が捗るかもしれません(僕のことです)
TEL:0898-36-1541(今治市役所観光課)
料金:入場無料
バイクOKの駐車場:敷地内にあり(無料)
公式HP:https://www.oideya.gr.jp/imatan/spot/itoyama/index.htm
しまなみ海道は島ごとに特徴があって飽きない!
しまなみ海道はライダーの大好物「島旅」を気軽に味わえる絶好のツーリングエリアです!
しかも、水軍の島だったり、国宝満載の島だったり、とにかく塩を推しまくる島だったりと・・・島ごとに特徴があって飽きないので、一度行くと何度も行きたくなる魅力を秘めています。
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