Webike Plusをご覧の皆様、こんにちは!恐らく北海道じゃなければ長野県に移住していた男、さすライダーです。

実際、どこに移住しようか悩んでいた時に、最後まで北海道に次いで候補に残っていたのが長野県、つまりは信州です!

信州といえばライダーの大好物「絶景ワインディングロード天国」として知られていますが、実はツーリングスポットもめちゃくちゃ充実しているので、今回は個人的なおすすめの場所を紹介します。

※各スポット情報は2024年4月時点のものです。掲載の情報は予告なく変更になる場合があります。お出かけになる際は事前にお確かめください。

1 絶景スポット:上高地

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長野県は松本市にある、日本屈指の山岳リゾートエリアが「上高地」です。

標高1,500m付近を流れる清流の梓川(あずさがわ)と日本アルプスの山々が織りなす、まるで海外のような美しい景観は一見の価値があります!

特に上高地のシンボル的存在「河童橋」付近の景観が素晴らしく、周辺にはおしゃれなカフェやホテルなどが軒を連ねています。

さすライダーのワンポイントアドバイス

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残念ながら上高地は現地までバイクで行くことが出来ず、松本方面から向かう場合は「沢渡駐車場(350円)」それから岐阜県の高山方面から向かう場合は「平湯あかんだな駐車場(300円)」にバイクを停める必要があります。

ちなみに駐車場からはシャトルバスに乗り換えて上高地へ向かう必要があり、料金は往復2,800円(両駐車場共通)となかなかの金額です・・・

しかし、上高地の景色は本当に素晴らしいので「バイクを置いて、それなりの金額を払って、シャトルバスに乗っても行く価値がある」と断言します!

上高地の情報
〒390-1516 長野県松本市安曇上高地
TEL:0263-95-2433(上高地インフォメーションセンター)
料金:入場無料、現地まで往復シャトルバスを利用(2,800円)
バイクOKの駐車場:沢渡駐車場(350円)・あかんだな駐車場(300円)
公式HP:https://www.kamikochi.or.jp/

2 史跡:松本城

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現在日本に5か所しかない国宝のお城の一つが「松本城」です。

威風堂々とした「五重六階の天守」としては「日本最古のお城」と言われており、長野県を代表する史跡として全国的にも有名です!

なお、松本城は天守内を見学可能なお城で、入場料は大人1名700円です。

バイクは市街中心地にある「松本城大手門駐車場」に1日100円の低価格で駐輪可能で、松本城までは徒歩5分の距離です。

さすライダーのワンポイントアドバイス

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松本城から歩いてすぐの場所の場所にある、個性的な商店街「なわて通り商店街」は、松本城観光の前後に立ち寄ることをおすすめします。

かつて「女鳥羽川(めとばがわ)」の土手に出来た通りで、まるで「縄のように長い土手」であったことから「縄手(なわて)」と呼ばれています。

苦手な人はちょっと辛いかもしれない(?)シンボルのカエルのオブジェを起点に、昔ながらの商店やおしゃれな雑貨屋、それからカフェが立ち並ぶなわて通り商店街の散策を楽しみましょう。

松本城の情報
〒390-0873 長野県松本市丸の内4-1
TEL:0263-32-2902
営業時間:8:30〜17:00(季節変動あり)
定休日:12月29日〜31日
料金:大人1名700円
バイクOKの駐車場:松本城大手門駐車場(100円)※なわて通り商店街も徒歩圏内
公式HP:https://www.matsumoto-castle.jp/

3 史跡:奈良井宿

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江戸時代に整備された五街道のうちの一つ「中山道」にある、約1kmに渡って続く日本最長の宿場町が「奈良井宿」です。

まるでバイクでタイムスリップしてしまったかのような錯覚を覚える、その情緒ある町並みは一見の価値があり、思わず「ドラマや映画のセットなのでは?」と思ってしまいますが・・・実際には現地の方の努力によって、当時の町並みがそのまま保存されています!

中には実際にお土産屋や飲食店、それから宿として営業している建物もあるので、是非とも古の町の散策を楽しみましょう。

さすライダーのワンポイントアドバイス

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奈良井宿には一応車道が整備されていますが、あくまで地元住民の方の生活道路なので、バイクは「道の駅 奈良井木曽の大橋」に停めて歩いて散策するのがルールです。

物販や飲食コーナーのないシンプルな道の駅ですが、信州を代表する観光スポットの奈良井宿で無料でバイクを駐輪できるありがたい場所です。

ちなみに奈良井宿の散策で個人的におすすめの場所は、古民家リノベーションカフェの「宿場カフェいずみや」です。

奈良井宿の情報
〒399-6303 長野県塩尻市奈良井497−3(奈良井宿観光案内所)
TEL:0264-34-3160(同上)
料金:入場無料
バイクOKの駐車場:道の駅 奈良井木曽の大橋(無料)
公式HP:https://www.naraijuku.com/

4 パワースポット:善光寺

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現存する日本最古の仏像と言われている「一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)」を本尊とする、長野市にある全国的にも有名なお寺が「善光寺」です。

約1400年の歴史を誇る信州屈指のパワースポットで「遠くとも一度は詣れ善光寺」と江戸時代から語り継がれている名言があるほどです!

なお、普通に参拝するだけなら料金は不要ですが、本堂内陣を参拝をする場合は拝観料として600円が必要です。

さすライダーのワンポイントアドバイス

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善光寺周辺で唯一バイクを置ける場所は「善光寺第4駐車場」で、料金は1日500円です。

拝観後は長野駅から善光寺まで続く表参道の散策がおすすめで、特に「信州善光寺仲見世通り」は食べ歩きスポットが充実しています。

車は駐車場が時間制ですが、バイクは500円で停め放題なので参道巡りも楽しみましょう!

善光寺の情報
〒380-0851 長野県長野市大字長野元善町491-イ
TEL:026-234-3591
料金:拝観無料、本堂内陣の参拝は600円
バイクOKの駐車場:善光寺第4駐車場(400円)
公式HP:https://www.zenkoji.jp/

5 観光スポット:大王わさび農園

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長野県は安曇野市にある、綺麗な水の流れに癒される観光スポットが「大王わさび農園」です。

2011年放送のNHK連続ドラマ「おひさま」のロケ地として一躍有名になった場所で、広大なわさび農園内を自由に散策できます!

とにかく北アルプスの雪解け水が、農園内に張り巡らされた水路を流れる音が心地よく、各種散策コースや撮影スポットも用意されていますが、嬉しいことに入場料は無料です。

さすライダーのワンポイントアドバイス

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大王わさび農園には広い無料駐車場があるので、気兼ねなくバイクを停めて園内をゆっくりと散策することができます。

売店やカフェやレストランなどの各種設備も整っており、特にライダーならみんな大好きなご当地ソフトクリーム「わさびソフトクリーム」もあるので、ここに来たら絶対に食べることをおすすめします!

大王わさび農園の情報
〒399-8303 長野県安曇野市穂高3640
TEL:0263-82-2118
営業時間:8:00~17:00
料金:入場無料
バイクOKの駐車場:敷地内の駐車場(無料)
公式HP:https://www.daiowasabi.co.jp/

6 観光スポット:松代象山地下壕

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第二次世界大戦末期に、なんと!大本営や政府各省等を移管する為に作られた地下壕が「松代象山地下壕」です。

舞鶴山(現:気象庁松代地震観測所)を中心とした、総延長約10kmにも及ぶ巨大な地下壕で、現在は一般向けに開放されている観光スポットになっています!

しかも、受付やレクチャーなどがあるわけではなく、用意されているヘルメットを被って地下壕内を自由に散策するフリースタイルです。

さすライダーのワンポイントアドバイス

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松代象山地下壕は想像以上に立派で広い地下壕内を自由に散策できる貴重な場所ですが、少なくてもライダーにはあまり知られていない「穴場スポット」です。

しかも驚くべきことに入場料が無料で、徒歩7分程度の場所にある駐車場(代官町駐車場)も無料という神スポットなので、個人的にはかなり推しの場所です!

入場可能時間が午前9時から午後4時までとツーリングのオンタイムなので、是非とも信州ツーリングのスケジュールに組み込むことをおすすめめします。

松代象山地下壕の情報
〒381-1232 長野県長野市松代町西条479-11
営業時間:9:00~16:00
定休日:第3火曜日、年末年始(12/29~1/3)
料金:入場無料
バイクOKの駐車場:代官町駐車場(無料)
公式HP:https://www.matsushiro-kankou.com/spot/spot-645/

7 ご当地グルメ:蕎麦処うずら屋

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長野県のご当地グルメの筆頭と言えば「信州そば」ですが、その信州そばの名店が「蕎麦処 うずら家」です。

数ある信州そばの中でも「日本三大そば」の一つに数えられる「戸隠そば」を味わえるお店で、その極上のコシと喉越しの良さは感動を覚えるレベルです!

特に「天ざるそば」が大人気で「車海老、舞茸、なす、しそ、さつまいもの天ぷら」の5つの天ぷらが付いてきます(季節によって違いあり)

さすライダーのワンポイントアドバイス

蕎麦処うずら家

うずら家は信州を代表するそばの名店なので、休日はもちろん平日でもお昼時はある程度の行列を覚悟する必要があります・・・

特に休日は営業時間終了前に「そばが売り切れてしまう場合」があるので、可能であれば平日に行くことをおすすめします。

なお、基本的に入り口付近にある「席待ち表」に名前を書く必要があるので、これを知らずに行列に入ると永遠に順番は回ってきません。

蕎麦処うずら屋の情報
〒381-4101 長野県長野市戸隠3229
TEL:026-254-2219
営業時間:10:30〜16:00(品切れ次第閉店)
定休日:水曜日
バイクOKの駐車場:敷地内の駐車場(無料)
公式HP:https://uzuraya.nagano.jp/

8 ご当地グルメ:楽座 紅葉軒

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長野県は伊那市のご当地グルメ「馬刺し」を堪能できるお店が「楽座 紅葉軒」です。

馬刺しをはじめとする郷土料理の専門店で、一番人気は馬刺しをふんだんに使った「桜花丼」です!

ご飯が見えないほど盛りに盛られた馬刺し、それから刻み大葉とショウガ醤油の絶妙なコラボがクセになります。

さすライダーのワンポイントアドバイス

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紅葉軒は不定休かつ「予約のお客さんのみ」という営業日もあるので、現地に行っても必ず桜花丼を食べられるわけではありません。

なので、必ず店舗HPに掲載されている「営業カレンダー」を確認してから行くのが確実です。

もちろんツーリング日程と営業日が合致しない場合も多々あるとは思いますが、それでもなんとかスケジューリングをクリアして、桜花丼を食べに行く価値があると断言します!

楽座 紅葉軒の情報
〒396-0215 長野県伊那市高遠町小原305-1
TEL:0265-94-2154
営業時間:11:00〜14:00
定休日:不定休
バイクOKの駐車場:敷地内の駐車場(無料)
公式HP:https://koyoken.net/

9 温泉:野沢温泉

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長野県は北海道に次いで全国2番目に温泉地が多い都道府県ですが、その中でも情緒あふれる温泉街と豊富な湯量、そして昨今のインバウンド需要で大人気の温泉地が「野沢温泉」です。

なんと!誰でも無料で入浴できる「外湯」と呼ばれる共同浴場が全部で13ヶ所もあり、しかも全て「100%源泉掛け流し」という素晴らしさです!

もちろん温泉旅館の宿泊やご当地グルメの食べ歩きなど、一般的な温泉地の楽しみも網羅しており、加えて豊かな自然を生かした各種アクティビティも楽しめる「野沢温泉マウンテンリゾート」を名乗っています。

さすライダーのワンポイントアドバイス

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野沢温泉には「温泉卵作り」を楽しめる場所が数ヶ所あり、卵をそのまま温泉で満たされた「釜」に入れると温泉玉が完成します!

卵は野沢温泉内の商店などで売っているので、外湯めぐりのついでに是非チャレンジしてみましょう!

ちなみに一際大きい存在感抜群の釜「麻釜」は地元住民しか利用できないので、絶対に立ち入ってはいけません(柵の外から見学のみ)

なお、バイクは「中央ターミナル駐車場」に300円で駐輪可能で「9:00~18:00」のみ利用可能です。

野沢温泉の情報
〒389-2502 長野県下高井郡野沢温泉村
TEL:0269-85-3155
バイクOKの駐車場:中央ターミナル駐車場(300円)
公式HP:https://nozawakanko.jp/

10 温泉:片倉館

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一級河川の天竜川水系に属する美しい湖「諏訪湖」の湖畔にあるモダンな日帰り温泉施設が「片倉館」です。

温泉=和の建物という常識を覆す、立派な西洋風の建物で、もともとは北中南米~ヨーロッパを視察した「片倉財閥」が、地域住民の社交の場として昭和3年に建造した建物です。

肝心の温泉はなんと!100人が一度に入れるほどの広さを誇る、大理石造りの「仙人風呂」で、外観に勝るとも劣らないモダンな浴場に850円で入浴できます。

さすライダーのワンポイントアドバイス

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片倉館は日帰り入浴の他に館内見学も可能で、自由見学は500円、それからガイド付きの見学は1,000円で受付可能です!

さらに同じ敷地内に「諏訪市美術館」もあり、こちらは別途310円で入場可能です。

僕はせっかくモダンな片倉館で温泉に入るのなら、ついでに文化やアートに触れてみるのもまたツーリングの良い思い出になると思います(僕はどちらも見学しました)

片倉館の情報
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り4-1-9
TEL:0266-52-0604
営業時間:10:00〜20:00
定休日: 毎月第2・第4火曜日
料金:入浴料 大人1人850円、館内見学500円・ガイド付き1,000円、同敷地内美術館310円
バイクOKの駐車場:敷地内の駐車場(無料)
公式HP:http://www.katakurakan.or.jp/index.php

さすがの一流ツーリングエリア!

毎年夏になると、バイク雑誌で必ず特集されるツーリングエリアが北海道、それから信州です!

さすがの一流ツーリングエリアだけあって、実に幅広いジャンルのスポットが点在しており「またこれ系か・・・」と信州は飽きることがありません。

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