文/Webikeバイヤー:あきら

2輪ロードレースの世界最高峰MotoGPを日本で唯一開催するモビリティリゾートもてぎ。
このコースはMotoGP以外にも全日本ロードレースや2輪以外でもSuperGTやスーパーフォーミュラでも使用される国際規格のサーキットです。
今回は、憧れのコース「モビリティリゾートもてぎ」をライダースクラブさん主催の「ライディングパーティー」に参加し、走行してきました。

走行会とは?

走行会とはライセンス不要でサーキット走行を楽しむ事ができるイベントです。
筆者の初めてのサーキット走行は、筑波サーキットでの走行会でした。
ライセンスを取得するまでは至りませんでしたが、年に何度かサーキット走行したいというライトなユーザーにとって丁度いいのが「走行会」なのです。

ライディングパーティーとは!

前述した通り、ライダースクラブさん主催の走行会が「ライディングパーティー」となります。

2024年のライディングパーティースケジュールは

  • 4/27 袖ケ浦フォレスト・レースウェイ
  • 5/25 モビリティリゾートもてぎ
  • 7/13 袖ケ浦フォレスト・レースウェイ
  • 9/07 袖ケ浦フォレスト・レースウェイ
  • 11/09 袖ケ浦フォレスト・レースウェイ

上記5回が予定されており、主に袖ケ浦フォレスト・レースウェイで開催されており、年に1度モビリティリゾートもてぎでの走行が実施されます。

今回走行したモビリティリゾートもてぎというサーキットはMotoGP日本ラウンドで実際に使用されるサーキットで、このサーキットを走ることでGPライダーの気分を体感することができます。

速いがエライじゃない「安心」「安全」のサーキット走行会

ライディングパーティーでは速いがエライじゃないんです。
自分のバイクで無理せず楽しく走れる走行会がライディングパーティの特徴!

実際に走行した感想としては「無理な追い越し」や「タイムアタック」している人は見受けられませんでした。
また、走行のクラスも細分化されており。

  • 桃腕章(サーキットデビュー)
  • 緑腕章(ビギナー)
  • 黄腕章(準ハイペース)
  • 赤腕章(ハイペース)

と4組に分かれており、サーキット入門~上級者までおすすめな走行会です。

走行時間は1枠15分で、完熟走行2枠、フリー走行4枠の合計6枠90分となっています。
15分と聞くととても短く感じますが、スポーツ走行が20~30分続くと疲労や集中力の低下に繋がります。
実際に走った感想としては「ちょうどいい」と感じるとともに、6枠もあるので「物足りない」ということはありませんでした。

走るだけじゃないライディングパーティー

プロライダーによるライディングフォームチェック

走行前や走行後にライディングフォームのチェック&アドバイスをもらうことができます。

プロライダーによるタンデムライディングアドバイス(抽選)

プロライダーが希望者(抽選)をタンデムシートに乗せてサーキットを走行します。実際の走行ラインなどを体感することができます。

プロライダーによるライディングレッスン、コーチング(別料金)

プロライダーの先導で、実走行中にライディングフォームのチェックや走行ラインのレッスンをしてもらえます。

走行写真撮影/走行動画撮影

プロのカメラマンが走行写真を撮影!後日写真や画像データを購入することができます。
走行動画撮影は、追加料金で自身の走行中にカメラマンライダーが追従または先導し、動画を撮影してもらえます。

タイヤの空気圧調整・アドバイスが聞ける!

タイヤの空気圧調整がわからなくても大丈夫!タイヤメーカーが走行をサポートします。
走行前や走行後に空気圧の調整が無料で行えるので自走での参加でも安心!

ライディングパーティーに必要な物、準備は?

整備不良で他車を危険に巻き込まないよう必ず点検・整備を行いましょう。
行きつけのディーラーやバイクショップでオイル交換などの作業依頼と併せて「サーキット走行会に参加するので点検・整備をお願いしたい」と伝えると安心です。

タイヤ、チェーン、スプロケットなどの消耗品の交換時期が近づいている場合は、走行会を機に交換をおススメします。
タイヤやチェーンは慣らしの期間が必要なので、余裕を持って交換し、走行会の前に一度、チェーンの張り調整を行うことがおすすめです。

万が一にも転倒してしまってはタイヤ代以上の費用がかかってしまうので、事前に点検の依頼、消耗品の交換を済ませておくことが走行会を最大限に楽しむコツです。

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