Webike Plusをご覧の皆様、こんにちは!海も山も両方大好きな欲張りな男、さすライダーです。

なので、関東に住んでいた頃は、海と山の景色を求めて「伊豆半島」によくツーリングに行っていました!

しかも、今は北海道に住んでいるので、冬はバイクに乗れませんが・・・伊豆半島は冬も温暖な気候でバイクに乗れてしまうので、今更ながら「実に素晴らしい場所だった」と痛感しております。

ということで、関東圏を代表するツーリングエリア「伊豆半島」のおすすめツーリングロードとスポットを合わせて紹介します。

※各スポット情報は2024年3月時点のものです。掲載の情報は予告なく変更になる場合があります。お出かけになる際は事前にお確かめください。

1 絶景ロード:伊豆スカイライン

伊豆スカイライン

伊豆半島の東側を南北に縦断する、全長約40.6kmの有料道路が「伊豆スカイライン」です。

ライダーからは「伊豆スカ」と呼ばれている日本を代表するツーリングロードで、稜線を縫うように走る絶景ワインディングロードです!

熱海峠から終点の天城高原までに全部で7ヶ所の料金所があり、随時設置してあるパーキングからは富士山を眺めることもできます。

なお、伊豆スカイラインの通行料は110円〜580円となっており、残念ながらETCが使えない点だけは要注意です(現金または回数券)

さすライダーのワンポイントアドバイス

滝知山展望台

伊豆スカイライン上のパーキングで個人的に一番おすすめの場所は「滝知山展望台」です。

晴れた日は富士山と駿河湾、それから相模湾を見渡せる絶景が広がっており、駐車場が広くアクセスも良好です!

ただし、唯一トイレが無いという欠点があるので、例えばマスツーリングなどの待ち合わせ場所としては不向きです。

伊豆スカイラインの情報
〒419-0101 静岡県田方郡函南町桑原1400(熱海峠料金所)
TEL:0542-54-3424
料金:通行料110円〜580円
バイクOKの駐車場:随時パーキングあり(無料)
公式HP:https://siz-road.or.jp/road/izusk/

2 絶景ロード:西伊豆スカイライン

西伊豆スカイライン

伊豆半島の西側に位置する戸田峠と船原峠を結ぶ、全長約10.8kmの絶景ワインディングロードが「西伊豆スカイライン」です。

伊豆スカイラインと人気を2分する道で、かつては有料でしたが現在は「県道127号線」の一部なので通行料は不要です!

全体的に気持ちよく走れる中高速コーナーが中心ですが、ところどころにタイトコーナーもあるので走りごたえが抜群です。

さすライダーのワンポイントアドバイス

西伊豆スカイライン

伊豆半島の西側は東側に比べると全体的にアクセスが良く無いので、結果としては西伊豆スカイラインは伊豆スカイラインより交通量が少なく快走できます!

しかも、伊豆スカイラインより高い標高900m付近を走るので展望も良く、走りながら富士山・駿河湾・相模湾の眺めを堪能できます。

なお、標高が高いゆえに冬季は路面凍結の可能性があるので、いくら伊豆とはいえ冬は極力走らないことをおすすめします(冬の澄んだ景色は最高ですが・・・)

西伊豆スカイラインの情報
〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺 戸田峠(戸田峠
TEL:0558-72-2501(伊豆市観光協会修善寺支部)
料金:通行無料
バイクOKの駐車場:随時パーキングあり(無料)

3 走れる観光スポット:旧天城トンネル

旧天城トンネル

伊豆半島の国道414号線の旧道にある、雰囲気抜群のトンネルが「旧天城トンネル」です。

川端康成の代表作「伊豆の踊子」にゆかりあり由緒正しきトンネルで、バイクでそのまま通り抜けることができます!

しかし、トンネル内の幅が約3.5mと非常に狭く、それゆえ対向車とのすれ違いが困難な場合があるので・・・必ず通り抜ける前に対向車の有無をヘッドライトなどで確認しましょう。

さすライダーのワンポイントアドバイス

旧天城トンネル

旧天城トンネル内には一応照明が設置されていますが、全体的に暗く路面状況も決して良いとは言えないので、通り抜ける際は慎重に運転する必要があります。

なお、トンネルの入り口には駐車場とトイレが設置してあるので、突入前の記念撮影や休憩は可能です。

実はトンネルまでのアクセス路がほぼダートなので、特にオンロードバイクの場合は「引き返すという選択肢」を持った上でチャレンジしましょう(オフ車なら問題ないダートです)

旧天城トンネルの情報
〒413-0501 静岡県河津町
TEL:0558-85-1056(伊豆市観光協会天城支部)
料金:通行無料
バイクOKの駐車場:トンネル手前の駐車場(無料)
公式HP:https://kanko.city.izu.shizuoka.jp/form1.html?pid=2481

4 観光スポット:城ヶ崎海岸

城ヶ崎海岸

約4,000年前に大室山が噴火し、その時の溶岩によって形成された絶壁の海岸線が「城ヶ崎海岸」です。

全長約9kmの長い自然研究路が整備されていますが、ライダーも含めて多くの観光客のお目当ては「門脇つり橋」で、駐車場から歩いてすぐの場所にあります!

ちなみに門脇つり橋は全長48m・高さ23mの朱色の吊り橋で、歩くと想像以上にスリリングな体験ができます。

さすライダーのワンポイントアドバイス

城ヶ崎海岸

城ヶ崎海岸でバイクを停める場所は「伊東市門脇駐車場」です。

車は1日500円の駐車料金がかかりますが、バイクは駐車場ゲートの横をすり抜けて無料で駐車できます!

駐車時間(料金)を気にせず観光できるので、流石に9km全部は歩いていませんが、僕はいつも自然研究路の散策を楽しんでいます。

城ヶ崎海岸の情報
〒413-0231 静岡県伊東市富戸
TEL:0557-37-6105(伊東市観光案内所)
料金:入場無料
バイクOKの駐車場:伊東市門脇駐車場(無料)
公式HP:https://itospa.com/spot/detail_54002.html

5 観光スポット:大室山

大室山

伊豆半島におけるシンボル的な存在が、噴火により城ヶ崎海岸を形成した「大室山」です。

噴火時に吹き上げられたマグマが飛散冷却される過程で形成される「スコリア丘」と呼ばれる綺麗な円錐型の山で、西のライダーの聖地こと阿蘇にも「米塚」というスコリア丘があります。

大室山は伊豆半島を代表する観光地なので、各種売店やレストランが軒を連ねる賑やかな場所です!

さすライダーのワンポイントアドバイス

大室山

恐らく多くのライダーが「登ってみたい」という衝動に駆られるであろう大室山ですが、実はリフトで簡単に標高580mの山頂まで行けます!

山頂まで約6分の空中散歩を楽しめるリフトの料金は往復1,000円で、山頂からは富士山や伊豆諸島、それから房総半島まで見渡せる絶景を堪能できます!

なお、山頂にもお土産や軽食を購入できる売店が設置してあり、もちろん登頂記念撮影用のフォトスポットも用意されています。

大室山の情報
〒413-0231 静岡県伊東市池672-2
TEL:0557-51-0258
リフト営業時間:9:00~17:00
料金:リフト大人往復1,000円
バイクOKの駐車場:敷地内の駐車場(無料)
公式HP:https://omuroyama.com/

6 観光スポット:龍宮窟

龍宮窟

伊豆半島屈指のSNS映え・パワースポットとして名高い場所が「龍宮窟」です。

直径約50mほどの「天窓」がある神秘的な海の洞窟で、内部と洞窟の上部にある遊歩道を歩いて散策できます!

なお、龍宮窟は入場料無料スポットですが、バイクは駐車代として500円が必要です。

さすライダーのワンポイントアドバイス

田牛サンドスキー場

まるで、ファイナルファンタジーやドラゴンクエストに出てきそうな龍宮窟ですが、洞窟以外にも「ハート型に見える砂浜」や、ユニークな「田牛サンドスキー場」などの見どころが満載です!

特に田牛サンドスキー場は、傾斜角度30度(!)のエグい砂浜のゲレンデをソリで滑るスリリングな「非日常体験」ができます!

ちなみに田牛サンドスキー場の利用料は無料で、ソリは近くの民宿などで200円でレンタル可能です。

龍宮窟の情報
〒415-0029 静岡県下田市田牛696-1
TEL:0558-222-211
料金:入場無料、ソリのレンタルは200円
バイクOKの駐車場:敷地内の駐車場(500円)
公式HP:https://www.shimoda-city.info/ryugu

7 伊豆半島最南端:石廊崎

石廊崎

ライダーの大好物「道の果てスポット」が、伊豆半島最南端の「石廊崎(いろうざき)」です。

断崖絶壁と荒々しい太平洋が織りなすワイルドな景色を堪能できる場所で、岬の先端へと続くスリリングな遊歩道を歩くことができます!

なお、石廊崎は「石廊崎オーシャンパーク」という公園内にあり、入場料は無料ですがバイクは駐車代金として200円が必要です。

さすライダーのワンポイントアドバイス

石廊崎灯台

石廊崎オーシャンパークの敷地内には「日本の灯台50選」の一つに選ばれている「石廊埼灯台」、それから断崖絶壁に佇む「石室(いろう)神社」、そして縁結びのご利益があると言われている「熊野神社」があり、これらを自由に散策することができます(灯台内部は入れません)

さらにはお土産や軽食を購入できるセンターハウスもあるので、最南端の余韻に浸りながらここで一息入れていきましょう。

石廊崎の情報
〒415-0156 静岡県賀茂郡南伊豆町石廊崎546-5
TEL:0558-65-1600(石廊崎オーシャンパーク)
開園時間:8:30~17:00
料金:入場無料
バイクOKの駐車場:敷地内の駐車場(200円)
公式HP:http://irou-ocean.or.jp/

8 温泉:東海館

東海館

温泉天国の伊豆半島の中でも、特に豊富な湧出湯量を誇る「伊東エリア」にある情緒あふれる温泉が「東海館」です。

東海館は昭和3年に建造された木造3階建の温泉旅館で、現在は貴重な歴史的建造物として200円で見学可能です!

そして、館内にあるレトロ感溢れる温泉にプラス500円で入れるので、ここに来たら見学と温泉をセットで楽しむのがセオリーです。

さすライダーのワンポイントアドバイス

東海館

東海館の温泉は、大小2つの浴場が「時間による男女入れ替え制」となっており、大の方でもそれほど湯船は広くありません。

しかし、ここは雰囲気を楽しむ温泉なので「情緒あふれる建物内の温泉に入る」という体験が何よりの思い出になると思っています。

ちなみに残念ながら周辺にバイクを置ける場所がないので道の駅 伊東マリンタウン」にバイクを停めて約20分ほど歩くか、思い切って伊東市内のバイクを置ける宿に泊まって行く必要があります。

東海館の情報
〒414-0022 静岡県伊東市東松原町12-10
TEL:0557-36-2004
開園時間:9:00〜21:00、温泉は11:00~19:00(男女入れ替え制)
料金:入場料200円、入浴料500円別途必要
バイクOKの駐車場:道の駅 伊東マリンタウン(無料)もしくは伊東市内に宿泊
公式HP:https://itospa.com/spot/detail_52002.html

9 ご当地グルメ:​Ra-maru 下田バーガー

​Ra-maru

その昔、アメリカのペリー提督率いる黒船船団が来航し、鎖国していた日本が開国へと向かった始まりの場所「下田」のご当地グルメが「下田バーガー」です。

分厚い金目鯛のフライを豪快に挟んだハンバーガーで、美味しさ・ボリュームともに満足できる逸品です!

ちなみに下田にある道の駅「開国下田みなと」の1階にある「Ra-maru」で下田バーガーを食べることができます。

さすライダーのワンポイントアドバイス

Cafe & Humburgr Ra-maru

道の駅 開国下田みなとは「Ra-maru」の他に海産物の直売場や食堂、それから「ハーバーミュージアム・JGFAかじきミュージアム(500円)」という博物館も併設されている高規格な道の駅です。

下田港を眺めながらハンバーガーを食べたり、お土産を物色したり、博物館を見学したりと色々楽しめるので、伊豆半島ツーリングの一つの目的地として最適な場所です!

​Ra-maruの情報
〒415-0000 静岡県下田市外ヶ岡1番地の1
TEL:0558-25-3500
営業時間:10:00~17:00、定休日:なし
看板メニュー:下田バーガー(1,300円)
バイクOKの駐車場:敷地内の駐車場(無料)
公式HP:https://www.kaikokushimodaminato.co.jp/ra-maru

10 スイーツ:七滝茶屋

七滝茶屋

2月上旬から咲き始める早咲きの桜「河津桜」で有名な「河津町」にある、魅惑のイチゴスイーツの数々を味わえるお店が「七滝茶屋」です。

一般的には伊豆のご当地ジビエ料理の「猪鍋」や、伊豆産のワサビをふんだんに使った「わさび丼」で有名なお店ですが、それらと並んで「一年中イチゴスイーツが食べられること」でも有名なお店です!

ちなみにすぐ近くに伊豆半島の走りどころ「河津七滝ループ橋」があるので、ライダーが多く立ち寄るお店でもあります。

さすライダーのワンポイントアドバイス

七滝茶屋

七滝茶屋のイチゴスイーツは実にバラエティに富んでいますが、一番人気は「クラッシュドストロベリー・いちご生ジュース・いちごゼリー」の3点がセットになった「いちご三昧」です。

とにかくイチゴの程よい酸味と甘さが際立つ極上の3点セットで、まるで芸術品のような美しい見た目も最高の一言です!

僕がここに行った当時はまだ「インスタ映え」というワードが盛んではありませんでしたが、今なら最高のインスタ映えメニュー間違いなしです!

七滝茶屋の情報
〒413-0501 静岡県賀茂郡河津町梨本363-4
TEL:0558-36-8070
営業時間:10:00〜17:00、定休日:不定休
看板メニュー:いちご三昧(1,296円)
バイクOKの駐車場:敷地内の駐車場(無料)
公式HP:http://izupeninsula.net/2017/06/19/nanadaruchaya/

伊豆半島は1年中楽しめるツーリングパラダイス

バイクで走るべき絶景ロードの数々、そして魅力的な観光地と温泉、さらにはご当地グルメにスイーツ、しかも冬も温暖なのでバイクで走れる・・・とくれば、まさに伊豆半島は「1年中楽しめるツーリングパラダイス」と言っても過言ではないエリアです!

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