Webike Plusをご覧の皆様、こんにちは!関西人の話術の100分の1でもいいから分けて欲しい、会話が全く続かない男、さすライダーです。
関西エリアを札幌ナンバーのバイクで走っていると「話しかけられ率」が凄まじいことになりますが、その度に自分のトークセンスの無さを痛感して、とっても悲しくなります・・・
しかし、そんな時はバイクで関西の素晴らしい道を走れば、落ち込んだ気持ちも復活するので、今回は僕が元気になれた関西のおすすめの道を紹介します!
※各スポット情報は2024年3月時点のものです。掲載の情報は予告なく変更になる場合があります。お出かけになる際は事前にお確かめください。
目次
1 滋賀県:奥琵琶湖パークウェイ
もはや説明不要の滋賀県のシンボル「琵琶湖」の北側にあるワイディングロードが「奥琵琶湖パークウェイ」です。
県道512号線、それから513号線からなる全長約18.8kmの観光道路で、前半は穏やかな湖畔の道ですが、後半はテクニカルなワインディングが待ち受けています。
なお、奥琵琶湖パークウェイは途中から一方通行となるので、菅浦エリアの県道513号線から侵入する必要があります。
さすライダーのワンポイントアドバイス
奥琵琶湖パークウェイのビュースポット「つづら尾崎展望台」からの琵琶湖の眺めは一見の価値があるので、ぜひ立ち寄ることをおすすめします!
ちなみに週末は関西のライダーの溜まり場になっており、広い駐車場とトイレ、それから売店や食堂もあるので、次々とやってくるバイクを見ながら寛ぐことができます。
ちなみにB級スポット好きには堪らない「どうぶつの森」という某人気ゲームソフトと同名の「動かない動物園(動物のオブジェを展示)」もあるので、こちらも話のネタに(?)ぜひ見ていきましょう。
TEL:0749-53-4133(長浜観光協会)
料金:通行無料
バイクOKの駐車場:つづら尾崎展望台(無料)
公式HP:http://www.koti.jp/parkway/tenbo-dai.htm
2 滋賀県:メタセコイヤ並木
関西在住のライダーのSNSを見ていると、高確率で出てくるインスタ映えする道が「メタセコイヤ並木」です。
滋賀県のマキノ高原へと続く「県道287号線」の約2.4kmの区間がメタセコイヤ並木で、道の両側に約500本のメタセコイヤが美しく立ち並んでいます!
思わず走りながらキョロキョロしたくなる道ですが、人気スポットゆえに結構な交通量があるので、くれぐれも運転には注意しましょう。
さすライダーのワンポイントアドバイス
メタセコイヤ並木のちょうど中間地点には、飲食店やカフェが立ち並ぶ複合観光施設兼パーキングエリアの「マキノピックランド」があります。
実はメタセコイヤ並木は「路肩にバイクを置いての撮影はNG」なので、写真を撮る際はここにバイクを停めて歩いて行く必要があります。
なお、マキノピックランドには大変ありがたいことに、バイク専用の広い無料駐車場が用意されています。
TEL:0740-33-7101(びわ湖高島観光協会)
料金:通行無料
バイクOKの駐車場:マキノピックランド(無料)
公式HP:https://www.city.takashima.lg.jp/soshiki/seisakubu/kikakukohoka/10/3/3/525.html
3 滋賀県:比叡山ドライブウェイ
標高849mの比叡山を貫く絶景ワインディングロードが「比叡山ドライブウェイ」です。
歴史的に有名な「比叡山延暦寺」へと続く有料道路で、眼下に広がる琵琶湖と大津の町を捉えながら、中高速コーナーを楽しめます!
ちなみにバイクは延暦寺までの往復料金が「1,166円」となっています。
さすライダーのワンポイントアドバイス
比叡山ドライブウェイの途中にある「夢見が丘」は、琵琶湖と大津の町を見下ろす絶好の展望スポットになっています!
素晴らしい景色を横目にカフェタイムを楽しめる「カフェテラスyumemi」もあるので、ここで一息ついてから延暦寺を目指すことをおすすめします。
なお、終点の延暦寺からは「奥比叡ドライブウェイ」という名の有料道路にアクセス可能ですが、こちらは「二輪車は日・祝・休日通行禁止」なので要注意です(比叡山ドライブウェイの往復が無難)
TEL:077-529-2216
料金:終点の比叡山まで往復1,166円
バイクOKの駐車場:夢見が丘、延暦寺(無料)
公式HP:http://hieizan-way.com/
4 奈良県:奈良奥山ドライブウェイ
奈良県の中心地からすぐにアクセスできる「新若草山コース・奈良奥山コース・高円山コース」の3つのコースを跨ぐ有料道路が「奈良奥山ドライブウェイ」です。
新若草山コースと高円山コースはそれぞれ往復だけでも走行可能ですが、奈良奥山コースを走るためには「新若草山コース→奈良奥山コース→高円山コース」と走り繋ぐ必要があります(通行料780円)
ちなみに奈良奥山コースは「世界遺産 春日山原始林」の中を走れる林道で、つまりは「有料の林道」という超レアな存在です!
さすライダーのワンポイントアドバイス
新若草山コースと高円山コースは割とテクニカルなワインディングロードで、距離は短いですが走りごたえと眺望が抜群です!
そして、奈良奥山コースは全線に渡ってフラットダートが続いているので、慎重に走ればオンロードバイクでも行けなくはないと思います(あくまで僕の主観です)
まるでジブリ映画に出てきそうな、神聖かつ静寂に包まれた原生林の中を走っていると、次第に気持ちが穏やかになっていく自分に気が付くはずです。
奈良奥山ドライブウェイは個人的に関西の道で最も好きな道なので、有料ですが是非走ってみることをおすすめします(できれば全線フルコースで)
TEL:0742-26-7213
通行可能時間:9:00〜17:00
料金:新若草山コース往復380円、高円山コース往復430円、全線フルコース780円
バイクOKの駐車場:随時駐車スペースあり(無料)
公式HP:https://shinwaka.com/
5 奈良県:大台ケ原ドライブウェイ
奈良県と三重県のちょうど県境に位置する「大台ヶ原」へと続く観光道路が「大台ケ原ドライブウェイ」です。
国道169号線から分岐する、約17.2kmの「大台ケ原公園川上線(県道40号)」が大台ケ原ドライブウェイで、前半は片側一車線のの舗装林道となっています。
その後、2車線になると紀伊山地の山々を見ながら走れる快走路となりますが、所々道幅が狭い区間があるので、くれぐれもスピードは控えめで走りましょう。
さすライダーのワンポイントアドバイス
大台ケ原ドライブウェイの終点の「大台ヶ原ビジターセンター」には広い駐車場とトイレ、それから売店が完備されています。
ここから大台ケ原の各種トレッキングコースにチャレンジできますが、個人的なおすすめは整備された歩きやすいルートの「駐車場→日出ヶ岳→正木峠」のコースです(所要時間は1時間前後)
なお、大台ケ原ドライブウェイには抜け道がないので、帰りは来た道をそのまま引き返す必要があります。
TEL:0746-83-0312
冬季閉鎖期間:11月下旬〜4月下旬
料金:通行無料
バイクOKの駐車場:大台ヶ原ビジターセンター(無料)
公式HP:https://www.pref.nara.jp/2977.htm
6 京都府:周山街道(国道162号線)
かつて福井県の小浜市から、京都へと鯖を中心とした魚介類を運んでいた、通称「鯖街道」と呼ばれているルートが、主にライダーには「周山街道」と呼ばれています。
ひたすらワインディングロードが続く関西圏の定番ツーリングルートで、具体的には京都から福井方面へと続く「国道162号線」が周山街道です。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉と四季の変化を楽しめる道で、数多くの立ち寄りスポットやグルメスポットも点在しています。
さすライダーのワンポイントアドバイス
周山街道におけるライダーの聖地とも言える場所が「道の駅 美山ふれあい広場」です。
週末はまるでバイクの展覧会のように数多くのバイクが停まっており、ここからすぐの場所に「ZERO-BASE」という有名なライダーズカフェもあります。
ちなみに日本の伝統的な家屋が立ち並ぶ「かやぶきの里」も近いので、周山街道ツーリングの拠点として絶対に押さえておきたい場所です。
料金:通行無料
バイクOKの駐車場:道の駅 美山ふれあい広場(無料)
7 京都府:天橋立
宮城県の松島、それから広島県の宮島と並ぶ日本三景の「天橋立」は・・・実はバイクで走れます!
天橋立は「龍が天に昇る様子」と称される、全長約3.6kmの細長い砂嘴(さし)ですが、125cc以下のバイクに限り砂嘴の上を走ることができます。
しかも、例えるなら海の上にかかる「橋」のように、そのまま反対側に抜けることができるので、来た道を引き返す必要もありません。
さすライダーのワンポイントアドバイス
125cc以下のバイクに乗っているライダーなら、思わずテンションが上がってしまう天橋立ロードですが、基本的に海開きの期間の日中は通行できません。
しかし、海開きの期間でも「午後5時から午前9時」は通行可能なので、夏に天橋立に行くならその時間帯を狙って行きましょう。
ちなみに海開きの期間以外は基本的にいつでも通行可能です。
料金:125cc以下のバイクに限り通行無料(126cc〜のバイクは通行不可)
バイクOKの駐車場:随時パーキングスペースあり
公式HP:https://www.amanohashidate.jp/
8 和歌山県:国道42号線
和歌山県は紀伊半島の海沿いをトレースする、冬も走れる絶好のツーリングロードが「国道42号線」です。
緩やかなコーナーからタイトコーナーまで揃っている走りごたえ抜群の道で、南国の開放的な雰囲気に満ち溢れています!
紀伊半島の各種立ち寄りスポットのアクセスは、基本的に国道42号線が起点となっているので、どこに行くにも必ず通る道です。
さすライダーのワンポイントアドバイス
国道42号線のハイライト区間は「白浜エリア〜串本エリア」にかけての区間で、特に串本にはライダーに人気の本州最南端「潮岬」があります。
ちなみに僕のおすすめは潮岬からバイクで20分くらい走った先にある「橋杭岩」で、大小40余りの岩柱が海の上に佇んでいます!
特に早朝や夕暮れ時にここに来ると、まるで別な惑星のような非現実感を味わうことができます。
料金:通行無料
バイクOKの駐車場:随時パーキングスペースあり
公式HP:http://www.wakayama-nanki.jp/areaguide/index.html
9 和歌山県:高野龍神スカイライン
弘法大師 空海が開山したと言われる宗教都市「世界遺産 高野山」と「龍神温泉」を結ぶ、全長約42.7kmの山岳ワインディングロードが「高野龍神スカイライン」です(名前がカッコいい)
紀伊山地の秘境感溢れる景色を見ながら走れる快走路で、かつては有料道路だったので、全体的に路面状況が良好です!
ライダーは道の途中にある「道の駅 ごまさんスカイタワー」に立ち寄るのが定番で、入場料として300円が必要ですが、高さ33mの展望タワーからの景色は圧巻です。
さすライダーのワンポイントアドバイス
高野龍神スカイラインの終点には「龍神温泉」があり「日本三美人の湯」に数えられる名湯です!
特に立ち寄り温泉の「龍神温泉元湯」では、極上の掛け流しの温泉を800円で堪能できるので「ワインディングの締め」として、ひとっ風呂浴びていくことをおすすめします。
料金:通行無料
バイクOKの駐車場:道の駅 ごまさんスカイタワー(無料)
公式HP:https://www.wakayama-kanko.or.jp/spots/113/
10 兵庫県:淡路サンセットライン
関西圏における離島ツーリングの定番「淡路島」の西海岸をトレースする道が「淡路サンセットライン(県道31号線)」です。
淡路島の北から南へと続く約46kmのボリューム満点の道で、その名のとおり瀬戸内海に沈む夕日を堪能できます!
しかし、本当に海のすぐそばを走る道なので、強風時は波を被りそうな区間もあるので要注意です。
さすライダーのワンポイントアドバイス
淡路サンセットライン沿いにある夕陽スポットとしておすすめの場所が「サンセットパーク五色 夕日が丘公園」で、展望広場からは夕陽に染まる瀬戸内海を一望できます!
ちなみにここからバイクで10分の場所に、バイク好きのオーナーさんが経営するゲストハウス「アワジ ツーリストトロフィーハウス」があるので、夕日を見た後にここに泊まるともれなく幸せになれます。
料金:通行無料
バイクOKの駐車場:サンセットパーク五色 夕日が丘公園(無料)
公式HP:https://www.awajishima-kanko.jp/
関西の道はバラエティ豊富!
ライダーの大好物の山岳ワインディングロードはもちろん、湖畔の道、海沿いの道、インスタ映えする道、それから世界遺産や日本三景の中を走れる道など・・・とにかく関西の道はバラエティ豊富で飽きることがありません!
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