Webike Plusをご覧の皆様、こんにちは!定期的に「チャイニーズチキンバーガー」を食べたくなる男、さすライダーです。

チャイニーズチキンバーガーとは、北海道は函館のご当地ファストフード店「ラッキーピエロ」の人気定番メニューで「チャイチキ」の愛称で親しまれている甘辛のハンバーガーです。

実はチャイチキ、そしてラッキーピエロはライダーから絶大な支持を得ており、函館エリアに行くならマストで行くべきお店です!

ということで、なぜラッキーピエロはライダーに人気があるのか?どんなメニューがあって、どんなメリットがあるのか?を、チャイチキ中毒の僕が解説します。

※この記事の情報は2023年10月時点のものです。掲載の情報は予告なく変更になる場合があります。お出かけになる際は事前にお確かめください。

1 ラッキーピエロとは

ラッキーピエロ

黄色いピエロの看板が目印です

 

ラッキーピエロは1987年創業の、函館エリアを中心としたファストフードチェーン店で、創業者は神戸出身の「王一郎」さんです(現会長)

子供の頃にサーカスが大好きだった王さんが「ワクワクドキドキするサーカスのようなお店を作りたい」という願いで、サーカスのシンボル的キャラクター「ピエロ」に幸運を付け足し「ラッキーピエロ」というお店が誕生しました!

特徴としては中華テイストの独特のメニュー展開、リーズナブルな価格とボリューム、そしてまるでテーマパークのようなド派手な店舗で、今や「函館の一つの観光名所」のような存在です。

ちなみにラッキーピエロの愛称は「ラッピ・ラキピ」で、現在函館エリアに17店舗を構えており、本州には存在しない正真正銘のご当地ファストフード・・・いや「テーマレストラン店」です(公式ページに記載あり

2 ラッキーピエロの特徴

ラッキーピエロ

店内で落ち着いて食事できます

 

ラッキーピエロの大きな特徴の一つが、全ての店舗が「イートイン対応」であることで、しかも多くの店舗がゆったりとした客席を設けています。

通常この手のご当地ファストフード店は、テイクアウト専門店だったり、イートインスペースがあっても小さい場合が多いですが、ところがラッキーピエロはどこの店舗でも座ってゆったりと食事を楽しめます!

つまり、車のように車内で食べられない我々ライダーにとってはありがたい存在であり、雨の日は絶好の雨宿りスポットとしても活用できます!

しかも、ラッキーピエロのメニューは「安い・美味しい・ボリューム満点」と三拍子揃っており、これは「ご当地グルメをリーズナブルにお腹いっぱい食べたい」というライダーのニーズと完全に一致しています。

ラッキーピエロ峠下総本店

峠下総本店は車145台分の広大な駐車場を完備

 

もう一つの大きなラッキーピエロの特徴が「ほとんどの店舗に駐車場があること」で、全17店舗中で駐車場がない店舗は「ベイエリア本店、マリーナ末広店、本町店」の3店舗のみです。

これは車社会の北海道のお店ならではの特徴で、ライダーにとっては「バイクで行ってOK」という嬉しいメリットでもあります。

ラッキーピエロ マリーナ末広店

マリーナ末広店は23時まで営業しています

 

そして、駐車場があることに加えてのライダー的メリットが「営業時間が長いこと」で、ラッキーピエロの多くの店舗が朝10時から夜23時まで営業しています。

つまりは朝ごはんでもランチでも、カフェでもディナータイムでもいつでも利用できるので、自由気ままなバイク旅にはまさにぴったりなお店です。

ラッキーピエロ ベイエリア本店

ベイエリア本店のテーマは「森の中のメリーゴーランド」

 

そしてさらに!ラッキーピエロならでのユニークな特徴が「店舗ごとにテーマが異なる」これです!

一般的なチェーン店は「テーマを統一すること」を徹底していますが、ところがラッキーピエロは店舗ごとに全くテーマが異なり、お店の外観や内装はもちろん、人気メニューや販売しているお土産、そして一部なんと価格(学生が多い店舗は若干安いなど)まで異なるという徹底ぶりです!

例えば「マリーナ末広店」は函館港を一望できるおしゃれでムーディーな作りになっていて、すぐ近くの「ベイエリア本店」は「森の中のメリーゴーランド」がテーマの癒しの店舗だったり、十字街銀座店は「世界No1サンタクロースコレクション」がテーマで、なんと!5000人のサンタが出迎えてくれます。

つまり「チェーン店だからどこに行っても同じだよね・・・」ではなく「他の店舗にも行ってみたい!むしろ全店制覇したい!」と思わず「ラッキーピエロ巡りツーリング」をしたくなってしまう危険なお店なんです(ツーリングの予定が狂う)

3 オーダーと席の確保について

ラッキーピエロ

基本はカウンターでオーダーします

 

ラッキーピエロはお客さんに「アツアツ&ジューシー」なフードを味わってほしいという願いから、商品の作り置きは一切していません!

つまりはオーダーが入ってからハンバーガーなどを作り始めるので、通常のファストフード店より提供に時間がかかります。

なので、時間に余裕がない場合は「事前の電話注文オーダー」も可能ですが、基本的には店舗のカウンターでオーダーします。

ちなみに時間がかかるとは言っても「もう待てない!」というレベルではなく、テーマパークのような店内をキョロキョロしているといつの間にか出来ている、という感じです。

ちなみにオーダー後に席を確保して「注文時にもらった紙に席番号を記入して所定の場所に提出する」という面白いシステムを採用しています(席まで持ってきてくれます)

4 定番メニューとおすすめメニュー

チャイニーズチキンバーガー、ラキポテ、ラッキーガラナ

定番メニューはチャイニーズチキンバーガー・オリジナルラキポテ・ラッキーガラナ

 

ラッキーピエロの顔とも言える定番メニューは、チャイチキこと「チャイニーズチキンバーガー」です。

甘辛く味付けした大きめの唐揚げが3個も入っており、見た目のインパクト・ボリューム・そして味わい共に大満足の一品です!

そして、チャイチキと一緒に食べたい定番サイドメニューが「オリジナルラキポテ」で、大きめのポテトにチーズとミートソースがたっぷりとかかった背徳感あふれる一品です。

ちなみにドリンクは北海道のご当地コーラ「ガラナ」のラッキーピエロバージョン「ラッキーガラナ」が人気で、この3点を食べるともれなく幸せになれます!

チャイニーズチキンカレー

ガッツリ食いたいならチャイニーズチキンカレー

 

チャイチキもかなりのボリュームですが、とにかくガッツリ食いたいライダーは「チャイニーズチキンカレー」がおすすめです。

チャイチキと同様に大きめの唐揚げが3つも入っているカレーで、仮に他の店なら「大盛りレベル」のボリュームがあります!

ラッキーピエロのカツ丼

隠れ人気メニューのカツ丼

 

そして、ピントがブレブレの写真で申し訳ありませんが・・・実はラッキーピエロにはみんな大好き「カツ丼」もあります!

これまた「ダイエット?それって美味しいの?」と言わんばかりの大ボリュームですが、しっかりと味が染み込んだ肉厚のカツを、カロリーなんて気にせず「ガブっ!」と一気に行っちゃいましょう。

5 割引キャンペーンが凄い

ラッキーシェイク

僕が行った日はラッキーシェイク(左)が半額でした

 

どこのファストフード店でもお得な日やキャンペーンなどがありますが、ラッキーピエロのそれはレベルが違います!

なんと!毎月15日はポテトが半額、22日はシェイクが半額など、数パーセントではなく半額!少なくても30パーセントレベルの割引DAY「ハッピーデイ」が毎月設定されています。

そのほかにもお得な日やキャンペーンが多数設定されており、もはや平日は何かしらお得な状態です(土日祝はお得対象外)

6 峠下総本店は北海道のディズニーランド

ラッキーピエロ峠下総本店

峠下総本店は必見です!

 

数あるラッキーピエロの個性的な店舗の中で「峠下総本店」のぶっ飛び方は桁外れです!

まずはそのスケールですが、驚くことに約3000坪の広大な敷地内に佇む、約300坪のログハウス風の建物が店舗になっています。

ちなみに函館エリアの主要道路「国道5号線」沿いという最高の立地で、大型車OKのとにかく広い駐車場を備えています。

ラッキーピエロ峠下総本店

ド派手なオブジェやゴージャスな装飾に目を奪われます

 

店内に入るや否や、一見統一感のないド派手なオブジェやゴージャスな装飾に目を奪われますが、これが何故か不思議な一体感を醸し出しています。

ちなみに店内の客席は驚異の208席!そして何故かそれなりに大きいメリーゴーランドがあったり、何故かヤギのゆきちゃんがいたりと・・・もはや北海道のディズニーランド状態です。

ラッキーピエロ峠下総本店

イルミネーションが凄すぎる!

 

そして、極め付けはバイクで行くには厳しい時期ですが、冬期間のPM18:00~20:00に開催されるイルミネーションイベントで、その物量と綺麗さにきっと誰もが驚くはずです!

ちなみに峠下総本店の店内では、ラッキーピエロでしか買えないオリジナルグッズを多数販売しているので、北海道らしいお土産を買う場所としてもおすすめです。

ラッキーピエロは北海道を代表するツーリングスポット

北海道にしか店舗がなくて、オリジナリティ溢れるボリューム満点のメニューがあって、しかもリーズナブルで営業時間が長い上にバイクを止める場所がある!

おまけに店舗ごとにテーマが異なるので、明日も明後日も、いや、1日2回でも、もはや3回でも行きたくなるお店・・・それがラッキーピエロです!

もはや個人的には「単なるご当地ファストフード店」ではなく「北海道を代表するツーリングスポット」だと声を大にして言いたいです。

【画像】ラッキーピエロは北海道を代表するツーリングスポット (13枚)

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