Webike Plusをご覧の皆様、こんにちは!家から歩いて5分でセイコーマートに行ける男、さすライダーです。

セイコーマートといえば「北海道生まれのご当地コンビニ」として有名で、特に本州ライダーにとっては「立ち寄ること自体が一つの楽しみ」になっています。

何を隠そう、僕自身も本州住みの頃からセイコーマートが大好きで、当然移住後はほぼセイコーマートしか利用していません(たまにセブンイレブン)

ということで、近年はSNSを通じて知名度が上がっていますが、改めて「セイコーマートとは何なのか?」そして「ライダーにとってどんなメリットがあるのか?」を、北海道移住ライダーの僕が解説します。

※この記事の情報は2023年10月時点のものです。商品や価格は随時変動していますので、お出かけになる際は事前にお確かめください。

1 セイコーマートとは?

セイコーマート

北海道ツーリングをしていると、度々視界に入ってくる「オレンジの看板と不死鳥のロゴマーク」を纏ったコンビニ、それがセイコーマートです(通称はセコマ、セイコマですが、会社名はセコマグループです)。

セイコーマートとは「成功するマート」をもじった北海道生まれのご当地コンビニで、ロゴマークの不死鳥は不屈の精神を表し「永遠と成功し続ける」という強い思いを持ったコンビニです!

実は北海道の他に茨城県と埼玉県にもいくつか店舗があり、本州にいながら北海道気分を味わうことができます。

2 セイコーマートの特徴

セイコーマート

セイコーマートの他のコンビニと大きく異なる特徴が「必ずしも24時間営業ではない」ということです。

もちろん札幌や旭川などの都市部では、24時間営業の店舗が多いですが、地方店舗は基本的に24時間営業ではありません。

となると、なんだかコンビニのメリットがないように感じますが、24時間営業をしない代わりにどんな田舎でも、はたまた離島でも、それこそ「他店が絶対に出店しないような場所にも店舗がある」という大きなメリットがあります!

これは「必ずしも24時間営業ではない」という低コスト運営だからこそできる技で、とは言ってもツーリングのオンタイムは全く問題ないので、むしろ「どこにでもある」というメリットの方が、ツーリングライダーにとって大きなアドバンテージです!

例えば、2023年8月まで「稚内にはセイコーマート以外のコンビニがなかった」というのは道民の間では有名な話です。

セイコーマート惣菜コーナー

どこにでもある!と並ぶ大きな特徴が「オリジナル商品」が充実していることで、今でこそセブンイレブンなら「セブンプレミアム」、ローソンなら「ローソンセレクト」などがありますが、セイコーマートはその遥か前からオリジナル商品の開発に力を入れています!

特に各種飲料、アイスクリーム、お菓子、そして惣菜の充実度は目を見張るものがあり、しかも他社より平均1~2割はリーズナブルと来ています。

加えて北海道ならではの素材を使った商品が多いので、特に本州ライダーは店内を眺めるだけで楽しめるはずです。

セイコーマートご飯

これで600円でお釣りが来ました


セイコーマートのオリジナル商品は、とにかく美味しいのに至ってリーズナブルで、
このご時世で男性がお腹いっぱいになるレベルで「メイン+おかず+ドリンク」を買っても、トータル500〜700円と他のコンビニを圧倒するコスパです(他なら1,000円は超える内容です)

しかも、種類が豊富なので「今日もコンビニ飯かよ・・・」ではなく「今日は何を食べようかな?」と毎日新鮮な気持ちで楽しめます!

ホットシェフ

そして、セイコーマートを語る上で欠かせない存在が「HOT CHEF(ホットシェフ)」で、この看板がある店舗は「店内調理の熱々フードメニュー」を購入できます!

ホットメニューとしては定番のフライドポテトやチキンナゲットはもちろん、さらには北海道名物の豚丼からボリュミーなカツカレーまで、我々腹ペコライダーを満たしてくれる魅力的なメニューがたくさんあります(そして安い)

3 クラブカードとアプリ

クラブカード

初めてセイコーマートを利用する場合は「クラブカード」と呼ばれる会員カードを作ることをおすすめします(レジで受付できます)

ちなみに入会金や年会費は無料で、セイコーマートでお買い物をする度にポイントが貯まり、貯まったポイントは景品と交換することができます!

また、会計時にクラブカードを提示するだけで、指定商品が割引になるので、もはや作らない理由が存在しません。

実際、北海道ツーリングを楽しむ多くのライダーがクラブカードを持っており、むしろ持っていないライダーの方がレアです(さすライダー調べ)

セイコーマートアプリ

無事にクラブカードを発行できたら、次はそれを「アプリ化」することをおすすめします。

何故ならカードは忘れたり、紛失する可能性がありますが、アプリ(スマホ)ならその可能性が低いからです!

具体的には「セイコーマートアプリ」をスマホにインストールして、そこにクラブカード情報を落としこめば、次回から「アプリの会員証画面」を提示するだけでOKになります。

さらに、アプリ内のお得なクーポンも使えるようになるので「クラブカード発行→アプリ化」はマストです!

4 おすすめのオリジナル商品

セイコーマートアイス

セイコーマートには数え切れないほどのオリジナル商品(プラス北海道らしい商品)がありますが、その中でも「これは特におすすめ!」と言えるものを、完全なる僕の独断と偏見で紹介します。

まずは本州から北海道に来たのなら「ガラナ(ご当地コーラ)」それからオリジナル商品ではないですが「カツゲン(ご当地乳酸飲料)・リボンナポリン(ご当地炭酸飲料)」の3つのドリンクはマストで買いましょう。

ガラナ

これが「ガラナ」です

カツゲン

これが「カツゲン」です

リボンナポリン

これが「リボンナポリン」です(オリジナル商品ではありません)

 

次に北海道ならではの果実「ハスカップ」を使ったアイスクリームとお菓子の紹介です。

ちなみにハスカップとはアイヌ語で「ハシカプ=枝の上にたくさんなるもの」という意味で、ベリー系の栄養価の高い酸味のある果実のことです。

そのハスカップをふんだんに使った「北海道ハスカップ&バニラ」そして「ハスカップグミ・ハスカップ大福」は、まさに北海道でしか味わえない美味しさです!

北海道ハスカップ&バニラ

これが「北海道ハスカップ&バニラ」です

北海道ハスカップグミ

これが「ハスカップグミ」です

ハスカップ大福

これが「ハスカップ大福」です

 

そして、個人的な大本命がホットシェフの豚丼とカツカレーで、どちらもボリューム満点かつコンビニフードとしてはオーバースペックな味がします!

他にもセイコーマート的スポーツドリンク、同じくエナジードリンク、そして僕がヘビロテしている「北海道とよとみ飲むヨーグルト バナナ味」もぜひ試して欲しい商品です。

豚丼

これが「ホットシェフの豚丼」です

スポーツドリンク

これが「セイコーマート的スポーツドリンク」です

エナジードリンク

これが「セイコーマート的エナジードリンク」です

北海道とよとみ飲むヨーグルト バナナ味

僕がヘビロテしている「北海道とよとみ飲むヨーグルト バナナ味」です

5 イートイン店舗はライダーの「準・道の駅」

セイコーマート イートイン

セイコーマートにはイートイン付きの店舗があり、ライダーにとっては「準・道の駅」と呼べる大変ありがたい存在です。

特に雨の日は濡れずに落ち着いて今後のスケジュールを組めるので、僕は雨が降った時は真っ先にイートイン付きセイコーマートを探します!

それこそ北海道の田舎は「お店らしいお店が全く見当たらない」という場所がざらにありますが、そんな場所でも突如オレンジの看板が出現した時の神々しさと言ったら言葉になりません。

セイコーマート イートイン

イートイン店舗は各席に電源が備わっているので、スマホやインカムなどの電子機器を充電することができます。

これもまた、北海道の人里離れた場所では特にありがたいサービスで、それこそキャンプ生活が長く続く傾向にある北海道においては、ある意味ライフラインとも言えます。

セイコーマートカフェ

残念ながら現時点ではダイレクトにイートイン付きの店舗を検索することができず、どこにあるのか事前に知ることができません。

しかし「Cafe:セイコーマートカフェ」もしくは「READY TO EAT(KTM乗りなら思わず反応?)」のマークがある店舗は高確率でイートインスペースがあるので、仮に通りすがりでこれらのマークを見つけた場合は、取り敢えず立ち寄ってイートインを体験してみることをおすすめします。

なお、以下の店舗は僕が実際にイートインを利用した経験のある店舗です(現在もイートインがあるのかは不明です)

イートイン店舗:南8条店岩見沢5条店いけだ雨竜店上富良野宮町店天塩川口店たかだ中湧別店

6 特殊なセイコーマート

セイコーマート南8条店

セイコーマートの中には特殊な店舗があり、その店舗独自の商品ラインアップがあります。

例えば札幌の市街地にある「セイコーマート南8条店」は、全セイコーマートの中で唯一「寿司」を販売しており、しかも店内で握っているというこだわりっぷりです!

もちろんイートインスペースも完備しているので「コンビニで握りたての寿司を食べるという非日常」をぜひ味わってみてください(バイクを別な場所に停めてから行きましょう)

ルパン三世グッズ

もう一つの特殊な店舗例は、ルパン三世の作者「故・モンキーパンチ」の出身地の浜中町にある「セイコーマート霧多布」です。

なんと!ここでは「浜中町でしか買えない」ルパン三世のオリジナルグッズを販売しており、最高の旅の記念品になります!

セイコーマートを制する者は北海道ツーリングを制する!

はい、都会でも田舎でも離島でもどこにでもあります、北海道らしい商品がたくさんあります、しかも何を食べても美味しいです、そして他のコンビニよりリーズナブルです、しかもイートインがあれば雨を凌げて充電もできます、極め付けはコンビニ寿司とルパン三世です。

こんなにユニークで、寄ってみたい!食べてみたい!と思えるコンビニが他にあるでしょうか?

もはやセイコーマートは「北海道ツーリングの一つの目的地」と言っても過言ではなく、最後に僕は全力でこの言葉を送ります。「セイコーマートを制する者は北海道ツーリングを制する!」

【画像】【北海道の最強コンビニ】セイコーマートを制する者は北海道ツーリングを制する! (23枚) ギャラリーページへ

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