
キャンプの楽しみのひとつが“キャンプ飯”。でも、夏は食材の傷みが早いので、特に朝食の選択肢が狭まりますよね。
荷物の積載量が限られるために、クーラーボックスなどの保冷環境を十分に確保できないわれらライダーは、何かとカップラーメンに頼りがちになりますが、それはそれでかさばるし、このところの猛暑では朝からお湯を沸かすのさえ億劫だし、パパッと食べて汗だくになる前に撤収して走り出してしまいたいと思うこともしばしば。
そこで今回は、そんな悩ましい夏の朝に私がよく頼っている“お助けメニュー”を紹介します。これでカップラーメン一択というマンネリから卒業だ!
※下記は筆者の個人的経験によるおすすめであり、食品の安全を保障するものではありません。暑い季節の食品の取り扱いには十分に注意をしてください。
お助けメニュー1「レトルトのおかゆ」
非常食として家に常備している人も多いレトルトのおかゆは、常温でもおいしくいただけます。前の晩にお肉を食べ過ぎちゃった、なんて朝も胃腸を労わりながらカロリー摂取でき、ホッとする味わいが優しい一日の始まりにピッタリ。スプーンを使ってパウチからそのままいただいてしまえば、後片付けも楽ちん。
お助けメニュー2「温めずに食べられるレトルトカレー」
逆に体の芯からパワフルに目覚めたい人には“朝カレー”がおすすめ。非常食として、またお弁当のおかずとして、温めずに食べることを前提に作られているレトルトカレーが便利です。常温で長期保存ができそのまま食べられる無印食品の「ナン」との組み合わせで無敵! カレーのパウチの中にナンをディップしながらいただけば洗い物ゼロ。

常温で長期保存ができ、焼かずにそのまま食べても美味しい無印良品の「ナン」は2枚入りで税込190円。
お助けメニュー3「冷凍して持って行く中華まん」
少しなら火を使ってもいいかな、という人におすすめなのが、中華まんのホットサンド焼き。あらかじめ家で冷凍しておいた中華まんを、保冷材の入った保冷バッグに入れて持って行くと、状況にもよりますがたいてい日が暮れる頃までは冷たい状態を保てます。朝には完全に解凍されているので、これをホットサンドでこんがり焼くだけ。ごま油で焼いて、ラー油をちょいがけしながらいただく肉まんがお気に入りです。
真夏のキャンプツーリングは体力勝負。安心して手軽に食べられてちゃんと美味しい朝食で、走り出す前にしっかりパワーチャージしてください!
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