Webike Plusをご覧の皆様、こんにちは!それなりのキャンプ歴はあるのに、いまだに自炊はしない男、さすライダーです。

だって、北海道はセイコーマートで美味しいものが買えますからね・・・なんてことはさておき、やはり北海道ツーリングの醍醐味の一つといえばキャンプですよね?

愛車にキャンプ道具を積んで、地平線まで続く道を走って、夜は満天の星空を見ながらキャンプ、これって最高の贅沢ですよね!

しかし、何事も楽しむためには準備が必要で、北海道でキャンプするにあたって必要なものをまとめてみました。

テント・シュラフ・マット・ピロー

テント

今年の夏は愛車と北海道に行ってキャンプがしたい!

そう思ったらまずは「テント・シュラフ・マット・ピロー」の4点セットを必ず揃えましょう。

これらはキャンプするために最低限必要なアイテムで、取り敢えず「テントを立てて夜を明かす」という目的だけならこの4点で実現できます。

テントは1〜2人用のツーリングテントを選ぶ

テント

まずはテントの選び方ですが、これは「1〜2人用のツーリングテント」をおすすめします。

ツーリングテントとはバイクや自転車に積載することを前提とした、コンパクトに収納できるテントで、いわゆるファミリーキャンプ用のテントとは全くの別物です。

そして、1人用ではなく1〜2人用を選ぶことが重要で、ライダーは各種ライディングギアやツーリンググッズなど荷物が多めなので「自分が寝るスペース+荷物置き場」が必要だからです。

加えて入り口に「前室」があるテントがよく、これは例えばブーツを置いたり、靴を履き替えたり、それから調理をする際に活用できる多目的スペースで、前室が広ければ広いほど快適なキャンプができます。

シュラフはコンパクトなスリーシーズン用を選ぶ

シュラフ

仮にテントが家ならシュラフは布団に該当するアイテムで、これがないと北海道では夜に凍えてしまいます。

基本は幅広い気温に対応できる「スリーシーズンシュラフ」が必要で、なおかつコンパクトに収納できる「マミー型」のものを選びましょう(対義語:封筒型)

マット・ピローは空気を入れるものを選ぶ

エアピロー

マットとピローはそれぞれ敷布団と枕に該当するアイテムで、中には「シュラフがあれば寝れる!マットとピローなんて要らない!」というライダーもいますが、それは地面がふかふかの芝生だった場合の話です。

キャンプ場は必ずしもふかふかの芝生サイトがあるわけではなく、固い地面のサイトだったり、石がゴロゴロしているサイトもあるので、必ずマットを用意しましょう!

ちなみにマットはコンパクトに収納できる「エアマット」がおすすめで、空気を入れることで膨らむ仕組みです。

同じくピローは「エアピロー」がおすすめで、例えばタオルや衣類を枕替わりにする方法もありますが、どうせ一式揃えるならゲットしておきましょう。

積載に余裕があるならコットもおすすめ

コット

大型アドベンチャーやツアラーなど、積載に余裕のあるバイクの場合は、エアマットの代わりに「コット」をチョイスするのもおすすめです。

コットとは「キャンプ用の組み立て式ベッド」のことで、収納サイズは多少大きめですが、快適な睡眠環境を手に入れることができます!

グランドシートはブルーシートでもOK

グランドシート

グランドシートとはテントの下に敷く、テント底面の汚れや傷を防いだり、断熱性を高めてくれるアイテムです。

基本はあった方がいいですが、積載スペースが厳しい場合はなくても大丈夫です(数回のキャンプではテントは傷つきません)

ちなみに用意する場合は各テントメーカー純正のものが無難ですが、コストを抑えたい場合はホームセンターで売ってるブルーシートでも代用できます。

LEDランタンとヘッドライト

LEDランタン

北海道のキャンプ場の夜は想像以上に暗いので、必ずLEDランタンとヘッドライト(両手がフリーになるので)を準備しましょう。

ちなみにランタンは燃料式のものもありますが、積載スペースが限られたバイクの場合は、コンパクトで扱いやすい充電式のLEDランタンがおすすめです。

ヘッドライトも同じくLEDのものがおすすめですが、これは最悪スマホのライトでも代用できるので、コストや積載スペースとの兼ね合いで決めましょう。

なお、大抵のテントは室内にランタンフックが付いていますが、念のために確認しておきましょう。

椅子とテーブル

椅子とテーブル

キャンプ場でずっと地べたに座って過ごすのはなかなか辛いので、可能であれば椅子とテーブルを用意することをおすすめします。

どちらもコンパクトに収納できるソロツーリング用のものがおすすめで、最近はバイク用品メーカーもリリースしているのでチェックしてみましょう!

しかし、キャンプ場によっては椅子とテーブルが設置してあったり、レンタルで借りれるケースもあるので、最初から必ずしも準備する必要はありません。

テーブルはトップケースやシートバッグで代用できる

スクエアな形状のトップケースやシートバッグを使っている場合は、それ自体をテーブルとして使うのが大正解です!

結果として荷物をひとつ減らせるので、このようにキャンプツーリングにおいて「他の用途にも使えるもの」は圧倒的に正義です!

自炊するならバーナーと食器類を用意

まず初めに「キャンプでは自炊しないといけない!自炊はキャンプの醍醐味!」という考えはただの思い込み、もしくはテレビや雑誌の刷り込みだと認識しましょう。

バイクで丸一日走った後にテントを張って、荷物整理をして、ちょっとゆっくりした後に温泉に入ると結構いい時間なので、実際は自炊する時間を捻出するのはなかなか大変です(あくまで宿泊手段としてのキャンプです)

僕は正直「自炊せずにコンビニや現地のご当地グルメを食べる派」なので、そもそも調理器具を持っていかないケースが多いです。

バーナー

ということで、まずは「自分は自炊する派なのか?それともコンビニ派なのか?」をよく考えた上で、それで自炊派なら「バーナーとキャンプ用の食器」を準備しましょう。

バーナーはソロキャンプやツーリング用途のコンパクトなシングルタイプ、食器はスタッキング(重ねて収納)できるものがおすすめで、これは同一メーカー品で統一するのが一番です。

サンダルは重要アイテム

これはある意味忘れると一番辛いアイテムかもしれません・・・それほどキャンプするならサンダルは重要です!

なんと言ってもライダーはガッチガチのライディングシューズやブーツを履いているので、それでキャンプをしても全くリラックスできません。

ちなみに僕はキャンプ場に着いたら何よりも真っ先にサンダルに履き替えて、それから荷物を下ろしてテントを立てます。

サンダルは使い捨てと割り切って現地の100円ショップでゲットするのも良し、これからのためにアウトドア用の良いものを買うのも良しですが、個人的にはワークマンの収納袋付きのサンダルとしても使える靴(かかと踏んでOK)を愛用しています(写真のものです)

ウェットティッシュと雑巾は神アイテム

雑巾

結論、北海道ツーリングに行く前、もしくは現地で初日に100円ショップに行って、ウェットティッシュと数枚入りの雑巾を買ってください!

前者は言うまでもなくスーパーマルチアイテムで、ご飯を食べるときに手を拭いたり、テントの汚れを落としたり、食器を拭いたりとなんでも使えます。

そして、北海道でキャンプすると夜露でテントが濡れることが多々ありますが、それを拭くのが雑巾の役割です!

北海道キャンプツーリングは最高のパワーワード

北海道キャンプツーリング!これほどライダーをワクワクさせるパワーワードが他にあるでしょうか?

興味あるなら、やってみたいと思うなら、まずはやってみましょう!

大丈夫です、記事内で説明した通り「テント・シュラフ・マット・ピロー」があれば取り敢えずテントを張って寝れます。

むしろ来年は調理もしようかな?もっとよく寝れるアイテムが欲しいな、夜の時間も楽しみたいな・・・と徐々に道具を増やしていくのがキャンプの醍醐味です。

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