Webike Plusをご覧の皆様、こんにちは! 恐らく北海道のキャンプ場に通算50泊以上はしている男、さすライダーです。

空前のキャンプブームの昨今、本州ではキャンプ場利用料が値上げ傾向にありますが、ところが北海道にはまだまだあるんです「無料キャンプ場」が!

しかも、無料だからロケーションがイマイチ、設備がイマイチ・・・という残念なキャンプ場ではなく「え?ココが無料でいいの?」と驚くレベルだから困ったものです。

ということで、今回は令和のご時世に0円で利用できる、北海道の無料キャンプ場を設備状況や近隣の温泉も交えて紹介します。

※各キャンプ場情報は2023年5月時点のものです。掲載の情報は予告なく変更になる場合があります。お出かけになる際は事前にお確かめください(ご時世的に有料化する場合もあり)

1 網走市:呼人浦キャンプ場

広大な網走湖の湖畔にある、今も昔もライダーに大人気の無料キャンプ場が「呼人浦(よびとうら)キャンプ場」です。

網走の市街地からバイクで5分と利便性がよく、車は乗り入れ不可ですが、バイクはサイト沿いの舗装路に乗り入れ可能です!

ただでさえ最高のロケーションのキャンプ場ですが、目の前に落ちる圧巻の夕日ショーを特等席で鑑賞できます。

キャンプ場の設備や近隣の温泉

呼人浦キャンプ場には炊事場とトイレがあり、ゴミは持ち帰る必要があります。

温泉はバイクで2〜3分走ると立派な温泉ホテル「ホテル網走湖荘」があり、700円で入浴可能です。

買い出しは網走の市街地が近いので、特に困ることはありません。

呼人浦キャンプの情報
〒099-2424 北海道網走市字呼人
TEL:0152-44-6111(網走市観光課)
利用可能期間:4月下旬〜10月上旬
設備:炊事場、トイレ、ゴミは持ち帰り
バイク乗り入れ:可(サイト沿いの舗装路)
近隣の温泉:ホテル網走湖荘(700円)
公式HP:https://visit-abashiri.jp/stay/eaa93bf7b3a6857316c87a59dd50e2d84a19357a.html

2 佐呂間町:キムアネップ岬キャンプ場

滋賀県の琵琶湖、それから茨城県の霞ヶ浦に次いで、日本で3番目に大きな湖「サロマ湖」にある無料キャンプ場が「キムアネップ岬キャンプ場」です。

サロマ湖に突き出したキムアネップ岬の先端にあるキャンプ場で、周囲に人工物がないワイルドな場所です!

サロマ湖から昇る朝日、そして沈む夕陽ともに素晴らしく、どちらかといえばソロキャンパーが多く静かに過ごせるキャンプ場です。

キャンプ場の設備や近隣の温泉

キムアネップ岬キャンプ場には炊事場とトイレ、それから管理棟があり、ゴミは持ち帰る必要があります。

残念ながら近隣に温泉はありませんが、7月1日から8月31日まで管理棟でコインシャワーを利用できます(8分100円)

買い出しはバイクで10分くらい走った場所に、コンビニと小さな商店がありますが、サロマ湖周辺は日が暮れると真っ暗なので、事前に済ませておくことをおすすめします。

キムアネップ岬キャンプ場の情報
〒093-0422 北海道常呂郡佐呂間町幌岩
TEL:0158-72-1200(経済課商工観光係)
利用可能期間:6月1日~10月21日
設備:炊事場、トイレ、管理棟、ゴミは持ち帰り
バイク乗り入れ:不可(駐車場あり)
近隣の温泉:なし、管理棟にコインシャワーあり(8分100円)
公式HP:https://www.town.saroma.hokkaido.jp/kakuka/keizaika/kimuaneppu.html

3 滝上町:滝上渓谷公園キャンプ場

毎年5月中旬〜6月上旬にかけて見頃を迎える「芝桜」で有名な滝上町にある無料キャンプ場が「滝上渓谷公園キャンプ場」です。

純粋なキャンプ場というよりは「公園の一角にテントを張ってもOK」というテイストの場所で、炊事場の周りが事実上のテントサイトになっています。

なお、敷地内にある「渓谷公園センターハウス」での受付が必要です(予約は不要)

キャンプ場の設備や近隣の温泉

滝上渓谷公園キャンプ場には、炊事場とセンターハウス内に24時間OKのトイレがあり、ゴミは持ち帰る必要があります。

温泉はキャンプ場から徒歩圏内の「たきのうえホテル渓谷」で600円で入浴可能です。

買い出しはバイクで2〜3分も走れば、滝上町の中心地まで行けるので、コンビニもスーパーもあります。

滝上渓谷公園キャンプ場の情報
〒099-5604 北海道紋別郡滝上町元町
TEL:0158-29-4233(渓谷公園センターハウス)
利用可能期間:4月〜11月
設備:炊事場、トイレ、管理棟、ゴミは持ち帰り
バイク乗り入れ:不可(駐車場あり)
近隣の温泉:たきのうえホテル渓谷(600円)
公式HP:http://takinoue.com/2018/04/09/%E6%B8%93%E8%B0%B7%E5%85%AC%E5%9C%92%EF%BC%88%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B4%E3%83%AB%E3%83%95%E5%A0%B4%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E5%A0%B4%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%86%E3%83%BC/

4 音威子府村:天塩川温泉リバーサイドキャンプ場

北海道屈指の難読地名「音威子府(おといねっぷ)村」にある、天塩川温泉の裏手にある無料キャンプ場が「天塩川温泉リバーサイドキャンプ場」です。

無料なのにサイトの芝生がとても綺麗で、キャンプ場の目立った看板や案内表示がないので、ハイシーズンでも空いてる穴場のキャンプ場です!

ちなみにその名前から天塩川温泉の管理かと思いきや、実は音威子府村が運営しているキャンプ場なので、温泉での受付は不要です。

キャンプ場の設備や近隣の温泉

 

天塩川温泉リバーサイドキャンプ場には炊事場とトイレがあり、ゴミは持ち帰る必要があります。

温泉は目と鼻の先にある「天塩川温泉」で400円の低料金で入浴可能です!

なお、キャンプ場周辺にはお店はおろか民家すらないので、買い出しは音威子府村か美深町の市街地で済ませておくことをおすすめします。

天塩川温泉リバーサイドキャンプ場の情報
〒098-2502 北海道中川郡音威子府村咲来919
TEL:0165-65-331(経済課産業振興室)
利用可能期間:5月中旬〜10月下旬
設備:炊事場、トイレ、ゴミは持ち帰り
バイク乗り入れ:不可(駐車場あり)
近隣の温泉:天塩川温泉(400円)
公式HP:https://www.vill.otoineppu.hokkaido.jp/kakuka/sangyoushinkou/syoukougyou/riverside-camp-site.html

5 初山別村:みさき台公園キャンプ場

数ある北海道の「有料級無料キャンプ場」の中でも、屈指のロケーションと設備を誇る場所が「みさき台公園キャンプ場」です。

ライダーに大人気のオロロンライン沿いにある「初山別村」にあるキャンプ場で、高台のサイトから広がる日本海と利尻島を一望できます!

日帰り入浴可能な温泉ホテル、そして道の駅とミニ遊園地、さらには天文台まである巨大な公園の一角にあります。

キャンプ場の設備や近隣の温泉

みさき台公園キャンプ場には炊事場とトイレ、バンガロー、それから徒歩圏内に道の駅と天文台(星空観察可能)があり、ゴミは持ち帰る必要があります。

温泉は徒歩圏内の「しょさんべつ温泉 ホテル岬の湯」で500円で入浴可能です。

サイトはバイク乗り入れ不可の高台の眺めの良いサイトと、ちょっと下った先にあるバイクを横付けできるサイトの2カ所があり、好きな方にテントを張ることができます。

なお、買い出しはバイクで5分くらい走ればコンビニやスーパーがあります。

みさき台公園キャンプ場の情報
〒078-4431 北海道苫前郡初山別村豊岬
TEL:0164-67-2211(初山別村役場)
利用可能期間:4月下旬〜10月下旬
設備:炊事場、トイレ、バンガロー、道の駅、天文台、ゴミは持ち帰り
バイク乗り入れ:不可 or 横付け(駐車場あり)
近隣の温泉:しょさんべつ温泉 ホテル岬の湯(500円)
公式HP:http://www.vill.shosanbetsu.lg.jp/shosanbetsu/?kankou=%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E5%A0%B4

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