
「いつか大好きな北海道を、カブでじっくりキャンプ旅したい!」
昨年、長らくの夢に向けてそろそろ動き出そうかなと、クロスカブを買いました。初めてのクラッチレス車、そしてキャブ車ばかり乗り継いできた私にとっては初めてのインジェクション車でもあり、日常の足としての便利さに浮かれる毎日。
早速キャンプに出かけてみると、いつもの大型バイクでするキャンプとは別次元の楽しさに、アクセルを開ける手が止まらない!「買ってよかった」という思いは確信に変わりました。そして、カブは便利なだけでなく、キャンプツーリングのハードルを下げてくれる、キャンプデビューに持って来いのバイクだとも感じました。
そこで今回は、カブで楽しむキャンプツーリングの魅力をお伝えしたいと思います。
目次
カブキャンプの魅力①「大きな荷台を使って安定感のある積載が簡単にできる」
バイクキャンプの最大のハードルはズバリ「積載」。キャンプ道具や着替えをなるべく小さくまとめて、決して広くないバイクのシート上に、運転に支障のないように括り付けなければなりません。少し想像しただけでも難しそう……と尻込みしてしまう人は多いと思います。
しかし、日常の足として、それなりの荷物も運べるように造られ進化してきたカブには、荷掛けフックの備わった大きな荷台が標準装備されているので、キャンプの荷物も難なく載せることができるんです! クロスカブなら、標準装備のヘッドライトガードがフロントキャリアとしても活躍するので、前後の重量バランスも取りやすいんですよ。
カブキャンプの魅力②「キャンプ道具を積んだまま気軽に寄り道を楽しめる」
バイクキャンプの次なるハードルは、荷物を積んだ状態でのバイクの取り回し。いつもよりも重くなり、重心も変わっているので、慣れないうちは道中の休憩時や、キャンプ場に着いてからの取り回しに手こずって、うっかり倒してしまうことも。
その点カブキャンプなら、そもそもバイクが小さいし軽いので、万が一立ちゴケしたり倒したりしても、小柄な私でも落ち着いて立て直すことができるレベル。
出先での大きな心配事がなくなるので、心まで軽くなり、道中キャンプ道具を積んだまま商店や偶然見つけた映えスポットなど、あちこち寄り道できちゃいます。バイクならではのフットワークの良さを存分に楽しめます!
カブキャンプの魅力③「高速を使わず荷物満載時も60km/Lを切らない高燃費で経済的」
クロスカブでキャンプをしてみて驚いたのは、荷物を満載にして走っても60km/Lを切らない(!)高燃費。排気量125cc以下のため高速道路も使わないので、交通費がかからないぶん、キャンプごはんを豪華にしたり、お土産を奮発したりと、ほかに楽しみを回せるのも、カブキャンプの大きな魅力だと思います。
カブキャンプの魅力④「キャンプツーリングを快適にするカスタムパーツが豊富」
キャンプブームとカブブームのおかげで、例えばさらに積載性をよくするためのフロントキャリアや、不整地を走る際にエンジンを飛び石などから守るガードなど、カブをキャンプツーリング仕様にするためのカスタムパーツが、パーツメーカーからたくさん出ています。自分のキャンプスタイルに合わせて世界で1台のカブに育て上げるのも楽しい!
次回は、実際に私がクロスカブに加えたカスタムを紹介しますので、ぜひまた見に来てくださいね。
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