
Webike Plusをご覧の皆様、こんにちは!かつてオーストラリアをバイクで一周した男、さすライダーです。
その後は北海道に移住したわけですが、理由はズバリ「北海道の道はオーストラリアみたいだから」です!
具体的には道幅が広くスケールの大きな道、信号や渋滞とは無縁の道、そして圧倒的な「非日常感」を感じる道!これが北海道とオーストラリアの道の共通点です。
つまり、日本にいながら海外ツーリングの雰囲気を味わえる!そんな北海道のおすすめの道をアクセスや立ち寄りスポットも含めて紹介します。
※各スポット情報は2023年5月時点のものです。掲載の情報は予告なく変更になる場合があります。お出かけになる際は事前にお確かめください。
目次
1 オロロンライン:道道106号線
オロロンラインとは小樽から稚内へと至る、北海道の日本海側をトレースする道の総称ですが、そのうち天塩町から稚内までの約70kmの区間「道道106号線」は、日本離れした地平線まで続く直線道路になっています!
北に向かって右側にはサロベツ原野、左側には日本海と利尻富士(利尻島)の絶景、そして目の前には信号やガードレールのない直線道路が延々と続く非日常感抜群の道です。
アクセスは国道232号線を天塩町まで走ると、交差点の案内表示に「道道106号線」の記載があるので、あとはその通りに進むだけです。
さすライダーのワンポイントアドバイス
道道106号線には巨大な風車が28基も立ち並ぶ「オトンルイ風力発電所」があり、ライダーに大人気の場所でしたが、残念ながら2023年の建て替え工事で撤去される「予定」でした。
しかし、2023年に入ってから、その工事が延期されることが発表され、少なくても2025年3月までの現状維持が決まりました!
つまり、オトンルイ風力発電所を見たかったけど撤去されるし、、、と諦めていたライダーはチャンス到来です。
料金:通行無料
バイクOKの駐車場:数ヶ所にPAあり(無料)
2 ニセコパノラマライン(道道66号線)
北海道屈指のリゾートエリア「ニセコ」の山々を貫く絶景ワインディングロードが「ニセコパノラマライン(道道66号線)」です。
ニセコエリアと日本海側の岩内町を結ぶ全長約40kmの道で、全体的にカーブが緩やかなので、景色を楽しみながら走ることができます!
アクセスはニセコ側にも岩内町側にも「道道66号線」もしくは「ニセコパノラマイン」の案内表示があるので、あとはそれに従って進むだけです。
さすライダーのワンポイントアドバイス
ニセコパノラマラインの中間地点には「神仙沼レストハウス」があり、広い駐車場、トイレ、それからカフェレストランとお土産屋があります。
そして、ここからニセコの原生林の中に佇む神秘的な「神仙沼」へ行くことも可能で、歩いて往復約1時間はかかりますが、個人的には是非行って欲しい場所です。
料金:通行無料
バイクOKの駐車場:神仙沼レストハウス(無料)
3 ナイタイ高原牧場
十勝エリアの「上士幌町」にある、なんと!東京ドーム348個分の広大な牧場が「ナイタイ高原牧場」です。
そして、そこを貫く道が絶景ワインディングロードになっており、いかにも北海道らしい牧歌的風景を横目に気持ちよく走れます!
アクセスは上士幌町内に「道道806号線」もしくは「ナイタイ高原牧場」の案内表示があるので、それに従って進むと入場ゲートに辿り着きます(入場・走行無料)
なお、ゲートの開放時間が「6月〜9月:7:00~19:00」それ以外の期間は「7:00~18:00」と決まっているので注意しましょう。
さすライダーのワンポイントアドバイス
ナイタイ高原牧場を走る道の終点には、広い駐車場と十勝平野を一望できる展望台、それから超立派なレストハウス「ナイタイテラス」があります。
目の前に広がる絶景を眺めながら、ライダーに大人気のソフトクリーム、それからハンバーガーやパスタなどの軽食を食べられます!
ここで寛ぐと優雅な気分に浸れるので、滞在時間を多めに取っておくことをおすすめします。
料金:通行無料
入場ゲート開放時間:6月〜9月 7:00~19:00(それ以外の時期 7:00~18:00)
バイクOKの駐車場:ナイタイテラス(無料)
4 知床横断道路(国道334号線)
世界自然遺産の知床の山々を貫く絶景ワインディングロードが「知床横断道路(国道334号線)」です。
知床半島の西側にある「ウトロ町」と、東側にある「羅臼(らうす)町」を繋ぐ道で、標高738mの「知床峠」が最高到達地点です!
アクセスはウトロ側にも羅臼側にも「知床峠」の案内表示があるので、それに従って進みましょう。
さすライダーのワンポイントアドバイス
道の中間地点にある知床峠には広い駐車場とトイレ、それから絶景の展望台があります。
晴れた日は日本百名山の「羅臼岳」が目の前に佇む大迫力に圧倒されること間違いなしです!
ちなみに知床峠を境に、ウトロ側が晴れていても羅臼側は濃霧の場合が多々あるので、運転には十分注意しましょう。
料金:通行無料
バイクOKの駐車場:知床峠(無料)
5 美幌峠(国道243号線)
日本最大のカルデラ湖「屈斜路湖」を眼下に望む絶景ワインディングロードが「美幌峠(国道243号線)」です。
道東エリアの美幌町と弟子屈(てしかが)町を結ぶ道で、日本離れしたスケールの大きな景色を横目に気持ちよく走れます!
アクセスは美幌町と弟子屈町内に「美幌峠」の案内表示があるので、あとはそれに従って標高約500mの美幌峠を目指しましょう。
さすライダーのワンポイントアドバイス
美幌峠には「道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠」があり、広い駐車場やトイレ、レストハウスなどの一通りの設備が整っています。
さらに道の駅から歩いて5〜10分くらいの展望台からの景色が素晴らしく、これを見るためだけでも美幌峠に行く価値があります!
ちなみに雨や霧の日はただ寒くて辛いだけなので、また別の機会に行くことをおすすめします。
料金:通行無料
バイクOKの駐車場:道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠(無料)
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