
※掲載の情報は2023年2月現在のものです
※画像の車両は2021年モデルです 著・坂口まさえ・フィネス/撮影・治武靖明・坂口まさえ
1.インプレッション
車両を受取ってすぐのファーストインプレッションは、
「これこれこれ!この感じ」
と言ってしまうほどの乗りやすさ。見た目、タンクからのフロント部分がやや大きめに見えたけど、跨った時の足付きの良さとシートへの収まり感でニーグリップもしっかりできて、フロント部分を軽やかにコントロールできる安定感がありました。
シート高は780mmなので、身長165㎝の私でも足べったり。2022年度版の取材で使用した、同じクラスで排気量のBMW G310GSは880mmで両足だとつま先立ちでした。ちょっとした轍にタイヤを取られると、ヒヤッとする場面も何度かあったので、足付きの良さがとても嬉しかった。
発進、加速はスムーズで低回転でのトルクがしっかりあるので、街乗りでもクネクネ道でも乗りやすさがありました。燃費も良くて約30~35km/L。しかし、高速走行では時速100km/hを越えると、少し振動を強くハンドルに感じることがあって、高速道路では時速80~90km/hくらいが私にはベストでした。
メータはデジタル液晶画面で必要な情報が一目でわかるシンプルなデザイン。リアシート周りは細めでスタイリッシュな分、積載性は低いので、シート下かどこかにフックがあれば便利なのになぁとか、ウインドシールドがあったら快適性もUPでカッコイイのになぁ~などと思う面もありました。
情報提供元 [ Route! Powered by TOURRING MAPPLE ]
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