休日くらいは手間暇かけずにラクして食べたい! そんな主婦ライダーを代表してコバユリが、キャンプでよく作っているカンタンレシピを紹介します。本当に手間いらずで美味しいので、ズボラさんもぜひチャレンジしてみてくださいね。
今回は、一度ハマるとなかなか抜け出せなくなるほど美味しい「燻製」(スモーク)のレシピです。もくもくと煙を出して行う燻製料理は野外ならでは。キャンプを盛り上げてくれます。お酒のおつまみにも最適!
目次
燻製に必要な道具は「燻製器」と「燻材」
燻製とは、肉や魚、木の実などの食材に木材の燻煙を当てることで、食材の保存性を高めると同時に特有の風味を加える調理法です。海外から伝わってきたイメージがあるかもしれませんが、日本でも縄文時代から行われていたことがわかっている、歴史ある調理法です。
燻製に必要な道具は主にふたつ。
1. 燻製器(スモーカー)
https://www.uniflame.co.jp/product/665930
燻材から出る煙を行き渡らせて、食材に熱と香りを加えるための箱や鍋。段ボールでできたものや、上写真のように持ち運びしやすい組み立て式もあります。メスティンなどのソロクッカーで代用することも可能(ただし小さい器材の場合、短時間で煙が行き渡るぶん食材につく薫香がキツく(=苦味や酸味が強く)なりやすいので注意)
2. 燻材(スモークチップ、スモークウッド)
燻製の方法には2種類あり、高温で短時間燻す「熱燻」には「スモークチップ」を、中温でじっくり燻す「温燻」には「スモークウッド」を使います。「桜」や「りんご」など木材の種類によって異なる香りが楽しめます。
シェラカップを使って熱燻! おつまみの燻製にチャレンジ
初めて燻製にチャレンジする人におすすめしたいのが、シェラカップを使ったお手軽スモークです。コンビニでも手に入る食材で燻製おつまみを作ってみましょう。楽しいうえに美味しくて、燻製の魔力にハマってしまうこと間違いなし!
調理時間:15分
難易度:★☆☆
必要な道具:シェラカップ×2、網、スモークチップ、アルミホイル
作り方ざっくりまとめ
① 2つのシェラカップをアルミホイルで包む
② 器にする方のシェラカップに、スモークチップを敷く
③ アルミホイルを敷いて食材を並べる
④ もうひとつのシェラカップでフタをし、強めの中火にかける
⑤ 煙が出たら火を弱めて、スモークチップが燃え尽きるまで待つ
今回はこちらのシェラカップを使用。チタン製で軽く、ハンドルが折りたためるので荷物の軽量コンパクト化に貢献。
https://nomadica2010.com/items/61189e022b2d3d2ce1766d22
スモークチップはこちらを使用。携帯に便利なミニサイズです。
https://soto.shinfuji.co.jp/products/st-1311/
網はシェラカップの口よりも大きければ何でもOK。今回はこちらのバーナーパットで代用しました。
https://www.uniflame.co.jp/product/610695
【材料(1人分)】
・チーズ、ミックスナッツ:適量
【作り方】
① 2つのシェラカップをアルミホイルで包む(カップが汚れないように。後片付けが楽になります)
② 器にする方のシェラカップに、底が隠れるくらいの量のスモークチップを敷く。
③ ②に網を乗せ、アルミホイルを敷いて、食材を並べる(煙がカップ内に行き渡るよう、アルミホイルはシェラカップの口よりやや小さめに)
④ もうひとつのシェラカップを食材に被せるようにしてフタをし、強めの中火にかける。
⑤ 煙が出てきたら火を弱めて、スモークチップが燃え尽きるまで15分ほど待ったらできあがり! 余熱を取ることでより燻製の風味が増すので、冷ましてからいただきます。
オープンエアで、煙りを気にせず思う存分燻製を楽しめるのは、キャンプの大きな魅力のひとつ。ゆでたまごやポテトチップス、塩や醤油も燻製におすすめです。どんどんチャレンジしてください!
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