
こんにちは、2年目ライダーのAnnaです。前回の糸島ツーリングの記事をたくさんの方に見ていただけているようで、本当にありがとうございます!
前回の記事が公開された後、GB350で佐賀~糸島ツーリングをしてきました。寒さ対策が甘くて、凍えながら走っていましたが、寒さにも勝るバイクの楽しさ。きっと今週末もツーリングにでかけると思います。(笑)
今回はツーリング記事第2弾として、昨年の夏にGB350で訪れた「壱岐ツーリング」のことをご紹介します。壱岐(いき)には何度か訪れたことがあるので、その経験を踏まえて壱岐ツーリングにおすすめのコースを考えてみました!
※各スポット情報は2023年1月時点のものです。掲載の情報は予告なく変更になる場合があります。お出かけになる際は事前にお確かめください。目次
壱岐島について

壱岐市郷ノ浦町の駐車場にて
長崎県の島で、澄み切ったエメラルドグリーンの海が魅力です。きれいな海で採れたばかりの新鮮な魚介類や、緑豊かな場所で育った壱岐牛などのグルメも豊富。
神社が多く、150社ほどあるそうなので、島全体がパワースポットになっているともいわれています。私自身、壱岐を訪れたときは疲れがたまっていたのですが、走っているうちにどんどん気持ちが和らいで、癒やされていきました。
島は1周約60㎞ほど。信号が少ないので目的地まであっという間に到着していました。ただし、一時停止は多いので交通ルールを守って走ってくださいね。(私は壱岐で一時停止が上達した気がします。笑)
壱岐島へのアクセス

壱岐行きのフェリーから見た福岡の街並み
福岡・博多港と佐賀・唐津港からフェリーなどでアクセスできます。
博多港からはカーフェリーの他にジェットフォイルも出ていますが、バイクはカーフェリーにしか載せられないので注意が必要です。※長崎空港からも飛行機でアクセスできます。(所要時間30分程度)
壱岐島は長崎県ですが、フェリーから海を眺めたり、行きたい場所のリサーチをしたりしていると、意外とあっという間に着きました。体感としては長崎に行くより近いように感じます。
壱岐にアクセスできる主なフェリー会社はコチラ
壱岐・対馬フェリー https://iki-tsushima.com/
九州郵船 https://www.kyu-you.co.jp/
対馬にも同じフェリーで行けます。私はまだ対馬には行ったことがないので、次は壱岐とセットで行ってみたいと思っています。
フェリー(九州郵船)情報

出典:九州郵船「航路図」に編集部が一部加筆
・福岡・博多港のアクセス
〜郷ノ浦港・芦辺港までカーフェリー 2時間20分
〜郷ノ浦港・芦辺港までジェットフォイル 1時間10分(※バイクは搭載できません)
・佐賀・唐津港からのアクセス
〜印通寺港までカーフェリー 1時間40分
料金(※2023年2月1日〜4月30日)
博多港〜壱岐までのカーフェリー(片道料金)
※料金については、博多港〜壱岐のカーフェリーの一例です。
料金(※2023年2月1日〜4月30日)/博多港〜壱岐までのカーフェリー(片道料金)
・旅客
1等 4,000円(440円※)
2等指定席 3,480円(440円※)
2等 2,960円(440円※)
ジェットフォイル 5,850円(720円※)
※燃料油価格変動調整金
・特殊手荷物
原動機付き自転車(125cc未満) 2,100円
二輪自動車(750cc未満) 3,150円
二輪自動車(750cc以上) 4,180円
レンタルバイク情報
壱岐にはレンタルスクーターがあります。
その中のひとつの「イキエコ」では、EVスクーターをレンタルできて8時間3,000円〜レンタルできるそう。ヘルメット、無料貸し出しのほか、配送・回収・荷物預かりのサービスも。バイクを持っていくのが難しい場合でも、気軽に壱岐ツーリングができますね。
日帰りでもOK!できれば一泊がおすすめ

壱岐市勝本町の海岸線にて
壱岐は、ただ走るだけなら半日あれば回れてしまいますが、すばらしい眺めのツーリングスポットが多いので、いろんなスポットに立ち寄りたくなります。
行きたいツーリングスポットの数によって、「日帰り」か「一泊」か、決めるのがおすすめです。
個人的には「一泊」がおすすめで、私は行きたい場所が多すぎたので、一泊コースにしました。宿でゆっくり壱岐の海の幸をいただくのもおすすめです。
今回のツーリングで泊まった「ビューホテル壱岐」は夕ごはんに壱岐の海鮮を出していただいたのですが、生きた海鮮を目の前で囲炉裏焼きにしてくれました。
大きくて食べごたえのある牡蠣や、ホテル特製の「磯あそび懐石」など、今までで経験した中で一番おいしい海鮮料理をいただけて大満足でした!カーフェリーが到着する郷ノ浦港にすぐ近くにあるのでアクセスも◎です。
おすすめのツーリングコース
今回は博多港から出発して、壱岐は郷ノ浦港に到着しました。2日間まわった中でおすすめのツーリングコースを考えてみました。
ツーリングコースは、到着・出発するのが「郷ノ浦港」か「芦辺港」かによってルートを決めるのがおすすめです。私は郷ノ浦港に到着・出発のコースだったので、今回のルートを組んでみました。(ちなみに、芦辺港はイオン壱岐店の近くにあります)
壱岐には、ガソリンスタンド、コンビニ、ドラックストアなど大手チェーン店も普通にあります。それぞれ大通り沿いの目立つところにあり、今回ご紹介するルートの途中にもあるので心配はいらないかなと思います。(コンビニは24時間営業ですが、ガソリンスタンドなどは19時に営業終了のお店が多いので、早めに立ち寄っておくと安心です。)
もし夜ご飯を食べるなら、芦辺港の目の前にある焼肉店「味処うめしま」がおすすめです!美味しい壱岐牛が食べられるお店で地元の方もよく訪れているお店だそうです。お昼も営業しているので、ホテルの夕食付きプランの方はランチでも訪れてみてください!
TEL:0920-45-3729
公式HP:http://umeshima.com/
営業時間:11:30~14:30(LO)、17:30~21:30(LO)
定休日:水曜日
1|猿岩
猿の横顔のように見える岩で、壱岐のポスターなどにも採用されている絶景です。高さ約45mと大きく迫力があります!
駐車場が空いていたら、猿岩と一緒に写真を撮るのも◎。
壱岐のフェリーで一緒だった観光客の方が、ちょうど同じ場所を訪れていて「バイクかっこいいね〜!」と褒めてもらえました…!ちょっとした交流が生まれるのも楽しいですね。

2|月讀神社(つきよみじんじゃ)
厳かな雰囲気が漂う神社。森の中を石段で登っていくので、自然を感じられます。
“御祭神は月讀命(つくよみのみこと)。暦・潮の干満など月にまつわる全ての行い、安全や航海安全などの願いごとを聞き入れてくださると言われています。(公式HPより)”
壱岐ツーリングの安全祈願で立ち寄るのもいいですね。
壱岐オリジナルの御朱印帳もあるので、記念に購入して神社巡りをするのもおすすめです!(月讀神社の御朱印は、10時〜17時の間にいただけます。)

3|おみやげ横丁shikioriori
壱岐のおみやげが、なんでもそろうお店。壱岐銘菓や、壱岐むぎ焼酎、旬のお野菜、壱岐産米、壱岐牛などなど、さまざまな商品が並んでいます。
地元の特産品から、おしゃれなパッケージのものまで幅広く取り扱いがあるので、家族や友人へのおみやげを買うのにおすすめです!
私は喜々として「ikinoshima」Tシャツを買って、すぐに着替えてツーリングしました!(写真は次にご紹介する「清石浜」にて。)
また今度、壱岐に行くときにも持っていこうと思っています!
併設されている「koiki」ではソフトクリームをいただきました。お店の名前に「iki」が隠れていて地元愛が伝わってくるようでした。
イオンの1階にあるので、立ち寄ったついでに日用品のお買い物もできます。ツーリングで急遽必要になったグッズを買い出しできるのも便利ですね。

0920-45-4139
公式HP:https://www.ikikankou.com/souvenir/10420
営業時間:9:00-20:00(年中無休)
無料駐車場あり
4|清石浜(くよしはま)
芦辺港の南東に位置し、約500mの美しい砂浜が続く清石浜(くよしはま)。海岸線沿いに道路があるので、美しい海岸を見ながらバイクで走れます。
清石浜沿いの道は、坂道を下って登るルートになっているので、景色の変化を楽しめます。壱岐はきれいな海岸が多いのですが、個人的にはバイクで走るのにおすすめの場所です。
近くに無料の駐車場もあるので、バイクを停めて景色を眺めたり、写真を撮ったりするのもおすすめ。駐車場は若干傾斜があるので、気をつけて取り回してくださいね。

5|小島神社
潮が引くと渡れるようになる神秘的な神社。干潮の数時間だけ参道が現れて参拝できる場所で、「壱岐のモンサンミッシェル」とも呼ばれているのだとか。
まわりを海に囲まれた場所なので、参道を歩いているとまるで海の上に立っているような感覚になります。
事前に干潮の時間を調べてから、ツーリングコースに組み込むのがおすすめです。
神社がある内海湾(うちめわん)は、2015年に『国境の島 壱岐・対馬・五島~古代からの架け橋~』の構成要素として日本遺産に認定されています。
参道はゴツゴツした岩が多く、滑りやすいので気をつけて歩いてくださいね。滑りにくいライディングシューズなら、歩きやすいかもしれません。

6|筒城浜(つつきはま)
壱岐随一の美しさを誇る白砂のビーチ。
全長は約600mあり、「日本の快水浴場100選」「日本の渚100選」に認定されています。
夏は、パラソル、浮き輪のレンタルサービスなどがあり、マリンジェットやバナナボートなどの人気のアクティビティも楽しめるそうです。
駐車場から階段を降りてすぐに砂浜があります。実際に砂浜を歩いてみたのですが、目の前に広がるエメラルドグリーンの海は感動的でした…!
何度か夏に訪れたのですが、比較的落ち着いた雰囲気だったので、バイク装備でもゆっくり過ごせるかなと思います。

7|岳ノ辻展望台(たけのつじてんぼうだい)
壱岐島を一望できる絶景スポットです。標高212.8mあり、島内最高峰の岳ノ辻山頂に設けられています。晴れた日は、九州や対馬を見ることができます。
駐車場からは少し傾斜のあるスロープが約200m続いています。バイク装備の場合は、ゆっくり登ってみてください。
私は、1日目の夕方に訪れて駐車場で夕焼けを見て、2日目のお昼頃に展望台まで登りました。訪れる時間帯によって、さまざまな表情を見せてくれる場所です。

まとめ
今回、壱岐を訪れたのは7月上旬だったのですが、まだあじさいが咲いていました。福岡ではあじさいの季節は終わってしまっていたので、諦めていた「あじさいとGB」を撮影できて嬉しかったです。
壱岐ならではの写真が撮れるのも魅力ですね。
帰りのフェリーからの夕焼けもすてきでした。また違う季節にも訪れたいです。
壱岐には、今回ご紹介しきれなかったすてきなスポットが、まだまだあります。ぜひ気になる場所を訪れてみてくださいね!
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東北地方に在住なので、なかなか行けそうにないですが、素敵な所ですね。今度は佐渡島のレポートお願いします。