Webike Plusをご覧の皆様、こんにちは!元千葉県民の男、さすライダーです。

首都圏に住んでいると、例えば奥多摩だったり、房総半島だったり、伊豆や箱根がツーリングの行き先になりがちですが、実は「離島」という選択肢もあるんです!

しかも、まさかの東京都内から出港するフェリーで行ける「東京の離島」それが「伊豆大島」です。

ということで、愛車と気軽に行ける東京の離島、伊豆大島のおすすめツーリングスポットを紹介します。

【アクセス】愛車と東海汽船で伊豆大島へ

愛車と都内から伊豆大島へツーリングに行くには「東海汽船」のフェリーに乗船する必要があります。

港区にある「竹芝客船ターミナル」から、原則木曜日を除いた毎日22:00発の便が出ており、翌朝6:00に伊豆大島に到着します。

ちなみに帰りは伊豆大島14:00発のフェリーに乗れば、その日の19:45に竹芝に到着するので、つまり「金曜日仕事終わり乗船→土曜日・日曜日の午前中まで伊豆大島ツーリング→14:00の便で帰る」という日程の「都内発・週末離島ツーリング」が楽しめるんです!

しかしながら東海汽船のフェリー(コンテナ)に乗せられるバイクは「排気量250ccまでのバイク」と決まっているので、それ以上の排気量のバイクが愛車のライダー、もしくはそもそも単発の休みしか取れないライダーは、現地でレンタルバイクを借りる方法もあります。

その場合は時間のかかるフェリーを利用する必要がないので、竹芝から最短1時間45分で伊豆大島に行ける東海汽船のジェット船、または調布飛行場から最短25分で行ける飛行機を利用するのがおすすめです。

 

詳細はコチラ

1 温泉:御神火温泉

伊豆大島は活火山の島なので、温泉が豊富に湧き出ており、それを観光客が気軽に楽しめる場所が「御神火温泉」です。

健康ランド的な日帰り温泉施設で、大浴場とサウナ、温水プール、それから広い休憩所とレストランが用意されています。

ちなみに入場料は大人1名710円で、バイクOKの駐車場は無料で利用できます。

さすライダーのワンポイントアドバイス

東海汽船のフェリーが伊豆大島に到着するのはAM6:00なので、基本的にどの施設も営業時間外で空いていません。

しかし、そんな時の救世主が御神火温泉で、フェリーが到着する日はAM6:30から(通常はAM9:00から)営業しています!

温泉で温まってレストランで朝食もとれるので、フェリーを降りたら真っ先に御神火温泉に向かいましょう。

御神火温泉の情報
〒100-0101 東京都大島町元町仲の原1−8
TEL:04992-2-0909
営業時間:9:00~21:00(フェリーが到着する日は6:30〜)
定休日:第2水曜日・木曜日
料金:入場料710円
バイクOKの駐車場:あり(無料)
公式HP:http://izu-oshima.or.jp/gojinka_spa/

2 観光スポット:地層切断面

伊豆大島一周のメインルート「東京都道208号線」沿いにある観光スポットが「地層切断面」です。

高さ約24m、長さ630mの巨大な地層切断面は、その特徴的な見た目から「バームクーヘン」とも呼ばれています。

昭和28年の道路工事中に偶然発見されたもので、途方もない年月をかけて形成された、火山灰の美しい縞模様は一見の価値があります!

さすライダーのワンポイントアドバイス

地層切断面は伊豆大島屈指の写真撮影スポットなので、道路脇にちゃんと駐車スペースが用意されています。

観光客の車や観光バスで意外にも交通量があるので、撮影する際はくれぐれも周囲の交通状況に注意しましょう。

なお「地層断面前(バームクーヘン)」と書かれたインスタ映えするバス停もあるので、こちらの写真も忘れずに撮りましょう!

地層切断面の情報
〒100-0104 東京都大島町野増
TEL:04992-2-1446(大島町観光課)
料金:見学無料
バイクOKの駐車場:あり(無料)
公式HP:https://oshima-navi.com/geopark/stratum.html

3 ワインディング:御神火スカイライン

伊豆大島屈指の走りどころが「御神火スカイライン」です。

島の中心地「元町地区」の海岸から、三原山の展望台がある標高522mまで一気に駆け上がる豪快なワインディングです!

全長は約6.5kmと短いですが、なかなかの勾配とカーブで走りごたえがあります。

さすライダーのワンポイントアドバイス

御神火スカイラインを走り終えた先には駐車場があり、そこに小さなフォトスポットがあります。

天気が良ければ伊豆半島と富士山の大展望が広がっているので、愛車を入れて最高の記念撮影ができます!

御神火スカイラインの情報
〒100-0101 東京都大島町元町
料金:通行無料
バイクOKの駐車場:終点にあり(無料)

4 観光スポット:三原山

島民には「御神火様」と呼ばれている伊豆大島のシンボル「三原山」は、標高758mの活火山です。

1777年の安永噴火で形成された三原山の頂上には、直径約300m、深さ200m以上の巨大な火口があります!

なお、御神火スカイラインの終点にある駐車場からすぐの「山頂口展望台」には、売店と食堂、それからトイレが完備されています。

さすライダーのワンポイントアドバイス

三原山は山頂口展望台から見るだけでも迫力満点ですが、せっかくここまで来たら火口まで歩いてみることをおすすめします!

約1時間で火口を一周できる「お鉢めぐりコース」なら、比較的平坦な道が多いので、ライディングシューズでもなんとか歩けます(運動不足ライダーは要注意)

まるで別な星に来たかのような、火口のダイナミックな景観は一見の価値があります。

三原山の情報(山頂口展望台)
〒100-0101 東京都大島大島町三原山外輪山
TEL:04992-2-1446(大島町観光課)
料金:入場無料
バイクOKの駐車場:あり(無料)
公式HP:https://oshima-navi.com/geopark/mihara_trek.html

5 観光スポット:裏砂漠


国土地理院が発行する地図に、日本で唯一「砂漠」と明記されている場所が「裏砂漠」です。

三原山の東側一帯を覆う「火山岩」が裏砂漠の正体で、上を歩くとまるで砂のような感覚はまさに砂漠です!

舗装路で行ける「月と砂漠ライン駐車場」から徒歩10分の第1展望台、さらに10分歩いた先にある第2展望が観光客向けの場所で、それ以外は本格的なトレッキングコースになっています。

さすライダーのワンポイントアドバイス

実は裏砂漠はバイクで走ることも可能で、島の東側にある「裏砂漠入口」が唯一のアクセスルートです!

僕はオンロードバイクで行ったので残念ながら入口で引き返しましたが、ここから裏砂漠に入れます!

ここから1kmちょっと走ると「この先車両侵入禁止」の看板があるので、そこまでの範囲で「砂漠ライディング」を楽しめます。ただし砂で沈みやすいため、軽量オフロードバイクがいいでしょう。

裏砂漠の情報
〒100-0103 東京都大島町泉津原野
TEL:04992-2-1446(大島町観光課)
料金:入場無料
バイクOKの駐車場:あり(無料)
公式HP:https://oshima-navi.com/urasabaku/

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