【日本2周ライダーがセレクト】四国おすすめツーリングスポット10選

Webike Plusをご覧の皆様、こんにちは！元愛媛県民の男、さすライダーです。

その昔、半年ほど愛媛県の松山市に住んでいたので、休みの日は当然のように四国ツーリングをしていました！

そこで今回は、四国のおすすめツーリングスポットをご紹介します。

※各スポット情報は2022年11月時点のものです。掲載の情報は予告なく変更になる場合があります。お出かけになる際は事前にお確かめください。

１　愛媛県：道後温泉

愛媛県松山市にある、四国を代表する温泉が「道後温泉」です。

兵庫県の有馬温泉、それから和歌山県の白浜温泉と並ぶ「日本三古湯」の一つで、道後温泉が日本最古の温泉とされています（諸説あります）

日本書紀にも登場した写真の道後温泉本館は、現在は日帰り温泉施設として誰でも利用できます！

※平成31年1月15日より保存修理工事をしていますが、入浴は可能です（2階休憩室の利用は不可）

さすライダーのワンポイントアドバイス

道後温泉は温泉に入る楽しみと、情緒あふれる建物を鑑賞する2つの楽しみ方がありますが、後者は夜の方がおすすめです。

ライトアップされた道後温泉本館は雰囲気抜群で、周辺には入浴後の冷たいスイーツを食べれるお店が出ています。

バイクは本館のすぐ裏手に、自動二輪OKの無料の駐輪場がありますが、競争率が激しいので停めるならなるべく早めに！

２　香川県：讃岐うどん（山内うどん）

別名「うどん県」とも呼ばれる香川県は、言わずと知れた「讃岐うどん」で有名な県です。

「香川県内のうどん屋の数は信号機の数よりも多い？」と表現される程にうどん屋が多く、人気店は曜日問わず行列が絶えません！

全体的に朝早くから営業しているお店が多く、昼をピークに麺が売り切れると終了となるケースがあるので、お目当ての店には早めに行くことをおすすめします。

定番メニューは「かけうどん、ぶっかけうどん、釜玉うどん」で、それ以外の独自メニューを提供するお店もあります。

ちなみに綺麗で広いお店もあれば、一見民家にしか見えない通好みの店もあるので、食べる楽しみはもちろん、お店を探す楽しみもあります。

さすライダーのワンポイントアドバイス

香川県の数ある讃岐うどん屋の中で、僕が最もおすすめしたいお店は「山内うどん」です。

ナビが無いと絶対に辿り着けない辺鄙な場所（褒め言葉）にあるうどん屋で、香川県を代表する超人気店舗です！

おすすめメニューはズバリ「かけうどん」それからゲソ天をトッピングすると幸せな気分に浸れます。

３　香川県：金刀比羅宮（こんぴらさん）

香川県は琴平町にある、四国屈指のパワースポットが「金刀比羅宮」です。

親しみを込めて「こんぴらさん」とも呼ばれていますが、その可愛い呼び方に反して、参拝するためには785段の階段を登る必要がある肉体系スポットです。

決して楽な道のりでは無いですが、苦労して登ったからこそご利益があるわけで、健脚ライダーは更に583段登って「奥の院」まで行くこともできます。

さすライダーのワンポイントアドバイス

日頃からあまり歩かず、バイクでばかり移動していると、785段はかなりキツく感じるはずです。

僕にはちょっと無理そうかも・・・と思うライダーもいるかもしれませんが、そんな時は4月にチャレンジすることをおすすめします。

何故なら4月上旬〜中旬にかけて、こんぴらさんの参道には桜が咲くので、疲れても目で癒してくれるからです。

４　香川県：竹居観音岬

香川県にはライダーならみんな大好き「道の果てスポット」があります。

それは高松市の竹居観音寺の境内にある「竹居観音岬」で、四国最北端と書かれた碑が設置してあります！

ちなみにここの入り口はかなりの急斜面なので、運転には十分気をつけましょう。

さすライダーのワンポイントアドバイス

四国最北端の碑を写真に収めたら、そのまま竹居観音寺の奥の院「岩窟（いわや）」まで歩いてみましょう。

海沿いというよりは、ほぼ海の上を歩くダイナミックな桟橋を歩いて行くと岩窟が見えてきます。

断崖絶壁に佇む岩窟は、まるでRPGのダンジョンのようで一見の価値があります（洞内は撮影禁止）

５　香川県：橘ノ丘総合運動公園キャンプ場

香川県は高松市にある「橘ノ丘総合運動公園キャンプ場」は、北海道以外では貴重な無料キャンプ場です。

香川県のほぼ中央に位置するので「讃岐うどん巡り」をするには最適な立地です！

利用するには事前の電話予約が必要ですが、当日の予約も可能です（受付できないケースもあり）

無料ながらサイトはきちんと整備されていて、トイレと炊事場も完備しており、バイクは乗り入れ不可ですが、サイトのすぐ近くに停めることができます。

さすライダーのワンポイントアドバイス

橘ノ丘総合運動公園キャンプ場は徒歩圏内に「はくちょう温泉」があります。

つまり「無料キャンプ場＋徒歩圏内温泉」という最強の組み合わせなので、到着前に買い出しさえ済ませておけば、テントを張った後にバイクに乗る必要がありません。

ただし、毎週月曜日がキャンプ場の定休日なので、事実上日曜日と月曜日は泊まれないので要注意です。

６　徳島県：中華そば いのたに本店

新横浜ラーメン博物館での出店をきっかけに「徳島ラーメン」を全国に広めたお店が「中華そば いのたに」です。

徳島ラーメンとは、コッテリとしたスープが特徴のラーメンで、現地では「中華そば」または「支那そば」と呼ばれています。

メンマ、ネギ、もやし、それから豚バラ肉と生卵をトッピングするのが主流で、一緒にライスも注文するのが通の味わい方です。

有名店がひしめく徳島市内でも「いのたに本店」は屈指の人気を誇る名店で、おすすめメニューはズバリ「中華そば 肉入り」です（ライスもお忘れなく）。

さすライダーのワンポイントアドバイス

いのたには今や全国区の知名度を誇るラーメン店なので、曜日問わずお昼時は常に混雑しています。

しかし、平日のお昼過ぎは空いている時間帯もあるので、狙い目はそこです（開店直後も混みます）

ちなみに本店には広い駐車場が完備されているので、大型バイクやマスツーリングで行っても問題ありません。

７　徳島県：うだつの町並み

徳島県は美馬市にある「うだつの町並み」は「うだつが上がらない」のことわざの語源となった町です。

うだつとは隣の家との境目に設置する防火壁のことで、当時これを設置するには多額の費用がかかったため「うだつが上がる＝裕福な家、上がらない＝パッとしない家」という意味で使われとされています。

現在は約430mのうだつの町並みを、歩いて自由に散策できるようになっています。

さすライダーのワンポイントアドバイス

基本は歩いて散策する「うだつの町並み」ですが、実は普通に車道としても運用されています。

とは言っても常に観光客が歩いているので、気軽に走れる感じではありませんが・・・ところが朝と夕方は比較的空いているので、タイミング次第ではバイクを入れて写真を撮れます！

それ以外の時間帯は徒歩圏内の「道の駅 藍ランドうだつ」にバイクを停めて、歩いてゆっくりと散策しましょう。

８　徳島県：未来コンビニ

人口わずか1,000人ほどの徳島県那賀町に「未来コンビニ」というキャッチーな名前のお店があります。

いわゆる名前負けのお店ではなく「世界一美しいコンビニ」というテーマのもとに、数々の国際的なデザイン賞を受賞しており、日本はおろか世界的に注目されているお店です！

地方創生を賄うまさに未来型のコンビニで、通常のコンビニ商品はもちろん、地域の特産品やオリジナル商品の販売、そしてカフェとイベントスペースを備えています。

さすライダーのワンポイントアドバイス

未来コンビニは何となく興味本位で立ち寄ったお店ですが、個人的にかなり気に入ってしまいました！

徳島県の本当に山奥のど田舎（褒めてます）にあるお店ですが、実にスタイリッシュなデザインの店舗で、未来の名に恥じない完全キャッシュレス対応、Wi-Fi完備、地域の情報発信スペースなどを備えています。

バイクも専用駐車スペースが用意されているので、決してただのコンビニではなく、ひとつの目的地として設定することをおすすめします。

９　高知県：高知城

NHKの大河ドラマ「功名が辻」の主人公「山内一豊」が作った城が「高知城」です。

高知市内の高台にある高知城は、天守閣を除いて無料で見学することができます。

瓦や壁の色が鷹の羽の色に似ていることから、別名「鷹城」とも呼ばれる美しい高知城をぜひ見ていきましょう！

さすライダーのワンポイントアドバイス

高知城を散策した後は、徒歩圏内にある高知市民の台所「ひろめ市場」へと向かいましょう！

ひろめ市場は高知県の美味しいものが集結した「公共のフードコート」で、安い・美味い・早いの三拍子が揃っています。

おすすめは高知名物の「カツオのたたき」で、複数店舗で取扱っているのでお気に入りを探しましょう。

10　高知県 室戸岬

あの弘法大師こと「空海」が、悟りを開いた場所とされているのが「室戸岬」です。

高知県は太平洋側に2つの「角」が飛び出ていますが、一つは西側の足摺岬、そしてもう一つが東側の室戸岬です！

別名「台風銀座」と呼ばれるくらい台風の襲来が多い場所ですが、青い海と特徴的な海岸奇形は一見の価値があります。

さすライダーのワンポイントアドバイス

室戸岬へのメインルートは「国道55号線」です。

雄大な太平洋を横目に走るダイナミックなルートですが、台風が接近している時、または強風時は絶対に走らないようにしましょう。

伊達に台風銀座とは呼ばれていないので、風が強い時に走るのは御法度です（バイクが簡単に振られます）

四国は旅情が強い！

四国はその土地の性格が色濃く出ているスポットが多いので「バイクで旅をしている」という旅情を強く感じるエリアです。

見知らぬ場所をバイクで走る、というツーリングの楽しさを改めて実感することができます！