太平洋から日本海へ、日本海から太平洋へと走るコースト・トゥ・コーストの「東北横断」はおもしろい。東北は奥州と羽州の旧2国から成っているが、「東北横断」ではその境の奥羽山脈の峠を越えていく。今年(2022年)は、Vストローム250で全部で19本の東北横断ルートを走破したが、それらを「南東北編」と「北東北編」に分けて紹介しよう。

今回は「南東北編」第2回目だ。

第1回はこちら!


4.双葉 → 郡山 → 新潟 (国道288号→国道49号)240キロ

国道288号で双葉の町に入って行く



双葉と郡山を結ぶ国道288号は、2011年の東日本大震災以降、2輪車の通行は禁止されていた。それが解除されたと聞いて、9月5日に双葉に向かった。


新しくなったJR常磐線の双葉駅



双葉駅前に完成した新しい双葉町役場



国道6号で大熊町から双葉町に入り、国道288号で双葉の町中に入って行く。まだ東日本大震災で壊れた建物が多く残る双葉だが、新しくなったJR常磐線の双葉駅や駅前に完成した新しい双葉町役場に「双葉の復興」を強く感じた。


国道288号と県道35号の分岐



国道288号の大熊町と田村市の境の峠



双葉の町中から国道288号で郡山へ。双葉町から大熊町に入り、双葉から6キロ走って県道35号との分岐点に着く。ここから大熊町と田村市の境の峠までが2輪車通行禁止になっていた。その規制が東日本大震災から11年目にしてついに解除されたのだ。


国道288号で田村市の中心地、船引の町を走り抜けていく



郡山に到着。ここは旧国道4号(奥州街道)との交差点



田村市に入ると中心地の船引の町を通り、三春を通り、双葉から68キロ走って郡山に到着。郡山からは東北横断ルートの国道49号に合流し、新潟・古町の「新潟市の道路元標」にゴール。
このあとVストローム250では18万キロを達成した。2017年9月1日に出発した「70代編日本一周」から5年目での18万キロ達成だ。


Vストローム250は18万キロを達成!



5.相馬 → 白石 → 南陽 → 坂町 → 新潟 (国道113号) 259キロ

相馬から国道113号で新潟を目指す



国道113号の福島・宮城県境の大沢峠。



6月3日、国道6号の相馬バイパスから国道113号に入り、「東北横断ルート」の国道113号で新潟を目指した。常磐道の新地IC入口を過ぎると、福島・宮城県境の大沢峠を越える。阿武隈山地北端の峠だ。


国道113号の道の駅「七ヶ宿」



宮城県に入ると丸森、角田を通り、白石で国道4号を横切り、白石川沿いに山中に入って行く。この山中の道は旧街道の七ケ宿街道。道の駅「七ケ宿」で「うーめん定食」を食べ、白石川の名瀑、滑津大滝を見た。


道の駅「七ヶ宿」で食べた「うーめん定食」



白石川の滑津大滝



宮城・山形県境の二井宿峠を越えて山形県に入り、高畠へと下っていく。高畠では町中に入り、旧山形交通高畠線の高畠駅へ。ここには当時の列車が展示されている。


国道113号の宮城・山形県境の二井宿峠



旧山形交通高畠線高畠駅の列車の展示



赤湯温泉(南陽市)で国道13号を横切り、宇津峠を越え、小国へ。JR米坂線の小国駅前でVストローム250を止めた。「小国」は日本各地にある地名だが、どこも小独立国といった風情のところで、「小国めぐり」はおもしろい。


国道113号の宇津峠



JR米坂線の小国駅



雄国町の案内板



小国の町を走り抜けていく



山形・新潟の県境を越え、坂町(村上市)で国道7号を横切り、日本海の海岸線を南下する。新潟市に入っても国道113号をフォローし、新潟・古町の道路元標に到着。ここが国道113号の起点になっている。


国道113号の山形・新潟県境



国道7号と国道113号が交差する坂町



新潟の国道7号と国道113号の分岐点



新潟の道路元標に到着。ここは国道113号の起点



こうして「東北横断ルート」を走ってみると、新潟の重要さがよくわかる。すべての道は新潟に通ず。新潟はまさに「日本海の十字路」だ。



6.酒田 → 山形 → 上山 → 白石 → 相馬 (R112 → R13 → 県道12号 → R4 → R113) 272キロ

国道112号は酒田北港から始まる


7月26日、「酒田→相馬」の「東北横断ルート」を走った。国道112号での月山越えと蔵王エコーラインでの蔵王越えがメインだ。酒田から山形までは国道112号だが、酒田側の入口がわかりにくかった。国道7号にはつながっていないのだ。酒田北港の交差点から始まる国道112号で酒田市内を走ったが、フォローするのはけっこう難しい。



国道112号の加茂漁港


しかし、これも東北横断のおもしろさというものだ。酒田から最上川を渡ると海沿いに走り、加茂漁港で日本海を離れ、鶴岡の町に入っていく。鶴岡では「致道博物館」を見学した。写真に写っているのは旧鶴岡警察署の建物。「致道博物館」は一軒の価値あり。庄内がよくわかる。


鶴岡の致道博物館


鶴岡からは月山・湯殿山の山並みを越えて山形盆地へと下っていく。寒河江から山形へ。山形市内の国道13号との交差点が国道112号の起点になっている。
山形から国道13号で上山まで行き、上山からは県道12号(蔵王エコーライン)で山形・宮城県境の刈田峠を越える。峠は濃霧。有料の蔵王ハイラインで蔵王山頂に登ったが、残念ながら「御釜」は霧に隠れて見えなかった。


大越を貫く月山第一トンネル



山形市内の国道13号と国道112号の交差点



蔵王エコーラインはここより始まる



山形県側の蔵王エコーラインを登っていく


蔵王エコーラインで宮城県側を下っていくと、霧は晴れ、青空が広がっている。峠下の遠刈田温泉「神の湯」に入り、国道4号に出た。



霧の刈田峠



遠刈田温泉の「神の湯」に入る



国道4号で白石へ。白石では白石城を見に行ったが、修復工事の最中で、すっぽりとシートに覆われていた。9月中には工事は完了するという。白石からは国道113号で相馬へ。相馬の松川浦を「東北横断」のゴールにした。


相馬の松川浦にゴール!



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