10年目を迎えたSSTRは今や我らライダーの国民的行事。今年の参加者は1万人を超えようかという勢いだ。何日かに分けての「SSTR2022」だったが、カソリの参戦は5月24日。

大磯漁港を出発(4時31分)

スタート地点は相模湾の大磯漁港。夜明けの岸壁に相棒のVストローム250とともに立った。



ゼッケンは100番。10年来変わらずのゲストライダーのナンバーだ。



ちなみに001番は忠さん(鈴木忠男さん)で、これも10年来、変わらない。
4時31分、日の出時刻とともにスタート。残念ながら曇天で朝日は見られなかった。

談合坂SAに到着(5時33分)

大磯漁港から国道134号→新湘南バイパス→圏央道経由で中央道に入り、5時33分、談合坂SAに到着。



ラリー帳に第1発目のスタンプを押す。



ここでは参加者のトリシティに乗る浅井圭さんに出会った。



浅井さんは2020年、2021年のSSTRに参戦している。
さらに「四極ラリー」の「ノーザンラリー2021」にも参戦している。

中央道の双葉SAに到着(6時26分)

6時26分、中央道の双葉SAに到着。
中央道の双葉SA着(6時26分)

ここではラリー帳にスタンプを押した後、レストランで「ほうとう」を食べた。
甲州路を走ると、無性に「ほうとう」を食べたくなる。
双葉SAでは「ほうとう」を食べる

中央道の諏訪湖SAに到着(7時45分)

7時45分、中央道の諏訪湖SAに到着。
中央道の諏訪湖SA着(7時45分)


諏訪湖SAからの眺め。
諏訪湖SAからの眺め

梓川SAに到着(8時18分)

諏訪湖SAを過ぎると岡谷JCTで長野道に入り、8時18分、梓川SAに到着。
長野道の梓川SA着(8時18分)



残雪の北アルプスの山々を眺めたあと、ここでは「ざるそば」を食べた。信州そばを味わうのには「ざるそば」が一番だ。
梓川SAでは「ざるそば」を食べる

梓川SAを過ぎた安曇野ICで高速道を降りると、地方道→県道306号→国道147号大町へ。

長野道の安曇野IC着(8時46分)


安曇野の眺め。
安曇野の眺め



その間では道の駅「安曇野松川」に寄り、スタンプを押した。
長野県道306号の道の駅「安曇野松川」着(9時11分)


大町から見る青空を背にした残雪の北アルプスの眺めは強烈に目に焼きついた。
大町の国道147号に合流(9時25分)


大町から見る北アルプスの山々。
大町から見る北アルプスの山々


大町からは国道148号で糸魚川へ。
国道148号で糸魚川へ



佐野坂峠(トンネル)を越えると姫川沿いに走り、道の駅「白馬」に寄った。

しかし残念ながら道の駅「白馬」は定休日でスタンプは押せなかった。
高速道のスタンプは24時間押せるが、道の駅は朝、夜、定休日は押せない。


次の道の駅「小谷」ではスタンプを押したあと、信州名物の「おやき」を食べた。
国道148号の道の駅「小谷」で「おやき」を食べる


道の駅「小谷」の「塩の道」案内図。
道の駅「小谷」の「塩の道」案内図



長野県から新潟県に入った。

北陸道の糸魚川ICに到着(11時50分)

11時50分、北陸道の糸魚川ICに到着。
北陸道の糸魚川IC着(11時50分)

出発点の大磯漁港から333キロ。「大磯→糸魚川」のルートでの本州縦断だ。
ここからは時間との勝負になるので、SA、PA、道の駅に寄ることもなく、スタンプを押すこともない。

北陸道をひた走る。

新潟県から富山県に入った。
黒部、魚津、富山を通り、小矢部砺波JCTからは能越道を行く。

能越道の料金所に到着(13時04分)

13時04分、能越道の料金所に到着。
能越道の料金所着(13時04分)

ここが「狼煙(のろし)」まで行くかどうかを決めるSSTR一番の思案のしどころ地点。能登半島最先端の狼煙まで行けば距離を稼げるし、SSTR一番の面白さは距離を走ることだと思っているので、何としても狼煙までは走りたいと思う。しかし失敗すると、千里浜へのゴールが日没後ということになり、失格してしまうのだ。10年のSSTRを振り返るとカソリ、2015年5月30日に、自身の最長記録を打ち立てた。

日の出時刻の4時15分に青森港をスタートし、18時50分に千里浜にゴール。19時05分の日の入時刻に間に合わせた。
1222キロを走っての千里浜への到着だったが、この時も能越道の料金所を出たところで狼煙まで行こうかどうしようか、さんざん迷ったのだ。そんな迷いを振り払って、狼煙まで行ったおかげで「1222キロ」を走ることができたのだ。今回も2015年の「青森→千里浜」のシーンが頭をよぎり、「よーし、狼煙に行こう!」と決めたのだ。

七尾に到着(13時50分)

能越道(無料)で七尾へ。13時50分、七尾に到着。七尾は能登国の国府所在地。

能越道から国道159号に出たところには能登国分寺跡がある。
そこでは復元された南門を見た。
七尾の能登国分寺跡の復元された南門を見る


国道159号で七尾の中心街に入ったところは「古府町」の交差点。古府の地名こそ能登国府の証明だ。
七尾の「古府町」の交差点

七尾からは国道249号→能越道→のと里山海道(無料)でのと里山空港ICへ。

そこからは快走路の珠洲道路を行く。
珠洲では能登のシンボル見附島を見る。「軍艦島」で知られる見附島は見れば見るほど軍艦に似ている。
能登のシンボル見附島

道の駅「狼煙」に到着(15時45分)

最後はちょっと迷いやすいルートだが、15時45分に道の駅「狼煙」に到着。
「やったね!」という気分。狼煙は我らライダーの聖地だ。
道の駅「狼煙」着(15時45分)

最後のスタンプをラリー帳に押すと、能登半島最先端の岬、禄剛崎まで歩いていく。
道の駅「狼煙」のスタンプを押す


禄剛崎の灯台。
禄剛崎の灯台



広い園地の先にある灯台を見て道の駅「狼煙」に戻ると、飛び交うツバメたちを見ながら「ソフトクリーム」を食べるだった。
道の駅「狼煙」の「ソフトクリーム」を食べる



16時30分、道の駅「狼煙」を出発。
道の駅「狼煙」を出発(16時30分)

のと里山空港ICまで戻ると、のと里山海道を一気に走り、千里浜ICを過ぎた次の今浜ICで降り、長くつづく「なぎさドライブウェイ」を走る。胸にジーンとくるビクトリーラン。
「なぎさドライブウェイ」から見る夕日

千里浜にゴール(18時45分)

18時45分、千里浜にゴール。
千里浜にゴール!(18時45分)

スタート地点の大磯漁港から744キロ。
水平線に落ちていく夕日を眺めていると、「また、明日から頑張ろう!」という気持ちが心の奥底から湧き上がってくる。

これこそがSSTRの大いなる魅力。「自分はまだまだやれる!」という自信がこみ上げてくるのだ。
19時01分、真赤な夕日は日本海の水平線に落ちた。

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