
TE150iも所有していて毎回ステキな遊びをしている「ハリー」さんのツーリング日記を紹介します。
今回の相棒はセロー225。
激しい酷道ではモデルチェンジ後のセロー250よりも向いているとして未だに根強い人気のセロー225ですが、今回行っているのはガレガレだったりヌタヌタだったりといった道ではなく、ギリギリ道の体を成しているような山の中の道。
抜群に雰囲気が良く、トコトコと静かに進む事に悦びを見出せるような、そんな道。
登山道でもないので地図にも載っていないはずですが、だからこその秘境感は魅力たっぷり。
パワーに物を言わせて山肌を掘り返すような下品な事はせず、やさしく自然を楽しんでいる様子が伝わってきます。
恐らく日本全国の山の中にある古い道の跡なので、みなさんも近所の裏山を散策してみませんか?
何をするでもなく、ただトコトコと散策するだけで充実した週末が過ごせる事間違い無しです。
藪の茂る夏場より、枯草だけの今の時期の方が楽しめると思いますよ。
杣道をゆく杣人になりにけり
そま-みち【杣道】
きこりだけしか通らないような細くけわしい山道。
古くからマタギ、山子など山で働く人々が利用した山道。
そま-びと【杣人】
杣木を切り倒したり運び出したり造材したりすることを職業とする人。きこり。
そま【杣】
古代から中世にかけて律令国家や貴族・寺社などのいわゆる権門勢家が、造都や建立など大規模な建設用材を必要とする事業に際して、その用材の伐採地として設置した山林のこと。後に一種の荘園として扱われるようになった。
(出典:Wikipedia)
「杣道」「杣人」という言葉を最近になって生まれて初めて知った。そして「杣」という漢字の字面と語感がとても気に入った。
Google検索による「杣道」画像からはそれらしい雰囲気が伝わってくる。
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30年前位にホンダXL250に乗っていた。山も固い地面だけではありません。スタックして、一人だったので這い出すのに丸1日かかり夕闇が迫り焦ったことがあります。山は一人では怖いですね。