モビリティリゾートもてぎで開催されているMotoGP日本GPの予選において、ホルヘ・マルティンが1分42秒371のオールタイムラップレコードを記録しポールポジションを獲得した。2位にはマルク・マルケス、3位にはペドロ・アコスタが続いている。
マルティンがレコードタイムで首位発進 小椋藍は11番手
Q2セッションでは、最初のアタックでマルク・マルケス(Ducati Lenovo Team)が、アレックス・マルケス(BK8 Gresini Racing MotoGP)を0.065秒差で上回りトップに立った。その後、チャンピオンシップをリードするホルヘ・マルティン(Aprilia Racing)がコースインし、各セクターで赤字を記録しながらタイムを更新する。最終的に1分42秒371という新たなオールタイムラップレコードを叩き出し、首位に浮上した。なお、FP1ではマルク・マルケスがトップタイムを記録している。
マルク・マルケスはタイム更新を狙ってアタックを続けたものの、ターン3でのコースアウトが響き、マルティンに0.110秒及ばず2番手となった。3番手にはペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Factory Racing)が入り、フロントローを確保している。マルコ・ベッツェッキ(Aprilia Racing)はアコスタの背後につけてタイムを伸ばし、第2列の先頭となる4番手グリッドを獲得した。
5番手はアレックス・マルケス、6番手はファビオ・ディ・ジャンナントニオ(Pertamina Enduro VR46 Racing Team)という結果になった。ディ・ジャンナントニオは最後のアタックラップの最終セクターでタイムをロスしている。エネア・バスティアニーニ(Red Bull KTM Tech3)は今シーズン自己最高となるQ2での7番手グリッドを獲得した。
Q1からの勝ち上がり組と決勝レースに向けた各陣営の動向
地元ファンの期待を集める小椋藍(SuperFile Trackhouse MotoGP Team)は、Q1でトップタイムを記録してQ2へ進出した。Q1の序盤は2024年と2025年のもてぎ勝者であるフランチェスコ・バニャイア(Ducati Lenovo Team)がリードしていたが、小椋とラウル・フェルナンデスが上位に浮上する。最終盤にはフェルナンデスが小椋に0.001秒差まで迫ったものの、小椋が首位を守り切った。Q1セッション中にはブラッド・ビンダー(Red Bull KTM Factory Racing)がクラッシュを喫したが、ライダーは無事であることが確認されている。
Q2に進出した小椋はタイムを伸ばしきれず、11番手グリッドからのスタートとなる。初日にQ2進出を決めていたファビオ・クアルタラロ(Monster Energy Yamaha MotoGP)は12番手で予選を終えた。Q1からの勝ち上がりとなったフェルナンデスは8番手、ディオゴ・モレイラ(Pro Honda LCR)は9番手につけた。ヨハン・ザルコ(Castrol LCR Honda)もクラッシュを喫したものの、ライダーは無事であり10番手でセッションを終えた。バニャイアはQ1で敗退し、後方グリッドからのスタートを強いられる。
今回の予選結果により、チャンピオンシップで首位に立つマルティンが、12ポイント差で追うマルク・マルケスをグリッドでもリードする形となった。失うもののないアコスタや、背後に迫るベッツェッキも上位につけており、各陣営の戦略が交錯する。スプリントレースは土曜日の15時(日本時間)から行われ、決勝レースは日曜日の14時からスタートする予定だ。
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