レッドブルとHonda HRCは、2027年シーズンよりMotoGPにおけるパートナーシップを復活させる予定であることを発表した。レッドブルカラーがHonda HRCのファクトリーマシンとライダーに再び採用される。
2027年の新レギュレーションに向けた再提携
レッドブル・ジャパン株式会社は、2027年シーズンよりレッドブルがHonda HRCのMotoGPファクトリープログラムのパートナーとなる予定であることを発表した。今回の再提携により、モーターサイクルレースに対する共通の情熱と、最高峰の舞台で妥協なく競い続けるという志のもとで築かれたパートナーシップが復活する。2027年からは、レッドブルカラーがHonda HRCのファクトリーマシンとライダーに再び採用される予定だ。
レッドブルとHondaは、2015年から2023年までMotoGPでパートナーシップを組んでいた。マルク・マルケス、ダニ・ペドロサ、ホルヘ・ロレンソをはじめとするMotoGPを代表するライダーたちとともに戦い、MotoGP世界選手権で4度のタイトルを獲得している。さらに45勝、93回の表彰台を記録し、約10年にわたり確かな成功を収めてきた関係が新たな形で続いていく。
両者はパフォーマンスの限界を押し広げ、次世代のライダーにインスピレーションを与え、MotoGPの未来をともに形づくるという共通の志のもとで再び力を合わせる。パートナーシップの復活を記念し、東京で撮影したキャンペーン『The Mechanic and the Calligrapher(メカニックと書家)』が展開される。モーターサイクルエンジニアリングの精密さと、書道の芸術性という、日本のクラフトマンシップを象徴する2つの表現を融合させた内容となっている。
映像には、2023年にレッドブルカラーをまとったRC213Vが登場する。両者が成功を収めた過去のパートナーシップを象徴する瞬間を振り返りながら、2027年に始まる新たな章へと視線を向けている。このキャンペーンは、パフォーマンスに対する共通の情熱で結ばれた2つのブランドの再始動を祝うとともに、MotoGPにおける次なる章の幕開けを告げるものと位置づけられている。
両者の代表によるコメント
株式会社ホンダ・レーシングの渡辺康治代表取締役社長は、Honda HRCとレッドブルがさまざまなレース活動を通じて互いを深く理解している企業であり、MotoGPで再び協力できることを大変うれしく思うと説明している。MotoGP世界選手権が850ccマシンによる新時代を迎えるにあたり、同じ目標と志を共有するパートナーの存在は極めて重要だとしている。
また渡辺氏は、レッドブルがHonda HRCと同じ目標、情熱、そして妥協のない高い基準を持っていると言及した。両者がこれまでサーキット内外で築いてきた歴史に、これからも新たなページを加えていけると確信しているとコメントしている。
Honda HRCのアルベルト・プーチチームマネージャーは、MotoGPが新しいマシン、新しいレギュレーション、そして新たな志とともに新時代を迎えようとする中、明確な共通目標を掲げて再びタッグを組むと説明する。HRCとレッドブルほど多くの選手権で競い続けている組織はほとんどなく、この協業は明確かつ理にかなったものであるとしている。
さらにプーチ氏は、両者とも勝利以外で満足することはないと強調した。この組み合わせを再びベンチマークとするために、勝利を目指して取り組んでいかなければならないと意気込みを語っている。HRCは2027年に向けてファビオ・クアルタラロの加入も発表しており、新レギュレーションの導入とともに両者の新たな体制が始動する。
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