クレモナ・サーキットで開催されたスーパーバイク世界選手権(WorldSBK)第10戦イタリアラウンドでは、ニコロ・ブレガが新チャンピオンに輝いた。また、各クラスで自己ベスト更新や初表彰台を獲得するライダーが続出し、記録に残る週末となった。
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ホンダのディクソンが自己ベストの6位を獲得
イタリア7番目の開催地となったクレモナ・サーキットで開催された第10戦では、Aruba.it Racing - Ducatiのニコロ・ブレガが2026年の王者に輝いた。しかし、注目を集めたのはチャンピオン争いだけではない。各クラスで自己ベスト更新や初表彰台を獲得するライダーが続出し、記録に残る週末となった。
Honda HRCのジェイク・ディクソンは、プレシーズンの負傷でシーズン前半の大半を欠場したが、クレモナでは本来の走りを見せた。スーパーポールではセッション序盤にターン10で転倒して18番手に沈んだものの、レース1では2017年のワイルドカード参戦時に並ぶ自己最高位タイの9位まで挽回した。さらに日曜日のスーパーポールレースでも9位に入り、同レースで自身初のポイントを獲得している。
ディクソンの勢いは止まらず、週末の最後には自己ベストを更新する6位でフィニッシュした。これはホンダにとって今シーズンの最高成績であり、昨年のヘレスラウンド以来となる好結果。怪我に苦しんだシーズン序盤を乗り越え、終盤戦に向けて大きな弾みをつける形となった。
ファリオーリが初表彰台を獲得しフリーラッカーズも復調
WorldSSPクラスでは、VFT Racingのフィリッポ・ファリオーリがヤマハYZF-R9を駆り躍進を見せた。前戦マニクールで両レーストップ10入りを果たしたイタリア人ライダーは、クレモナのスーパーポールで自身初のフロントローを獲得。レース1では見事に初表彰台に上り、レース2でも4位に入賞してトップ争いに加わる実力を証明した。
World Sportbikeクラスでも、伏兵たちの活躍が目立った。Track & Trades Wixx Racingのフェレ・フリーラッカーズは、スズキ・GSX-8Rを駆りレース2で3位を獲得。第2戦以来となる久しぶりの表彰台に返り咲いた。同チームはジェフリー・ブイスとともに、残り2戦に挑む予定だ。
Deza-Box 77 Racing Teamのアルバロ・フエルテスは、スーパーポールで自己ベストタイを記録しながらも、スロー走行のペナルティにより13番手スタートとなった。それでもレース1で今季2番目の好成績となる6位に入ると、日曜日のレースではフリーラッカーズにわずか0.149秒差まで迫る4位でフィニッシュしている。今シーズンは残り2ラウンドとなった。
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