9月26日と27日、岡山国際サーキットにて全日本ロードレース選手権第6戦「スーパーバイクレース in 岡山」が開催された。J-GP3クラス決勝は最終ラップの豪雨による赤旗終了という波乱の展開となり、若松怜が優勝を飾った。
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最終ラップの豪雨で赤旗終了 若松が逆転勝利
9月26日と27日、岡山国際サーキットにて全日本ロードレース選手権第6戦「スーパーバイクレース in 岡山」が開催された。19周で争われるJ-GP3クラス決勝はドライコンディションでスタートし、ポールポジションの大田隼人がホールショットを奪う。直後に富樫虎太郎が首位へ躍り出ると、ペースを上げた飯高新悟や8番グリッドから追い上げた若松怜もトップ争いに加わった。
レース中盤に入ると、トップ争いは若松と富樫の一騎打ちとなる。10周目に富樫がトップを奪い返す一方、単独3番手の飯高には高杉奈緒子が接近し、3番手争いも激化した。終盤にはテーシン・インアパイも加わり、18周目には一気に2台をかわして3番手へ浮上するなど、各所で激しいバトルが繰り広げられた。
トップの富樫と若松の争いは激しさを増し、各コーナーでポジションを入れ替える攻防が続く。しかし最終ラップ、富樫と接触した若松がコースアウトし、2番手で復帰した直後、サーキットは突然の豪雨に見舞われた。トップを走る富樫が転倒し、さらに相次いで約10台が転倒する事態となったため、赤旗が提示されてレースは終了となった。
赤旗終了により、リザルトは17周終了時点の順位が適用されることになった。しかし、17周終了時点で首位に立っていた富樫は、規定により6位へと順位が変更された。赤旗提示後5分以内にマシンとともにピットレーンへ戻ることができなかったためだ。この結果、若松の優勝が決定し、飯高が2位、高杉が3位で表彰台を獲得している。
以降は、4位に岡崎静夏、5位に仲村瑛冬、6位に富樫、7位にインアパイと続いた。なお、若松と岡崎は前戦の第5戦ではともに転倒リタイアに終わっていた。
優勝の若松「最終的に優勝することができた」
優勝を果たした若松は、予選から富樫や飯高の速さを感じており、チームメートの岡崎を加えた戦いになると予想していたという。8番グリッドからのスタートだったが、序盤で前に出てトップ争いに追いつくことができたと振り返る。雨による赤旗になるとは思っていなかったものの、赤旗が出てもいいように残り5周で前に出ようと考えていたと明かした。
最終ラップについては、ラインの違いもあり富樫と接触してしまい、自身はコースアウトしたものの、富樫を巻き込まなくてよかったと語る。それでも2番手でコースに戻った直後、豪雨で赤旗となった。18周目の順位で決まるなら自分が勝ちだと思い、雨の中で応援してくれる観客にアピールしたという。実際には17周終了時点の順位が適用されたが、最終的に優勝することができたと喜びを語っている。
2位となった飯高は、序盤から前に出るペースはなかったため、バトルに持ち込んでペースをつくれたらと考えていたという。そのおかげで1回だけトップに出ることもできたと振り返る。その後は3番手争いとなり、ブレーキングを使いながら前のコーナーからストレートへのアプローチを考えて走ったと語る。3位を狙っていたが結果的に2位となり、トップでチェッカーを受けたのは富樫だったため、また負けて悔しい気持ちと表彰台に立つことができてよかったという気持ちが半分半分だと心境を明かした。
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