2026年9月27日、ニュージャージー・モータースポーツ・パークにて「2026 Quad Lock MotoAmerica Superbike Championship」の最終戦が開催された。スーパースポーツ選手権ではドゥカティのパニガーレV2を駆るダリン・ビンダーがレース2で優勝し、ドゥカティが同選手権で初のランキングトップ3独占を達成した。
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スーパースポーツでトップ3を独占、スーパーバイクも表彰台を獲得
2026年9月26日~27日、ニュージャージー・モータースポーツ・パークで「2026 Quad Lock MotoAmerica Superbike Championship」の最終戦が行われた。スーパースポーツ選手権では、すでにチャンピオン獲得を決めているダリン・ビンダー(Celtic/Economy Lube + Tire/Warhorse)が、レース1ではジョシュ・ヘイズ(ヤマハ)が優勝し、ビンダーは4位でフィニッシュした。続くレース2では、シーズンを通してライバルだったジョシュ・ヘリンと激しいバトルを展開し、0.137秒の僅差で競り勝って優勝を飾った。
この結果、ビンダーは406ポイントを獲得してルーキーチャンピオンに輝いた。ランキング2位には328ポイントでジョシュ・ヘリン、3位には249ポイントでケイラ・ヤーコフが入り、ドゥカティのパニガーレV2がモトアメリカ・スーパースポーツ選手権で初めてランキングトップ3を独占した。また、3位に入ったヤーコフは、同選手権でトップ3に入った初の女性ライダーとなっている。
一方のスーパーバイク選手権では、Warhorse HSBK Ducati FLo4Lawチームからキャメロン・ボビエとベンジャミン・スミスが参戦した。豪雨により2度の赤旗中断と3度のスタートが繰り返されたレース1において、ボビエはボビー・フォンに次ぐ2位を獲得した。チームメイトのスミスも3位に入り、自身初となるスーパーバイククラスでの表彰台を獲得している。
しかし、続くレース2ではボビエがリアタイヤのグリップ不足に見舞われ、スミスもエンジントラブルにより両者ともにリタイアとなった。さらに日曜日に予定されていたレース3は、天候が回復せずコース上に水たまりが残る過酷な状況だったため、すでにチャンピオンシップの順位がほぼ確定していたこともあり、チームの判断で欠場を選択した。最終的なランキングは、ボビエが105ポイントで11位、スミスが97ポイントで12位となっている。
チームとライダーのコメント
スーパーバイク選手権のレース1で2位を獲得したボビエは、肩の状態が万全ではない中で表彰台を獲得できた喜びを語った。過酷なコンディションだった土曜日のレースを無事に乗り切れたことに安堵しつつ、レース2でのグリップ不足や日曜日の欠場については、チームが自身の安全を最優先に考えてくれた決断に感謝を示している。また、マシン開発に尽力したチームを称賛し、2027年シーズンに向けての意気込みを見せた。
同じくレース1で3位に入ったスミスは、スーパーバイクでの初表彰台獲得をキャリアにおける大きな一歩だと振り返った。レース2のエンジントラブルやレース3の欠場については、レーサーとして走りたかったという本音を覗かせつつも、チームの状況判断を尊重している。参戦初年度でポールポジションと表彰台を獲得できたことに対し、チームやドゥカティ・ノースアメリカへの感謝を述べた。
スーパースポーツ選手権の最終戦で優勝したビンダーは、天候の回復を待つ長い1日となった日曜日を振り返り、レース2を戦えたことへの喜びを表現した。ジョシュ・ヘリンとの激しいバトルの末に勝利を収め、最高の形でシーズンを締めくくれたことを「ケーキの上のチェリーのようだ」と表現している。最後に、所属チームやパーソナルスポンサーへの深い感謝の意を示した。これで同選手権の2026年シーズン全日程が終了した。
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