オランダのゼルヘムで開催されたトライアル世界選手権(TrialGP)第6戦初日において、Repsol Honda HRCのトニー・ボウが2レースともに勝利を収めた。チームメイトのガブリエル・マルセリは総合4位でフィニッシュしている。

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ボウが全勝記録を更新しタイトル獲得へ前進

オランダのゼルヘムで行われたトライアル世界選手権(TrialGP)第6戦初日は、前日の雨の影響によりコンディションが予測しにくい中でスタートした。Repsol Honda HRCのトニー・ボウは、レース1をほとんどミスなくクリアし、2番手のライダーがペナルティポイント17点だったのに対し、わずか9点に抑えて勝利を手にした。スーパーポールでもMontesa Cota 4RTを駆りトップタイムを記録している。

続くレース2では、ライバルたちが調子を上げてボウとの差を縮めたものの、ボウは最後までトップの座を譲ることなくこの日2勝目を挙げた。これにより、シーズン開幕からすべてのレースで勝利を収める記録をさらに更新している。初日を終えてボウは400ポイントで選手権ランキング首位をキープし、日曜日のレース1を完走すれば、前人未到となる通算40回目の世界タイトル獲得が確定する。

一方、チームメイトのガブリエル・マルセリは、コース前半で好調な滑り出しを見せたものの、後半のセクションでミスが重なり、レース1を4位で終えた。レース2でも一時トップに立ったが、最終的には3位と同点ながら4位でフィニッシュし、総合順位でも4位となった。マルセリは289ポイントでランキング2位を維持している。

タイトル獲得に向けたライダーと監督のコメント

トニー・ボウは「今シーズンはすべてがとてもうまくいっている。レース1はとても安定していて、ミスもほとんどなかったので、すばらしい勝利を挙げることができた。明日は1つ1つ確実に取り組んでいきたいが、今一番大切なのは、ケガをせず、ミスをしないことだ。それができれば、タイトルを獲得できる」と語り、特別な1日に向けた意気込みを見せた。

ガブリエル・マルセリは「マシンのフィーリングはよく、自分自身も調子がよかったので、いいレースができると思っていたが、うまくいかなかった。明日はもう少しプッシュして、今日のミスから学び、改善していきたい」と翌日への巻き返しを誓っている。

藤波貴久監督は「とてもポジティブな1日になった。トニーは今回も驚異的なレベルのライディングを見せてくれた。明日はいよいよチャンピオンの座を手にし、40回目の世界タイトルを獲得するチャンスがある。集中力を維持して、両ライダーにとって最高の形でこの週末を締めくくることが目標だ」とコメントしている。日曜日はRepsol Honda HRCにとって決定的な1日となりそうだ。

HRC公式Instagram:https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/

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