ホンダは8月21日に発売された新型CB400スーパーフォア Eクラッチで、熊本県のHSR九州で開催されているアマチュアレース「鉄馬(てつうま)」に参戦することを発表した。来年以降、鉄馬にCB400SFで参戦するユーザーに向けたレギュレーション策定が目的で、賞典外でアイアンNK4クラスに参戦する。

CB400SFの開発チームで参戦!

 ホンダはCBで楽しむシーンを公道からサーキットに拡げる活動として、919()20()HSR九州にて開催される「鉄馬 with TSK 決戦の日」のアイアンNK4クラスに、8月21日に発売されたばかりのCB400スーパーフォア・Eクラッチで参戦することを発表した。

参戦車両の製作はCB400SFの開発チームが中心となって関わり、ライダーも開発チームのメンバーが務めるという。開発チームが主導して鉄馬に参戦することで、来年以降、同様にCB400SFで鉄馬に参戦するユーザーのためにアイアンNK4クラスにおける公正なレギュレーション策定に寄与することが目的。ちなみに賞典外での出走となる。

さらにCB400SFはホンダ独自のクラッチレバー操作不要なマニュアルトランスミッション「Eクラッチ」を搭載しているが、そのポテンシャルがサーキットで通用することを実証する、という想いもあるという。

8月21日に99万8800円で発売されたホンダCB400SF Eクラッチ。新開発の399ccエンジンは58psを発生する。そのサーキットポテンシャルはいかに?

以前Webikeプラスでインタビューした、CB400SFの開発責任者・中村拓郎さん(左)と、開発責任者代行の橋本貴明さん。彼ら、もしくは彼らに近しい開発陣が鉄馬に参戦する?!

“ファクトリーチューン”の内容にも注目

ちなみにホンダから提供された3枚の写真を見ると、フロントフォークは減衰力調整付きとされ、リヤショックも変更。ハンドル変更やステアリングダンパー追加なども見て取れる(タイヤはレインタイヤだ)。その詳細な改造内容はもちろん、新CB400SFを熟知した開発チームが手掛けた、サーキットでのポテンシャルにも注目が集まる。

ちなみに昨年はモリワキがCB1000Fをフルチューンし、元MotoGPライダーで、現在はホンダ社員の宇川徹選手をライダーとして参戦。コースレコードを樹立しぶっちぎりで優勝している。「ひょっとしたら今年も宇川選手で…」と勘ぐってしまうが、今回はそういうことはない、とのことだ。

ホンダ提供の写真1枚目。セパレートハンドルは車体右側のステアリングダンパーが見える。

CB400SFの純正フォークは減衰調整なしだが、レース車は調整付きに。車両背景のモザイクがなんとも思わせぶり…。

リヤショックの油圧プリロード機構やチラリと見える削り出しのステップバー、純正とは取り回しの異なるマフラーなども確認できる。なぜかタイヤがレインタイヤなのが、これまた思わせぶり…。

昨年秋の鉄馬に参戦したモリワキCB1000F&宇川徹選手。鉄馬の最速クラス・アイアンエキスパートでコースレコードという圧勝ぶりだった。(写真:モリワキエンジニアリング)

 

鉄馬 with TSK 決戦の日:https://www.tetsuuma.com/

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