世界GP250cc王者として世界の頂点に立ち、“クールデビル”の愛称でファンを魅了した原田哲也が、今度は監督として鈴鹿8耐の表彰台中央に立った。2026年、NCXX RACING with RIDERS CLUBを率い、ホンダCBR1000RR-Rを駆る長島哲太、亀井雄大、伊達悠太とともにSSTクラス優勝を達成。若手育成から「勝つチーム」へと変わったチームを、原田は豊富な経験と冷静な判断、そしてスタッフを大切にする姿勢でまとめ上げた。現役引退から20年以上を経て、なぜ再びレースの世界へ戻ったのか。そこには、次世代へバイクの魅力とレースの価値を伝えたいという、原田の新たな情熱があった。

■文:佐藤洋美 ■写真:赤松 孝

原田哲也──クールデビルが帰ってきた。鈴鹿8耐SSTクラス優勝に導いた「原田イズム」

原田哲也は1992年に全日本ロードレース選手権250ccクラスでチャンピオンを獲得すると、翌1993年には世界グランプリ(WGP)250ccクラスにフル参戦。デビューイヤーで世界チャンピオンに輝く快挙を成し遂げ、その後もWGPで長年トップライダーとして活躍した。

冷静かつ知的なレース運びと美しいライディングフォームから“クールデビル”の愛称で親しまれ、ヤマハ、アプリリア、ホンダのワークスマシンを駆った、日本を代表するライダーの一人である。
海外生活が長かったこともあり、日本でファンが直接会える機会は決して多くなかった。それでも今なお人気は高く、サーキットではサインを求めるファンの列が絶えない。

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情報提供元 [ WEB Mr.Bike ]

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