ヤマハのポル・タレスとケビン・ギャラスは、2026年7月28日から8月1日にかけてルーマニアで開催された世界最高峰のハードエンデューロレース「レッドブル・ロマニアクス」に参戦。アドベンチャー・アルティメットクラスにおいて、タレスが総合2位、ギャラスが総合4位を獲得し、テネレ700の圧倒的な耐久性と高いポテンシャルを証明した。
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過酷なカルパティア山脈に挑む! テネレ700が軽量マシンを相手に激闘を展開
世界で最も過酷なオフロードレースの一つとして知られる「レッドブル・ロマニアクス」が、ルーマニアのシビウを取り巻くカルパティア山脈で開催された。2026年大会のアドベンチャー・アルティメットクラスには、ヤマハのポル・タレスとケビン・ギャラスが「テネレ700」を駆って参戦した。
レースは7月28日のプロローグから幕を開けた。シビウの市街地に設けられた人工障害物のセクションで、タレスは卓越したエンデューロ技術を披露し総合2位、ギャラスも果敢なライディングで4位につけ、本戦への好スタートを切った。
翌29日から始まった4日間の本戦は、毎日120kmから180kmにおよぶ過酷なルートを走破する過酷な戦いとなった。90台以上がエントリーしたアドベンチャーカテゴリーの中で、タレスは軽量な450ccマシンを相手に一歩も引かない走りを見せた。
タレスは2日目を総合2位で終えると、3日目には見事なステージ優勝を飾った。最終日となる4日目はダストの影響による2度の転倒に見舞われながらも、マシンへのダメージをコントロールして3位でフィニッシュし、最終的に首位とわずか14分差の総合2位に輝いた。
一方、同クラスに初挑戦となったギャラスも、タレスとともにテネレ700の性能を最大限に引き出した。タレスと連携しながら厳しい地形を巧みに走破し、3日目に6位となった以外は安定して4位をキープし、最終的に総合4位で完走を果たした。
「テネレの強さが違いを生んだ」表彰台を獲得したライダーたちのコメント
見事総合2位を獲得したポル・タレスは、「チーム全体を本当に誇りに思う。簡単な1週間ではなかったが、この結果にはとても満足している。最初の2日間はトップに食らいつき、3日目にはステージ優勝を果たすことができた。最終日は転倒でバイクを痛めたが、ライバルをコントロールしてプッシュし続けることができた」と語る。
さらにタレスは、「コースが難しくなればなるほど、テネレ700にとっては有利になる。なぜならこのマシンは決してトラブルを起こさないからだ。そこで他との違いを生み出すことができる。軽量な450ccバイクが混ざる中でも、チーム一丸となって戦い抜くことができた。次のロマニアクスが今から待ちきれない」とマシンの信頼性を称賛した。
総合4位となったケビン・ギャラスは、「チームとして多くのことを学び、ポジティブな収穫がたくさんあった。このクラスはライダーもバイクのセットアップも非常に競争が激しい。その中でチームはパッケージから最大の力を引き出してくれた。ポルと私は素晴らしい連携を見せることができた」と振り返る。
ギャラスは続けて、「ルート上の問題で激しいクラッシュも経験したが、私たちはこのスポーツの素晴らしいアンバサダーになれたと感じている。チームとポルが達成したことを誇りに思うし、来年に向けてこれまで以上にモチベーションが高まっている」と、早くも次戦への意欲を燃やしている。
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