ベルギーで開催されたモトクロス世界選手権(MXGP)フランダースGPで、ホンダ・HRC・ペトロナスのジェフリー・ハーリングスが予選から決勝まで全周回をトップで走りきる完全優勝を果たした。ディープサンドの難コースで圧倒的な強さを見せ、2026年シーズンの選手権リードを104ポイントに広げている。
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ディープサンドの難コース・ロンメルでハーリングスが他を寄せ付けない完全勝利
ベルギーのロンメルで開催されたモトクロス世界選手権(MXGP)フランダースGPにおいて、ホンダ・HRC・ペトロナスのジェフリー・ハーリングスが、週末を通して完璧なパフォーマンスを披露した。
世界で最も過酷なディープサンドコースとして知られるロンメルで、ハーリングスは予選レース、決勝レース1、決勝レース2のすべてを制し、全周回をトップで走行する圧倒的な走りを見せた。
決勝の2レースでは、2位以下にそれぞれ45.4秒差、39.6秒差という大差をつけ、合計1分25秒ものマージンを築いて総合優勝を飾った。
ワークスマシン「CRF450RW」を駆るハーリングスにとって、今季8度目の総合優勝となり、残り5戦(獲得可能最大300ポイント)においてランキング2位との差を104ポイントに拡大し、選手権の主導権を完全に握った。
同チームのトム・ヴィアルは、450ccクラスの経験豊富なサンドスペシャリストたちを相手に粘り強く戦い、5位・3位で総合4位を獲得した。惜しくも総合表彰台には2ポイント届かなかったものの、過酷なコンディションの中で素晴らしいパフォーマンスを発揮した。
また、ルーベン・フェルナンデスは苦手としていたこのコースで大きなミスなく走りきり、7位・6位で総合6位となった。
一方、MX2クラスに参戦したバレリオ・ラタは、ディープサンドの路面に苦しみ9位・11位という結果に終わった。次戦は8月15日から16日にかけて、スウェーデンのウッデバラで開催される。岩の多いハードパック路面が特徴のコースで、各ライダーのさらなる活躍が期待される。
ハーリングスとチームメンバーのコメント
完全優勝を飾ったジェフリー・ハーリングスは、「またしても完璧な週末になった。すべてのレースで全周回をリードできたため、レース展開がかなり楽になり、ペースをコントロールして自分の走りたいラインを選ぶことができた。このコースは本当に好きだし、自分がどれだけ快適に走れていたかが伝わったと思う。チーム全員の努力のおかげで、両レースとも約40秒差で勝てるレベルまで来られた。104ポイントのリードがあるが、まだ仕事は終わっていない」と兜の緒を締めた。
総合4位となったトム・ヴィアルは、「表彰台まであとわずか数ポイント届かなかったが、450ccマシンでここに戻ってきたことを考えれば、とても満足している。本当に世界で最も過酷なコースだし、ここ数年はこうしたコンディションでほとんど練習していなかった。その中での総合4位、レース2での3位という結果は素晴らしいものだ」と手応えを語った。
総合6位のルーベン・フェルナンデスは、「総合6位という結果は悪くない。表彰台争いには届かなかったが、週末を通して一度も転倒しなかったことは誇りに思う。これほど難しいコースでも速さと安定感を示せた。この先は自分にとって相性の良いコースが続くので楽しみだ」と前を向いた。
チームマネージャーのマーカス・ペレイラ・デ・フレイタスは、「このコースは常に非常に厳しく、今回は高い気温がさらに難しさを増していた。それでもジェフリーは圧倒的な走りを見せ、トムも素晴らしい走りで総合4位に入った。ルーベンも大きく成長し、以前よりも落ち着いた走りを見せてくれた。チーム全体として非常に成功した週末だった」と総括した。
HRC公式Instagram:https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/
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