2026年7月5日に開催された第47回鈴鹿8時間耐久ロードレースにおいて、ヨシムラSERT Motulは6位でフィニッシュした。天候不順やセーフティカー介入、ペナルティといった過酷な状況下で貴重なポイントを獲得し、暫定ランキング3位で最終戦ボルドールへ挑む。
悪天候とセーフティカーに翻弄された決勝レース
今年の鈴鹿8耐は、不安定な天候と度重なるアクシデントにより、全50チームにとって非常に過酷な一戦となった。8番グリッドからスタートしたグレッグ・ブラック選手は、ウェットコンディションの中でホールショットを奪う好スタートを見せ、序盤はトップグループでレースを展開した。
しかし、レース中盤にかけて複数のクラッシュによりセーフティカーが度々導入され、先頭集団との差を縮める機会が制限された。さらに、給油手順に関する違反で10秒間のストップ&ゴーペナルティを科されるという不運も重なり、チームは厳しい戦いを強いられることとなった。
レース終盤には再び激しい雨に見舞われ、セーフティカーが導入されるなど波乱の展開が続いた。チームは最後まで諦めずに走行を続け、186周を走り切り6位でチェッカーフラッグを受けた。
タイトル獲得を目指し最終戦ボルドールへ
今回の結果により、ヨシムラSERT Motulは選手権ポイントを84点とし、暫定ランキング3位で最終戦を迎えることとなった。チームディレクターの加藤陽平氏は、事前テストの手応えから表彰台を狙っていただけに悔しさを滲ませつつも、今回の経験を分析し、最終戦でさらに強くなって戻る決意を語った。
チームマネージャーのダミアン・ソルニエ氏も、セーフティカーのタイミングによる不運を悔やみつつも、メカニックの献身的な修復作業やライダーの粘り強い走りを称賛した。タイトル争いはまだ続いており、チーム一丸となって万全の準備を進める方針だ。
2026年FIM世界耐久選手権(EWC)の最終戦となる第89回ボルドール24時間耐久ロードレースは、9月17日から20日にかけてフランスのポールリカールサーキットで開催される。
ヨシムラジャパン/公式サイト:https://www.yoshimura-jp.com/
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