2026年7月5日に開催されたFIM世界耐久選手権(EWC)第3戦「鈴鹿8時間耐久ロードレース」において、BMW Motorrad World Endurance Teamが3位に入賞した。鈴鹿8耐の長い歴史の中で、欧州メーカーが表彰台に上がるのは今回が初めてとなる。
過酷なコンディションを制したM 1000 RR
決勝レースは、激しい雨と路面状況の変化が繰り返される非常に困難なコンディションで行われた。BMW Motorradのファクトリーチームである#37 BMW M1000RRを駆るマイケル・ファン・デル・マーク、マルクス・ライターベルガー、スティーブン・オデンダールの3選手は、冷静かつ安定した走りを披露した。
レース終盤には激しい降雨によりセーフティカーが導入される場面もあったが、チームは完璧なピットワークと戦略で対応。8時間にわたる死闘の末、見事に3位でチェッカーを受け、欧州メーカーとして史上初の表彰台という歴史的な記録を打ち立てた。
チームとライダーが語る歴史的達成の喜び
BMW Motorradのマルクス・フラッシュ代表は、「鈴鹿は日本のメーカーにとって最も重要なイベントであり、MotoGPやスーパーバイク世界選手権のスター選手が集う場所だ。その中で我々が表彰台に立てたことを誇りに思う」とチームの健闘を称えた。また、ライダー陣も長年の努力が報われた喜びを語り、次戦のボルドール24時間耐久レースに向けた意欲を見せている。
なお、本レースではTeam Étoileがスーパーストッククラスで2位に入るなど、BMW M1000RRのポテンシャルの高さが証明された。BMW Motorrad World Endurance Teamは、今回の結果により世界選手権ランキングでも上位との差を詰め、チャンピオン獲得に向けてシーズン最終戦へ挑む。
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