有限会社名古屋工芸は、2026年7月3日から5日に開催される「鈴鹿8時間耐久ロードレース」において、Honda Tochigi Racingの参戦車両に自動車廃材を再資源化した3Dプリント部品を提供すると発表した。時速300km級の過酷なレース環境で、廃材活用の可能性を検証する。
自動車ヘッドランプの廃材をゼッケンプレートへ再生
今回の取り組みは、車両のヘッドランプから排出された樹脂廃材を、3Dプリンター用の材料として再資源化することで実現した。名古屋工芸は、裁断から粉砕、そして3Dプリントによる造形までを一貫して自社で手がけている。
製作された部品は、Honda Tochigi Racingの車両にゼッケンプレートとして装着される。同チームは本田技研工業の栃木地区で四輪開発や生産技術開発に携わる従業員で構成されており、モータースポーツという極限環境を通じて、リサイクル材料の耐久性と実用性を検証する狙いだ。
最新鋭の3Dプリント技術でレース車両の部品を製造
造形には、名古屋工芸が代理店を務めるPRUSA RESEARCH社製の「Prusa Pro HT90」が使用された。同社は100台を超える3Dプリンターを保有するファームを運営しており、試作から量産まで対応可能な体制を整えている。
廃材がレース車両の部品へと生まれ変わる過程は、公式YouTubeチャンネルにて動画公開されている。持続可能なものづくりへの挑戦として、今後の展開が注目される。
有限会社名古屋工芸/MIRROR FARM:https://mirrorfarm.nagoyakogei.jp/

廃材が鈴鹿8耐を走るまでを動画で紹介 https://youtu.be/Ba-ZWmgwWWU
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