2026年7月5日に決勝を迎える「鈴鹿8耐」は、酷暑対策として開催時期を7月上旬へ前倒しして実施される。現在4連覇中のHonda HRCをはじめ、国内外の強豪チームが参戦する。今回は開催が目前に迫った同レースにおけるHonda勢のプレビューをお届けする。
絶対王者Honda HRCの挑戦と急きょ決定した新体制
鈴鹿8耐で通算31勝を誇るHondaは、現在4連覇中のファクトリーチーム「Honda HRC」で前人未到の5連覇に挑む。ライダーには鈴鹿8耐最多の通算7勝を記録している高橋巧、スーパーバイク世界選手権(WSBK)で6度の王者に輝いたジョナサン・レイ、そしてWSBKで活躍中のソムキアット・チャントラが名を連ねる。
当初メンバー入りしていたヨハン・ザルコは、MotoGP第6戦での負傷により欠場を余儀なくされた。代役として選ばれたチャントラは、各カテゴリーでHondaライダーとして経験を積み、プライベートテストでも好走を見せている。アクシデントを乗り越え、新たな体制で偉業達成を目指す。
EWCフル参戦チームや名門が狙う表彰台の頂点
鈴鹿に本拠を置く「F.C.C. TSR Honda France」は、EWC(世界耐久選手権)フル参戦チームとして世界チャンピオンの経験を持つ。今季はアラン・テシェ、コロンタン・ペロラーリ、ジョン・マクフィーの3名で臨み、事前テストでトップクラスのタイムを記録するなど準備は万全だ。
また、全日本ロードレース選手権(JRR)の名門「SDG Team HARC-PRO. Honda」は、國井勇輝、名越哲平、阿部恵斗の3名でエントリー。昨年4位の悔しさを胸に、悲願の表彰台と優勝を狙う。さらに、アジア地域の若手育成を担う「Honda Asia-Dream Racing with Astemo」や、伊藤真一監督率いる「Astemo Pro Honda SI Racing」など、多彩なチームが熱戦を繰り広げる。
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