ロードレース世界選手権(MotoGP)Moto2クラス第9戦決勝がチェコ共和国のブルノ・サーキットで行われ、IDEMITSU Honda Team Asiaの古里太陽とジェイコブ・ロールストーンが、酷暑に見舞われた過酷なレースに挑んだ。古里は14位でフィニッシュし、ポイントを獲得した。

古里太陽、ブルノでさらなる成長を示し2ポイント獲得

 

IDEMITSU Honda Team Asiaの古里太陽は、体力的にも厳しい18周のMoto2レースを最後まで戦い抜き、Moto2マシンへの適応とさらなる成長を示した。レースのほとんどをポイント圏内に近いポジションで戦い、最終的に14位でフィニッシュ。ハンガリーGPで初ポイントを獲得した古里は、今大会で新たに2ポイントを獲得し、自身の成長とチームとの前進を証明した。

古里は「今日はポジティブな一日になり、今シーズンこれまでで一番のレースウィークだったかもしれません。バイクのフィーリングはよく、チームとともに週末を通してうまく取り組んでこられたと思います。レースは暑さの影響もあって簡単にはいきませんでした。序盤でポジションを落としてしまいましたが、諦めずにプッシュし続けてレース中に巻き返すことができました。他のライダーたちと互角に戦えていたので、ポジティブな手応えを感じました。もちろんより上位を目指せていたと思いますが、着実に進歩できていることに満足しています。週末ごとにより力をつけてこられているので、これは正しい方向に進めている証です。次戦でさらに成長できるように、今後も取り組んでいきます。」とコメントしている。

チームマネージャーの青山博一氏も「古里選手は14位まで巻き返し、ロールストーン選手は24位でフィニッシュすると、二人とも成長を示す結果となりました。もし序盤でそこまでポジションを落としていなければ、レース中はとても僅差で戦えていたため、結果はより上位を目指せていたかもしれません。一番重要な成果は、二人とも成長を続けており、次戦に向けてよい流れが作れていることです。全体的に正しい方向に進めていると感じています。」と、両ライダーの成長を評価している。

ジェイコブ・ロールストーン、経験を積み次戦へ繋ぐ

一方、ジェイコブ・ロールストーンは、今週末も新たな経験を積んだ。Moto2のバイクと戦い方への適応を進め、24位でフィニッシュした。序盤でいくつかポジションを落としてしまったロールストーンだったが、集中力を切らさず前を走るライダーたちとの差を着実に縮めていった。

ロールストーンは「今回も貴重な学びの一戦になりました。序盤にポジションを落としてしまったため、追い上げを強いられる苦しい展開になりましたが、バイクやレースのコントロールの仕方をより理解しようと、諦めずに戦いました。タイヤのことやMoto2でのバイクの乗り方などセッションごとに学びながら、週末を通してフィーリングを改善していきました。ギャップは徐々に縮められてきていますし、チームとともに前進できていると感じています。まだ課題はありますが、今日のようなレースは経験を積むのに必要です。今後のレースに向けてさらに前進するために、今週末のポジティブな収穫を活かして今後も取り組んでいきます。」と、レースを振り返った。

青山博一氏も「古里選手、ロールストーン選手ともに接戦の中で、いくつかポジションを落としてしまいました。古里選手は他のライダーとの接触、ロールストーン選手はスタート時で後退したため、二人とも追い上げを強いられる展開となりました。」とレース序盤の状況を説明しつつ、「スポンサー、サポーターの皆様、そして力を尽くしてくれたチームスタッフの皆に感謝しています。次戦のオランダGPも楽しみです。」と、次戦への意気込みを語った。

休む間もなく、ライダーたちは次戦オランダGPに向けて準備を進める。来週は伝統的なTTサーキット・アッセンにて今シーズン第10戦が開催される。

HRC:https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/

 

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