スーパーバイク世界選手権(WSBK)第7戦の最終レースがミサノ・ワールド・サーキットで行われ、Honda HRCのソムキアット・チャントラがレース2で13位に入り、今季自己最高成績を記録した。ライアン・ビッカースは転倒しながらも完走を果たし、粘り強さを見せた。

チャントラ、安定したペースで今季最高位をマーク

スーパーバイク世界選手権(WSBK)第7戦の最終2レースが、ミサノ・ワールド・サーキット「マルコ・シモンチェリ」で開催された。Honda HRCのソムキアット・チャントラは、レース2で13位を獲得し、今季自己最高成績を記録した。土曜日の予選結果により、両ライダーは午前中のスーパーポールレースを7列目からスタート。チャントラは序盤にポジションを落とすも、力強い追い上げを見せ15位でフィニッシュした。

21周で争われたレース2は、土曜日と同様に非常に厳しい暑さの中で行われた。7列目からスタートしたチャントラは、17位から順位を上げ14位まで浮上。6台による集団の中で集中力を保ち、非常に安定したペースを維持した。終盤にはさらにひとつ順位を上げ、今季自己最高となる13位でレースを終えた。

チャントラは「いくつか変更を加えたことで、バイクのセットアップを改善することができた。フィーリングが向上し、とくにコーナー進入でよりプッシュできるようになりました。レース2では集団についていきながらポジションを維持することを目標にしましたが、終盤になるとフロントのフィーリングが徐々に低下し、少し苦しみ始めました。路面温度が非常に高く、このコースには長いコーナーが多いため、フロントタイヤの摩耗が進み、それ以上プッシュすることができませんでした。最終的にはポジションを守って完走することを選びました。」とコメントしている。

ビッカース、転倒から復帰し粘り強さを示す

代役参戦のライアン・ビッカースは、スーパーポールレースで好スタートを切り、序盤からポジションを上げる。アクシデントもあり17番手まで浮上し、チームメイトのチャントラのすぐ後方につけ、そのまま17位でフィニッシュした。

レース2では、チームメイトの後方につけていたビッカースだったが、第4コーナーでの転倒により追い上げが阻まれた。それでも彼は最後尾ながらレースに復帰し、粘り強い走りで最後まで走り切り、18位でフィニッシュした。

ビッカースは「ミサノでのラウンドを終えましたが、全体としてはバイクに関して前進することができたと思います。FP3での大きなクラッシュは痛手でしたし、その後マシン変更や、残りのレース期間中に対処しなければならない問題もいくつかありました。それでも、多くのことを学ぶことができました。残念ながらレースでは昨日とよく似た小さな転倒を喫しましたが、レースに復帰して完走することができましたし、ラップタイムもかなり安定していました。」と振り返っている。

ファクトリーチームは今後、7月10日から12日にかけてドニントン・パークで開催されるWSBK第8戦に向けて準備を進める。

HRC:https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/

#35 ソムキアット・チャントラ選手

#17 ライアン・ビッカース選手

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