2026年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦SUPERBIKE RACE IN KYUSHUが、大分県オートポリスで開催された。ST600クラスでは小山知良選手が激しいバトルを制し、4年ぶりの優勝を飾った。J-GP3クラスでは岡崎静夏選手が3位に入賞した。
好天に恵まれたレースウィーク、各クラスで熱戦展開
2026年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦SUPERBIKE RACE IN KYUSHUが、5月30日・31日に大分県オートポリスで開催された。幸いにも好天に恵まれ、全クラスでレースが行われた。
ST600クラスの小山知良選手は、前週のテストでドライコンディションでの走行が限られたため、スポーツ走行でマシンのセットアップを進めた。J-GP3クラスの若松怜選手、岡崎静夏選手も同様に走行を重ね、レースウィークに臨んだ。
レースウィークに入ると気温が上昇し、路面温度も高くなった。このコンディションに合わせながらマシンセットを進めた結果、小山選手は予選7番手、若松選手は3番手、岡崎選手は10番手で初日を終えた。
公式予選では、ST600クラスの小山選手が5番手、J-GP3クラスの若松選手が4番手、岡崎選手が8番手と、それぞれセカンドロウ、フォースロウからのスタートとなった。
ST600 小山知良が執念の逆転V!J-GP3 岡崎静夏は3位、若松怜は転倒リタイア
決勝日、J-GP3クラスでは若松選手が好スタートで3番手に浮上するも、4周目の第3セクターでオーバースピードからの転倒によりリタイア。一方、岡崎選手は序盤14番手まで順位を落とすが、粘り強い走りで追い上げ、最終ラップで4番手に。レース後の裁定により3位表彰台を獲得した。
ST600クラス決勝は、スタート直前のエンジンストールによりウォームアップ走行がやり直しとなり、レース周回数は14周に短縮された。2列目から好スタートを切った小山選手は、序盤にトップに浮上。レース終盤、ライバルのアタックで一時ポジションを落とすも、最終ラップで怒涛の追い上げを見せ、トップでチェッカーを受けた。2022年以来、約4年ぶりの優勝となった。
ST600クラス優勝の小山選手は、「本当に長かったですが、ようやく勝つことができました。血液の病気や大ケガなど多くの困難を経験しましたが、ようやく結果を出すことができて本当にうれしいです。この勝利は、いつも支えてくれた妻や家族、そして応援してくださる皆さまのおかげです」と喜びを語った。
J-GP3クラス3位の岡崎選手は、「グランドスタンドで応援してくださる皆さまの姿が見えていたので、最後まで諦めずに走り続けることができました。結果は繰り上がりでの3位となりましたが、多くのご声援に感謝しています。次戦の筑波ではさらにレベルアップした走りをお見せします」とコメント。
J-GP3クラスで転倒リタイアとなった若松選手は、「原因は明確になっているので、今回の反省をしっかり次戦に生かしていきたい。まだシーズンは始まったばかりです。これからも最後まで攻め続ける姿勢を貫き、皆さまに熱いレースをお見せできるよう全力で戦います」と次戦への意気込みを語った。
手島雄介監督は、「小山知良選手が見事な復活を遂げ、優勝を果たしました。この優勝の喜びを、明日誰かを救ったり、誰かのためになったり、エネルギーへと変えていくことが大切だと思っています」とコメントした。
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