2026年シーズン、ニッコロ・ブレガ(Aruba.it Racing - Ducati)の快進撃が止まらない。母国イタリアのミサノ・ワールド・サーキット「マルコ・シモンチェリ」で、ワールドスーパーバイク(WorldSBK)初優勝を遂げたブーレガは、さらにシーズン最多ハットトリック記録を更新。7度の週末3冠達成という偉業を成し遂げた。
ミサノでの完璧な週末:記録ずくめの勝利
土曜日に行われたスーパーポールセッションでは、1分31秒343というコースレコードを叩き出しポールポジションを獲得。レース1でも、毎ラップごとにギャップを広げ、完璧なレース展開を見せた。ドゥカティCEOのクラウディオ・ドメニカリ氏も観戦に訪れる中、ブレガはホームラウンドでの期待に応える走りを見せた。
日曜日に行われたレース2では、チームメイトのイケル・レクオナ(Aruba.it Racing - Ducati)が序盤、ブレガに迫る場面もあったが、ブレガの圧倒的なペースの前には及ばなかった。レース中盤には1秒以上の差をつけ、そのままトップでフィニッシュ。シーズン21勝目を飾り、自身の持つ記録をさらに更新し続けた。
ブレガ「キャリアで最高の週末」:地元ファンへの感謝
「ここに住んでいるので、さらに特別な週末になった」とブレガは語る。モンテッキオ・エミリアから約200kmの距離にあるミサノは、ブレガにとってまさにホーム。これまでトプラック・ラズガットリオグルの活躍もあり、この地で表彰台に立つことは叶わなかったが、今回ついに悲願を達成した。この週末は、自身のWorldSBKキャリアにおける最高の週末だったと振り返る。
「記録は意識していない」と公言するブレガだが、今シーズンはすでに最多連続優勝、最多連続表彰台記録を樹立。今回のミサノでの3勝により、シーズン7度のハットトリック達成という新記録を樹立し、イタリア人ライダーとしての最多表彰台記録も更新した。この記録更新について「記録を破るのは素晴らしいことだ。あまり考えすぎないようにしているが、達成できたのはクールだ」と喜びを語った。また、「今日はチームにとっても私にとっても特別な日だ。特別に祝う必要がある」と、勝利をチームと共に祝う姿勢を示した。
「シーズン無敗はほぼ不可能だろう。いつかは負けるだろうが、チャンピオンシップが重要だ。2位や3位でも悪くない」と、冷静にシーズン全体を見据えるブレガ。次戦は7月10日、ドニントンパークでの開催が予定されている。
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