2026年FIM世界耐久選手権(EWC)第2戦スパ8時間耐久ロードレースで、Team KWT(Kawasaki Webike Trickstar)は、目まぐるしく変化する天候やアクシデントを乗り越え、見事総合3位表彰台を獲得した。開幕戦ル・マン24時間耐久ロードレースに続く2戦連続の表彰台獲得となり、チャンピオンシップ争いにおいても重要なポイントを積み重ねることとなった。
■参戦レース:2026 FIM ENDURANCE WORLD CHAMPIONSHIPスパ8時間耐久ロードレース
■サーキット:ベルギー / スパ・フランコルシャンサーキット
■ 開催日:2026年6月5日~6日
■ チーム名:Team Kawasaki Webike Trickstar
■ ゼッケン:#11
■ライダー:ロマン・ラモス / グレゴリー・ルブラン / クリスチャン・ガマリーノ
■結果:予選5位(2分19秒849)/ 決勝 3位(周回数:190、ベストラップ:2分20秒186)
激闘の予選、総合5番グリッドを獲得
2026年FIM世界耐久選手権(EWC)第2戦スパ8時間耐久ロードレースが6月5日、6日にスパ・フランコルシャン(ベルギー)で開催され、Team KWT(Kawasaki Webike Trickstar)が総合3位でフィニッシュし、開幕戦ル・マン24時間耐久ロードレースに続く2戦連続の表彰台を獲得した。
レースウィークはスパ特有の変わりやすい天候に見舞われ、プライベートプラクティスではドライ・ウェット双方の路面状況を経験しながらセットアップを進めることとなった。今季投入された新型「ZX-10RR」はル・マンでの実戦を経てさらに熟成が進み、高速コーナーが連続するスパ・フランコルシャンでも安定したフィーリングを確認。予選では、ロマン・ラモス選手、クリスチャン・ガマリノ選手、グレゴリー・ルブラン選手の3名全員が各グループ4番手タイムを記録し、昨年の予選ベストを1秒以上上回るタイムで総合5番グリッドを獲得した。
波乱の決勝レース、表彰台を守り抜く
決勝レースは、スタートライダーを務めたロマン・ラモス選手が好スタートを切り、序盤から上位陣と互角のペースで周回を重ね、一時は首位に浮上する場面も。最初のピットストップも43秒と速いタイムを記録し、クリスチャン・ガマリノ選手へライダーチェンジ。ガマリノ選手はYARTとの激しい2位争いを展開し、トップグループの一角として存在感を示した。
しかし、レース中盤に小雨が降り始め、路面状況が刻々と変化。タイヤ選択が難しい状況にとなった。4回目のピットストップで雨用タイヤへ交換したものの、その直後に転倒が発生。幸いライダーに怪我はありませんでしたが、マシンが損傷。メカニックの迅速な修復作業により、グレゴリー・ルブラン選手が3番手のままコースへ復帰。表彰台争いに踏みとどまった。
その後も天候は安定せず、ウェットとスリックタイヤを交換する状況が続く中、チームは状況を冷静に見極め対応。度重なるタイヤ交換で貴重な時間を失いながらも3番手を維持し続けた。レース終盤には燃料戦略のため最後の給油を行ったが、ロマン・ラモス選手は3番手のままチェッカーフラッグを受けた。
ロマン・ラモス選手は「とても嬉しい。本当に今回は嬉しい。スパ8時間耐久ロードレースで表彰台に上がることができたのは、私たちにとって素晴らしい結果です。決勝は天候が目まぐるしく変化し、とても難しいレースになりました。このような厳しいコンディションの中で表彰台を獲得できたことを嬉しく思います。」とコメント。
クリスチャン・ガマリノ選手は「正直なところ、この表彰台は予想以上の結果でした。しかし今年は、チームが素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、マシンは大きく進化しました。」と語った。
グレゴリー・ルブラン選手も「正直、とても嬉しい。チームにとって素晴らしいレースになりました。」と喜びを語る。
鶴田竜二チームマネージャーは「この厳しいスパ8時間耐久ロードレースでも3位表彰台を獲得し、2戦連続で結果を残すことができたことを大変嬉しく思います。」と述べ、次戦「鈴鹿8時間耐久ロードレース」での勝利へ意欲を示した。
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