イタリア人ライダー、アンドレア・ヴェローナが、EnduroGP世界選手権第3戦フィンランドGPで目覚ましい活躍を見せた。Red Bull KTM Factory Racingのアンバサダーであるヴェローナは、KTM移籍後初となる総合優勝を飾り、Enduro2クラスでも勝利を重ね、2026年シーズンを盛り上げている。

土曜日:KTM移籍後、待望の総合初優勝!

2026年FIM EnduroGP世界選手権の第3戦が、フィンランドのユネスコ世界ジオパーク、サルパウッセルカで開催された。金曜夜の雨中のスーパーテストに続き、土曜日は晴天と涼しい気温のもとでレースがスタート。ランキング首位を争うチームメイト、ジョセップ・ガルシアとアンドレア・ヴェローナが火花を散らした。

序盤はガルシアがリードを奪うも、ヴェローナは諦めない。最終盤のポリスポート・エクストリームテストで最速タイムを記録し、ガルシアとの差をわずか0.36秒まで縮めた。続くテストでも差は詰まり、最後のクロステストを前に、その差はわずか0.23秒。この決戦テストでヴェローナは、ガルシアを0.85秒差で逆転し、劇的な勝利を収めた。この勝利は、KTM移籍後、そして今シーズン初となる総合優勝だった。

「今日の勝利は本当に嬉しい。EnduroGPでの今シーズン初優勝であり、KTMでの初優勝でもある。一日中ジョセップとの激しい戦いだった。前半は彼が少し速かったが、後半は自分のリズムとフローを見つけ、勝つことができた」とヴェローナはコメント。この総合優勝に加え、Enduro2クラスでも4度目の優勝を果たし、2位のピションに48秒差をつけた。

日曜日:ガルシアが雪辱、ヴェローナはEnduro2クラス連勝

2日目は、前日の走行で荒れたフィンランド特有の砂地が、さらにデコボコで予測不能なコースへと変化。ガルシアは前日の雪辱を期してアグレッシブに走行し、ヴェローナも応戦。終盤まで勝利のチャンスが残る激しい展開となった。

最終的にガルシアがヴェローナを1.31秒差で僅かに上回り勝利したが、ヴェローナは2位でフィニッシュ。この結果、Enduro2クラスでは5度目の優勝を飾り、2026年シーズンでもその強さを見せつけた。世界選手権総合では、ガルシアが112ポイントでトップ、ヴェローナが101ポイントで2位につけており、2人のタイトル争いがシーズンを通して繰り広げられるだろう。

次戦は6月12~14日、19~21日にポルトガルで開催されるGP。ヴェローナは、チームメイトとのポイント差をさらに縮めるべく、ポルトガルでの勝利を目指す。

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